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感想「楊令伝」2

「楊令伝」2 北方謙三 集英社文庫
オリジナルの水滸伝の後ろの方では重要な出来事だと聞いてる、方臘の乱の主催者・方臘が登場して、これがしばらく大暴れするのかな、という印象。彼は話が先に進むにつれて、どんどん底知れない人物になっていく。梁山泊は、まだ力不足で、表立って宋とやり合うレベルまで来ていないので、そこを繋ぐセットアッパーみたいな感じかな。
あと、楊令を語るにしても、方臘にしても、青蓮寺の皆さんも、国とは何かという視点が強くなっているのを感じる。そこが「楊令伝」のテーマだというようなことを、著者も言っているようなので。前作以上に、単純な梁山泊対宋という構図にはならなそうだ。

北上次郎の解説は、例によって、余計なこと(ネタばれとか)を書いてそうな気配がしたので無視した。油断ならないんだよな。しかも、悪いと思ってないから、タチが悪い。まあ、思想が違うと割り切って、読まなければ済むことではある。
(2011.8.15)

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