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感想「楊令伝」7

「楊令伝」7 北方謙三 集英社文庫
梁山泊と宋の本格的なぶつかり合いが始まった巻で、割とあっさり入ったなという感じ。もう少し、前の巻までの展開を引きずったりするのかと思っていた。
何人かの登場人物がこの戦いはそんなに長くは続かないと言ってる割に、作家はむしろ先を急いでいるような印象もある。韓伯竜と韓世忠の関係なんか、あっさり流してるし(この後、また生きてくるんだろうが)、早くも双方で大物が戦死しているし。
まだ残りの巻数は結構あるんだが、梁山泊と宋が激突して、梁山泊が負けて終わりという、あっさりした終わり方じゃなく、その後も引っ張る展開があるのかな。まあ、そうなるための布石は確かに、あちこちに置かれているわけだが。この戦いだけで終わってしまったら、李富の出番なんかないままで終わってしまいそうだ。
にしても、これから次々戦死者が出て、しんどい話になっていくわけだな。
(2011.12.23)

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