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感想「ミスジャッジ」

「ミスジャッジ」 堂場瞬一 実業之日本社文庫
大リーグを舞台にした小説で、主人公は大リーグ移籍した日本人の投手。そこに、大リーグ昇格を果たした、彼と因縁のある日本人の審判が絡んで、「ミスジャッジ」が起きる。
主人公も審判も、かなりイヤな奴なので、地の部分はあんまり面白くなかった。誰がどうなっても、どうでもええわ、という感じで。
でも、野球に関する部分は、よく書き込まれている。所詮、日本人が書いた大リーグだから、どこまでリアリティがあるんだか、という気はしたけれど、それらしさは感じられるし、小説なんだから、それで十分かな。球場の描き方や試合の組み立て、そういう部分の細かい描写は納得のいくものだった。「野球」を描いた小説としては、悪くない出来だと思う。

ところで、殺人が7年で時効という話が出てくるが、このケースは犯人が国外に出てるから、時効は停止なんじゃないんだろうか。ミステリじゃないし、ストーリー上、そんなに意味がある要素でもないから、いいけどね。
(2011.12.6)

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