感想「ヴェニスを見て死ね」
「ヴェニスを見て死ね」 木村二郎 創元推理文庫
ジョー・ヴェニスもの短篇集。読んだ覚えのある作品がかなり多い(全部?)。元になっている94年に出た単行本は買ってないはずなんで、「ミステリマガジン」に掲載された時に読んだ記憶だろう。当時はまだ買っていたはずだから。そっちで読んでるから、と思って、単行本を買わなかったような記憶もうっすら。
木村二郎はファンだけど、翻訳の文章は硬いなとずっと思っていて、この文章で小説かあ、ということを当時思っていた。今読むと、硬さはあるが、昔思っていたほど不自然ではないかな。手を入れているのかな。
プロット的には、先が読める話が多い。読んだことがあるから当たり前という以前に、初読の時もそう思った覚えがある。適当な所から結末を引っ張り出さずに、ちゃんと書いている、ということではあるけどね。
こういうタッチの私立探偵小説は、懐かしい感じがする。
(2011.12.26)
| 固定リンク
「小説」カテゴリの記事
- エラリー・クイーン関連書(2009.10.21)
- 北方謙三リスト(2010.08.28)
- 2011年に読んだ本(2011.12.31)
- 感想「予期せぬ来訪者」(2011.12.31)
- 感想「ヴェニスを見て死ね」(2011.12.31)





コメント