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感想「楊令伝」14

「楊令伝」14 北方謙三 集英社文庫
全15巻のラス前。
最後の戦いが始まったので、このまま最終巻へなだれ込んでいくのかと思いきや、この巻のうちに既にある程度ケリがついてしまった。15巻はエピローグみたいな形になるのか。この状態から、どういう風に「岳飛伝」へつなぐのか、興味をそそられる。
梁山泊を中心にした戦いの場面が、かなりの分量を占めるので、最近の巻で目立っていた、思想的な鬱屈した要素は少なくて(というより、登場人物がそれぞれの立場で、迷いを割り切ったという所もある)、どっちかというと「水滸伝」以来の長い付き合いだった登場人物に、別れを告げてくような場面が多かった。彼らは「岳飛伝」までは連れて行ってもらえないんだ、という感じ。それでもまだ何人かは生き残っているし、彼らは15巻ではどうなるのかな、と思う。
それにしても戦いの描き方が淡白になったな。意図的に「水滸伝」と変えているのか、著者の作風が変わったのか。
(2012.7.30)

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