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感想 「楊令伝」15

「楊令伝」15 北方謙三 集英社文庫
最終巻。
前の巻で、おおむね戦闘はケリがついたのかなと思っていたら、南宋も結構しぶとく、激しい戦いは続いて死人も次々出る。ああ、彼も死んじゃうんだ、みたいな人物もいくらか。ちょっとさびしかったりする。
しかも洪水は来るわ、今まで引かれていた伏線は発動するわ、艱難辛苦が次々、梁山泊に向かってくるが、それを全部乗り越えて、さあ、という所で…。
まあ、これ以上の終わり方は、ちょっと考えられないだろう。鮮やかだ。ちょっと「武王の門」を思わせるが。
それにしても、続編ありきの話になってしまっているので、最終巻の位置付けが難しいかなと思っていたが、うまくまとめたのは、さすがに北方。

で、最後の最後にとことん追いつめられた岳飛を、次の中心人物として新たなシリーズが始まるわけだ。ここまで追いつめられたのをバネにして乗り越えるのなら、とんでもない英雄になりそうだが、そういう話なんだろうか。それは読んでのお楽しみか。

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感想 「世界の陰謀論を読み解く」

「世界の陰謀論を読み解く」 辻隆太朗 講談社現代新書
5月に読んで、読み放しになっていた。

これに先行して「謀略史観」という本を読んでいたが、多分この本と勘違いしていた。本書はユダヤ人とかフリーメーソンとかイルミナティとか、トンデモ陰謀話によく登場するネタを解説しているが、「謀略史観」の時、こういう内容だと思って読んでいたから、なんか違うな、おかしいなと思ってしまった(^^;)。似たようなタイトルの本が同じ時期に出たから…。

フリーメーソンやイルミナティという名前しか知らないような組織のことや、カルトに関するいろいろな知識について、知ることが出来たのは良かった。

また、謀略論が生まれて、受け入れられていく過程が解説されているが、たいていの謀略論は(対立しあう主張であっても)構成するパーツは同じという部分が、目新しかった。要は、何が黒幕だろうが、話に整合が取れていなかろうが、うまくいかないことを誰かのせいに出来ればいいというのが謀略論の根幹にある、ということなんだろう。
謀略があると思い込んじゃってる人間は思わせとけば、というわけにも、いかないようだ。謀略論が広まることで、いろんな問題が生まれているし、オウム真理教の一連の事件も、そういう流れの一つとして捉えられるわけだから。
ただ、問題はどこまでがトンデモな謀略論で、どこからが現実なのかが、とても見えにくいことだ。それこそ、原発をめぐる色んな動きを見ていても、常識で考えたらそんなことはありえなそうと思えることが、事実だったりする。自分が思い込んでることが、既に謀略論の一部だということだって、十分ありうる。
著者も、見分けることの難しさは分かっているから、あんまり歯切れのいい結びにはなっていない。自分が信じたい情報、信じやすい情報に出会った時に、立ち止まって、それを疑ってみること、自分の判断が正しいかどうかを常に考えてみること、というのが結論のようなもので、それは自分が謀略論に取り込まれないための自衛策としては、ある程度有効だと思うけれども、世の中に広まった謀略論を何とかするという観点からは、あまり役に立たない気がする。
(2012.5.15)

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感想 「単一民族神話の起源」

「単一民族神話の起源」 小熊英二 新曜社
明治以来、日本人は単一民族だという考え方が広まった、と言われることが多いが、太平洋戦争前は台湾や朝鮮も含んで、単一民族国家ではありえなかったことを考えると、実際はどうなんだろうか、という所から始まって、日本人の起源に関する論説の流れを、明治以降、戦後までたどったもの。出だしの所を読んで、そういや確かにそうだな、考えもしなかったと思って、興味を引かれて読んでみた。

基本的には、やっぱり戦前は複合民族説が主流で、単一民族説は、国内に多民族の大集団が居なくなった戦後に勢力を増したものらしい。もっとも、複合民族と言っても、日本人は日本列島にやってきた複数の民族のいいとこ取りで成立した優れた民族、とか、元々、同じ民族なんだから、日本の領土に含めるのは当り前、とか、そういう都合のいい主張の論拠だったようだが。特に、太平洋戦争に向かっていくにつれて、そういう論理がまかり通ったようだ。単一民族説にしても、日本人の優秀さの論拠として使われるのが最大の用途という感じで、それがいろんな問題を引き起こしているわけだから、どっちがいいとか悪いとかの話ではないということが、よくわかる。
どっちにしても、日本人が他の民族よりも優れているという言い方をされている時、他の民族についての評価は、偏った固定観念の域を出てないように見えることがほとんどだ。

ちなみに戦前から戦中にかけては、日本の政府の公式見解としては朝鮮人は日本人と同じ民族で、混血も奨励されていたようだ。日本人の方が、同じ民族の中でもえらいので、混血することで、レベルを引き上げてやれる、というような立場からの奨励ではあったようだけどね。こんな考え方は、今は日本でもとても受け入れられないだろうけど(いろんな意味で)、そういう時代から100年も経ってないと思うと、「民族」という切り口で、いろんなものをまじめに議論するのが、ひどくばかばかしく感じられる。国の力関係やらなんやらで、「民族」の定義なんて、いくらでも変わる。

最終的に著者は、問題は単一民族か、複合民族かというようなことではなく、民族の起源を神話化して、それにすがることで、他者と向き合おうとしないことであり、大切なのは、神話にとらわれない努力をすることだとまとめている。それは同感出来る。

ちなみに、元々俺は「単一民族説」が嫌いだが、それは、単一民族だから、日本人の中では説明しなくてもわかる、的な言い方をする人間が、俺にはとても納得も理解もできないような主張をしてるのを見過ぎたからだ。そういう、説明しなくても相手に分かって当り前という考え方も、つまり他者と向き合わない姿勢ということだよな。
(2012.8.25)

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セリーグ ヤクルト対広島(8/29)

2012.8.29(水) 18時 神宮
C 0100000000 1
S 000300200X 5
[勝]松井光、[敗]野村

7時に到着。3回裏が始まる所で先頭のミレッジがヒットの場面。中澤と野村の先発だったが、スコア0対1はともかく、そこまで双方残塁の山を築いてたぽく、実際3回裏から見ててもそんな感じ。やたらと時間がかかるタルい試合。
それでも4回裏に2死満塁から上田がライト前に落として2対1逆転。ヒロヤスがツーベースでもう1点。
5回表は中澤がいきなり打たれ、1死2-3塁で松井光介に交代し、松井は0点に抑える好救援。6回は正田がきっちり抑え、7回も山本哲がひやひやさせたが0点。
7回裏、畠山のツーベースを川端がスリーベースで返し、中村のスクイズでもう1点。5対1で7回終了。この時点で9時回ってたし、ミッドウィークなんで撤退したが、そのままのスコアで勝ったようだ。

4回以降は、久々に結構いい攻撃してるのを見れた気がする。これが続けばいいんだけど。
中澤は見た範囲では、いまいちぱっとしなかったが、まああんなもんだろう。松井光介が勝ち投手だそうで。ナイスリリーフだったからね。
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イースタンリーグ 日本ハム対ヤクルト(8/26)

2012.8.26(日) 13時 鎌ヶ谷
S 003302007 15
F 000011110 4
[勝]徳山、[敗]上沢
[H]S:水田(上沢)

今年2度目の鎌ヶ谷。相変わらずイベントてんこ盛りだが、夏休みも終わりという淋しさがどことなく感じられ。

先発はうちが徳山でハムは上沢。
上沢がいい制球で投げていて、苦労するかなと思ったんだけど、3回先頭の西田の三ゴロを今浪がエラーしたのをきっかけに(というか2巡目に入ったからかな)、ヒットが続くようになり、ユウイチの内野ゴロで先制。松井淳、雄平のタイムリーも続いて3点先行。4回も水田のホームランにユウイチの2点タイムリーで6‐0として、上沢をKO。6回にも四球連発の若竹に対して、2死満塁から雄平が2点タイムリー。
徳山は割と評判がいいんだが、自分では多分6月にフューチャーズ戦で見たきりで、その時の印象があまり良くなかったから、どうなんかなと思ってたが、3回までは低めの制球が安定した、いいピッチングをしていた。4回になると球がばらつき始め、5回6回と1失点。それでも大量リードがあるから、と思ってたが、7回に無死2-3塁とした所で交代。課題は長いイニングの安定感? ウーゴは長いイニングもそれなりにまとめて来る印象があるから、支配下登録されたかどうかは、その辺の差なのかな? ただ、悪くないピッチングが出来るピッチャーだということは分かった。
7回は正田がリリーフして1点に抑え、8回も渡辺が西田のミス絡みで1失点はしたものの、無難に抑え、そのまま終わるかなと思ったら、9回表にハムが出してきた運天がめちゃくちゃ。
打者6人に4安打2四球で、1死も取れず榎下に交代。榎下も流れを止められず、今浪の今日2個目のエラーも絡んで、30分も攻撃が続き、この回7点で15‐4。
あとは9回裏をさっさと終わらせて、と思えば、今度は増渕がストライクが入らない。エラーもあったが、四球2つで2死満塁。それでも最後は紺田を三振に取って終了。
9回だけで50分くらいやってた感じで、3時間半の長い試合になっちゃった。

故障明け調整中の慎也がさすがの守備を見せたり、松井淳に復調の気配が見えたり、見所はあったんだが、9回のグダグダで印象が薄れちゃったな(^^;)
でもまあ、勝ち試合を見れたから良かった。鎌ヶ谷での勝ち試合見たのって、かなり久々のような気がする(勘違いかもしれないが)。まあ、平均して、年1度くらいしか行っていないので。
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J1リーグ第23節川崎対名古屋

2012.8.25(土) 19時 等々力陸上競技場
観客 18915人 主審 村上伸次 副審 五十嵐泰之、平野伸一

 川崎フロンターレ 0(0-0)1 名古屋グランパス
           (0-1)

 得点 74分 名古屋・金崎

見に行ってた。

増川とダニエルが出場停止で本職のCBがツリオしかいなくて、アベショーがCBに入る。ジョシュアもダニウソンも居ないし、選手のでかさで勝ってきたチーム?(^^;)としては、すごくヤバい状態。
なので、かなり慎重に試合に入ったようではあったんだけど、ミスパスが多くて危なっかしい序盤。やられるのは時間の問題かと思いきや、川崎もミスが多かった。しかも、川崎のサッカーは、以前と豹変して、パスを回してばっかりの、まるで積極的に攻めて来ないサッカーだった。まだ名古屋の方が、力づくでも攻め込んで、得点を狙いに行く意志が感じられる場面が多かったな。にしても、ピッチレベルが多分かなり蒸し暑かったせいもあるんだろうけど、前半はスローペースで低調な戦い。
後半は双方、いくらかペースアップした結果、きわどい場面が増えたが、決定的な場面で、川崎はミスが目立ったのに比べ、名古屋はゴール前でもよく繋いで、決められないまでも、きわどいシュートまで持ち込むことが多かった印象。でもって30分に金崎が、この試合、何度か見せていた左サイドからの粘り強い切れ込みから、きっちりシュートを決めて先制。
あとは我慢。というか、カウンターからの追加点機は何度か訪れたんだが、もう足が付いて来なかったらしい(^^;)。終盤の川崎の決定機を凌いで、逃げ切り勝ちの後、バタバタ倒れる選手たち。そういやあ、川崎の選手はそうでもなかった気がする。名古屋には珍しい光景だったかな。魂の勝利(^^;)

アベショーはよくやったと思う。ツリオもよくカバーしていたよ。
多分に川崎の低調さに助けられた面はあるにしても、爆敗の直後に、やらなきゃいけない内容の試合が、メンツが落ちまくった中で、よく出来たと思う。やれば出来るじゃん。問題は、こういう時でないとそれが出来んことか…。
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セリーグ ヤクルト対巨人(8/23)

2012.8.23(木) 18時 神宮
G 000400000 4
S 002001000 2
[敗]ロマン、[勝]高木京

普通なら行かないタイミングだったが、貰ったチケがあったので、7時45分くらいに、5回終了後の花火が上がる中、到着。もっとも花火は見えなかった。音と匂いを嗅いだだけ。

スコアは2対4で、3回に先制したのを4回にひっくり返されていた。ただ、安打数を見ると、まるっきり劣勢だし、2点差と思えんほど沈滞した雰囲気。
6回から登板した阿部が良くなくて、速攻で日高に代わったら、悪くない出来で7回まで投げ、8回押本、9回山本哲も好投。
打線は8回に山口から2安打1四球だったんだが、無得点。福地のゲッツーが…。それ以外の見れた回はパーフェクトに抑えられていた。

6回からだと、ほとんど見所のない試合だった。貰ったチケットで良かった。もっとも、1回から見所のない試合だって、(自腹で)いくらでも見てるけど。
それにしても、チームに勢いが感じられない。何もかも、裏目という感じだ。
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イースタンリーグ ヤクルト対巨人(8/19)

2012.8.19(日) 13時 戸田
G 000100400 5
S 100000003 4
[敗]ウーゴ、[勝]小野、[S]一岡
[H]G:小笠原(ウーゴ)

ウーゴと土田の先発。
1回裏に先頭の比屋根がヒット。盗塁と荒木の内野ゴロで3塁へ進み、暴投で生還して先制。さらに死球とエラーで1死1-3塁としたが、野口の右飛が橋本の好返球と捕手(中谷)のブロックで雄平がホームを踏めず、1点止まり。この後、土田の前に5回までランナーも出せず。
ウーゴは2回に無死満塁のピンチを切り抜けたが、4回に大田のヒット、中井のバント崩れの内野安打のあと、エドガーにタイムリーを打たれて同点。後続は断って同点に止めたが、中井が加治前の三ゴロでホームを突いた時のクロスプレーで、捕手福川に暴力行為があったとの判定で退場。ああいう退場は久しぶりに見た。
巨人の投手が6回から小野に代わると、ヒットが出始めたが得点出来ず。で、7回表に球がばらけ始めたウーゴが、2四球1安打で2死満塁にした後、ここまで3打席完封していた小笠原にライトへ運ばれ1対5。ここでウーゴは山岸に交代し、8回まで山岸、9回は小野寺が抑えて9回裏。
巨人は3人目の林イーハウに交代したが、エラーと四球で無死1-2塁。1死2-3塁に代わってタカノリが右中間まっぷたつのスリーベースで2点返す。巨人は投手を一岡に代えるが、又野がライトへ大きい当たり。入ってれば同点だったが…。それでも犠飛で1点差まで迫ったが、そこまで。

ウーゴはよく投げたと思うけれども、あそこを凌がないと、もう一つ上には行けないとは思う。でもまだ先のあるピッチャーだから。一昨日の八木と比べても、現時点ではウーゴの方が可能性を感じる。
又野は、ここひと月くらいに見た試合では毎回思うんだが、6月頃より守備が確実に上手くなってると思う。身体能力自体は高そうなので、守備が安定すれば、化ける可能性もあるんじゃないのかな。そうなってくれれば、今年、数々の驚愕守備に耐えてきた観客も報われるんだが(^^;。期待してる。

試合自体は、負けたとはいえ、最後は盛り上がったし、まあ、悪くなかったかなと。
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感想 「公安は誰をマークしているか」

「公安は誰をマークしているか」 大島真生 新潮新書
何年か前に鈴木邦男の「公安警察の手口」を読んだが、あれが著者の体験を踏まえた批評的な内容だったのに対して、こちらは比較的ニュートラルに公安の全体像を紹介する所に力点がある。
本書の意図としてあとがきに書かれているのは、公安が暴走することに対する危惧と、それを国民がチェックするためには、彼らがどんなことをやっているのを知ることが必要であり、そのための入門書として、本書を書いたということ。
暴走と思える事例をいくつも紹介している所に、その辺の意図は見えるかな。ただし、鈴木がそうした事例をベースに、公安の暴走の危険性を訴えていたのに対して、本書は、あくまでも事例を紹介するだけで、それをどう考えるかは読者次第、という置き方だけれど。
それでも、組織が肥大化した一方、「敵」が縮小したために、保身のために「敵」の対象を広げていく構造の危うさは、本書でも指摘されているし(そもそも、本書のタイトルは、それを意識していると思われる)、その延長に普通の市民が公安のターゲットになるおそろしさも見える。それこそ、普通の市民が参加している反原発運動だって、ターゲットになってるんじゃないかと思うわけで。
本書は鈴木の本に比べると、ずっと公安寄りな立場で書かれた本だと思うけれども、それでも危機感は感じ取れるし、それだけ深刻な問題なんだろうと思う。でも、他人事だと思っちゃう人間が多いんだろうな。

あとは、海外との関係で動く外事について詳しく書かれていた点が、「公安警察の手口」では薄かった部分だったので、興味深かった。
(2012.5.20)

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感想 「古式野球 大リーグへの反論」

「古式野球 大リーグへの反論」 佐山和夫 彩流社
タイトルを見た時は、松山とかで行われているという、袴はいたりしてやる野球のイメージがあったが、中身を見ると、アメリカで起きている、昔の野球(ヴィンテージ・ベースボール)を復活させようとするムーヴメントがテーマだった。その背景には、勝負・商売優先主義の大リーグへの批判があるという。
ちなみに2009年に出た本なので、2012年の現時点で、そういう動きがどうなっているのかはわからないけれども。

実際の所、大リーグには、あんまり興味もないので、そういう問題があると聞いても、そうなの?というくらいで(実際は、全然知らないわけでもないが、そうだよなー、と言えるほど知ってるわけでもない)、あんまり突っ込んで考えるだけの知識がない。一方で、NPBでは、ステロイドみたいな薬物の問題はないと思うし(? 多分)、それ以外の本書で提起されている問題に関しても、ここで書かれているほど酷い事態は起きていない、と思う。それ以外の深刻な問題はあるとしても。
ただ、楽しむための野球という原点への回帰の志には共感するし、確かに大リーグは、そういう野球をするには巨額の金が絡み過ぎているような気がする。NPBよりも大リーグの方が、楽しんでプレーしていると、大リーグびいきのライターが力説したりしているけど、本当かね。まあ、それが本当だとしても、NPBがそういう野球をできないのは、金とは別の理由だよな。そこまで巨額の金は動いていない。NPBでも十分でか過ぎると思うこともあるが。

他に興味深かったのは、アメリカにおける野球の始まりをめぐるいろんなエピソードも紹介されていることと、ジム・バウトンの名前が、ヴィンテージ・ベースボール運動の中心人物の一人として出てきたところ。去年、バウトンが共著者となっている「ストライク・ゾーン」という小説を読んでいた。この人は、そういう人物なんだな、というのが、よくわかった。

日本の「古式野球」とヴィンテージ・ベースボールの対戦は見てみたいな(^^;
(2012.8.15)

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セリーグ ヤクルト対阪神(8/18)

2012.8.18(土) 18時 神宮
T 000000000 0
S 00000100X 1
[勝]館山、[S]バーネット、[敗]メッセンジャー

2日連続神宮。今日もプレイボールから。

先発は館山とメッセンジャー。
館山の立ち上がりが不安定で、今日もまた…、と思ったが、今日は踏ん張れた。初回いきなりの無死1-2塁で、鳥谷をゲッツーに取れたのがでかかった。次第に調子を上げて、3回から6回まではノーヒット。
でも打線が相変わらずしょっぱくて、得点機を点に繋げられない。3番起用の武内も完全にブレーキ。それでも6回に畠山がヒットで出て、川端の犠打で二進、ヒロヤスのセンター前で先制。
7回表、館山が連打されて無死1-2塁になるが、新井の犠打を畠山が3塁へ送って封殺。桧山のヒットで1死満塁になるが、今成、ブラゼルを打ち取って切り抜ける。いけそうな雰囲気になってきた。
7回裏の得点機は、上田のゲッツー、畠山の凡退で物にならず、8回の得点機は館山に打順が回り、代打藤本がセンター前ヒットを打ったが、2塁から突っ込んだヒロヤスが本塁憤死。
9回表はトニーが登板。館山を下げたことが裏目に出なきゃいいがと思ってたが、関本のヒットで1死1塁で、新井を三振ゲッツーに仕留めて試合終了。1対0で勝った。

すげー久しぶりに勝ち試合を見た気がする。ほんとはそこまでのことはないはずだけど。8/8に神宮で勝ち試合を見ているし。
今日の館山は、今年、生で見た中でベスト。準完封なんだから当たり前だが(^_^;)。
しかし、得点機の回数とか考えたら、楽勝してていい試合なんだけどね。相変わらず拙攻で…。とりあえず今日は良かったが、この先も思いやられる。
で、オイオイな場面がなかったとは言えないが、今日は見れる試合だった。よかった。
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J1リーグ第22節名古屋対G大阪

2012.8.18(土) 19時 豊田スタジアム
観客 30354人 主審 家本政明 副審 山口博司、聳城巧

 名古屋グランパス 0(0-2)5 ガンバ大阪
           (0-3)

 得点 38分 大阪・レアンドロ
    43分 大阪・遠藤(PK)
    68分 大阪・今野
    70分 大阪・佐藤
    83分 大阪・パウリーニョ

 退場 42分 名古屋・増川

JSPORTSの録画。やっと見た。

20周年記念試合という位置付けで、試合前にドリームイレブンの発表とかやってたみたいだけど、なんで本田圭と吉田麻が入ってるんだか。彼らは別に、名古屋では、そんな大した実績は残してないと思うし、本田はともかく、吉田に関しては、名古屋以降も、単にヨーロッパに居るというだけで、かなり微妙だと思うんだが。
ただ、じゃあ誰?と言われると、だな。ああいう経緯がなければ、DFは吉田じゃなくて大岩だろうけど。MFは平野かな。ああいうことがなければ…。

惨敗した試合だけど、前半40分過ぎまでは普通の試合だったと思う。ガンバの速く繋いでくるカウンターはゴール前でちょっと物騒な感じだったけど、名古屋も大きくボールを動かした所から得点機を作っていたし、展開としては五分だったんじゃないかな。
35分過ぎにCKから失点したが、これもたまたま、ガンバが先に得点したという以上のものではなかったかと。でもそこで増川が…。
自分のパスミスから持ってかれたのをカバーしようとしての退場&PKだから、弁解の余地なしだよなあ。今年の増川は本当に変。どうしちまったのかねえ。
で、前半0対2。

後半はほぼノーチャンス。一人退場だけで、ここまで変わるか?という気はしないでもなかった。それでも楢崎の奮闘もあって、持ちこたえていたが、30分過ぎにCKからついに失点すると、お馴染みのおまけのもう1点を直後に献上。終了間際にも5点目をくれてやって0対5で終了。

敗因が増川になるのは仕方ないとしても、後半の出来の悪さ・惨敗はそれだけじゃないな、という感じではある。欠けてる選手が多すぎて、試合ごとにやりくりして回してる状態だし、しかも大黒柱のツリオが警告累積で居ない状況では、はずみがついちゃうとこんなことも起きる、ということなのかもしれん。
記念試合ということでそれなりに沢山入っていたお客さんには申し訳ないとしか言いようのない試合だが、元々、そういう試合でやらかしちゃうのが持ち味のチームでもあるし。ある意味、20周年にふさわしく、らしさ全開の試合だったと思えなくもない。

大敗とはいえ、生で見てないし、日にちも経っちゃったから、いまいちインパクトがなかったな。
記念試合だし、本来なら見に行きたいところではあったが、トヨスタで19時キックオフというのは、その日のうちに東京まで戻れないから、やむなくパスしたんだが、まあ、パスして残念な試合じゃなかったのは確かだ(^^;)
(2012.9.6)

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セリーグ ヤクルト対阪神(8/17)

2012.8.17(金) 18時 神宮
T 032020200 9
S 005010010 7
[敗]平井、[勝]岩田、[S]藤川
[H]T:新井2(赤川、平井)、ブラゼル(押本)

戸田を早めに切り上げて、プレイボールから観戦。金曜とはいえ、お盆休みで混むかなと思って、早めに行ったが、案外空いていた。

先発は赤川と岩田。
赤川が毎度おなじみのひどい立ち上がりを見せて、2回に3失点、3回に2失点でKO。
ところが阪神はマートンが3回に守備ミス2連発して、交代させられる。マートンのおかげでチャンスを広げたヤクルトが5点取って追いついちゃった。赤川先発の試合はこういう展開(KOされても負けがつかない)が本当に多いな。なんなんだろう。
ただ今日は赤川以降に出した投手も軒並みダメだった。松井光介は2四球出しながら1回無失点だったが、平井諒は新井にツーランを食らい、押本はブラゼルにツーランを食らう。日高2四球、阿部1四球で、合計14四死球。こんなんで勝てるわけないわ。
それでも阪神も、マートンなき後は、捕手の小宮山が盛大にボールを弾きまくってくれたので、それに乗じて2点は追加したものの、さらに追い上げの場面で中軸が不発。7対9止まりで終了。

4位対5位に相応しい、これでもプロ?、というようなひどい試合だったな。
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イースタンリーグ ヤクルト対巨人(8/17)

2012.8.17(金) 13時半 戸田
G 0000000101 2
S 0010000000 1
[敗]小野寺、[勝]一岡

結構久々に戸田へ。

八木と笠原が先発。八木は2ストライクに追い込んでから苦しむことが多くて、四球を出してしまったり、長打を打たれたり。詰めが甘くて四球連発というのは、先日の1軍初先発の時のパターンでもあるので、やはりそこがポイントか。でも今日は、5回まで見てた限りでは、危ない場面を凌ぎ切る、粘りのピッチングは出来ていて、無失点だった。
笠原に対しては2回に雄平が粘った末にツーベース。宮出がヒットで続き、又野の犠飛で先制。その後、5回まで、毎回ランナーを出したものの、追加点は奪えず。笠原も粘りのピッチングだった。

で、5回終了で撤退。

試合は8回にエラーで追いつかれて、10回に勝ち越されて終わったらしい。

八木は最終的に7回2/3で被安打5、1失点だったようで、見た印象からしても、悪くないが、課題が解決されないまま1軍に上げても、同じ結果になりそうな気がする。
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「特命戦隊ゴーバスターズ 東京エネタワーを守れ!/仮面ライダーフォーゼ みんなで宇宙キターッ!」

おつきあいで見に行った映画。今は「ゴーバスターズ」も「フォーゼ」もあんまり見てないから、設定とか、よくわかってない所もあるので、そんなに行く気はなかったんだけど、流れで。

「ゴーバスターズ」の方は、普通にエピソードの1話という感じ。日頃の水準に比べて、出来がいいのか悪いのかもよくわからないけど、ちゃんとまとまっていたとは思う。東京タワーが主役みたいなところもあって、ノッポンもゲスト出演していたが、本編には出て来なかったのが残念。ノッポン兄の黒いキャラが話に絡めれば面白かったのに(^^;。

「フォーゼ」の方はテレビシリーズの流れからは独立したストーリー。
ゲストにキョーダインが出ると聞いていて、確かに出て来たが、昔のキョーダインとは全然別のキャラクターだし、以前はヒーローだったのに、こんな扱いでいいんだろうか、と思った。しかし、ゲストはキョーダインだけでなく、XVII(エックスブイツー)という巨大ロボが登場。XVII=17で、「大鉄人ワンセブン」。もっとも、俺はワンセブンは、放映当時ほとんど見てなかった。この映画では、ワンセブンの方が、キョーダインよりまともな扱いを受けてた感じ。
話の中身は、フォーゼのテーマの「友情」が表に出てるのはいいとしても、それを際立たせるための筋立があまりにもムチャクチャ。
キョーダインとフォーゼ・メテオの対決場面は、最後はCGだらけになってしまって(特にスカイゼルとグランゼル、いや、今回はスカイダイン・グランダインという名前だったが、彼らが変形した状態での戦闘シーン)、まあ、無理もないけど、いまいちつまらなかった。ただ、冒頭の方で、変身キャラが絡まない長い戦闘シーンがあって、ここは結構迫力があった。さすが東映だな、という感じ。
あとは、ゲストの原幹恵の演技が、たどたどしくて、危なっかしくて。
そんなに大したものを期待して見に行ったわけでもないが、これはちょっと、さすがに出来が悪すぎたと思う。
恒例の次のライダー(ウィザード)の顔見せもあったが、どうだかねえ。なんか、戦隊物化してるような気もするがな。
(2012.8.12)

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感想 「ソ連が満州に侵攻した夏」

「ソ連が満州に侵攻した夏」 半藤一利 文藝春秋
古本屋で100円なのを見掛けて、なんとなく読んでみる気になった。時期的に、というよりは、「キスカ」を読んだ後だったからだろう。1999年の刊行。(もっとも、「キスカ」が出たのは、この時期だからだよな)

ただし、こちらは「キスカ」とは違って、1945年夏に満州にソ連が侵攻して来ようとしていた時、実際にやって来た時、日本政府と日本軍が、どれだけ無能で現実への対処能力を欠いていたかということが書かれている。この出来事に関して、こういう風にまとまった形のものを読んだのは初めてだ。
日本が満州へ向かったのが、そもそも異国への侵略だった以上、敗戦の後、民間人がそこで酷い目に遭ったことは気の毒としか言いようはないとはいえ、仕方ない面もあるんじゃないのかと、元々思っていた。そういう気持ちは今もあるけれど、当時、「国策」で満州に渡った人たちに、今の感覚を当てはめることは出来ないとも思う。世論がその政策を支持していたにしても、そういう世論を作ったのも国。そう考えたら、満州に居た日本人を、国は最大限の努力で守らなければいけなかったのに、当時の日本にはそういう発想があまりにも乏しかったんだな。戦後も、彼らを守れなかったことに対して、どれだけの償いをしてきたのかということも思う。

でもって、この時の構図は、福島の原発事故の状況に、すごく似ているように思える。リスクを十分に考えない楽観的な原発推進の国策が手に負えない破局を招き、原発を誘致させた地元には、事故が起きた時、重要な情報を現地に伝えず、逃げるタイミングを逃させ、事態を収拾する意思も能力も欠いて右往左往するばかり、以後の対応も、どこまで実際に被害を受けている人間のことを考えているのか。
根本的な所で、日本の権力者の物の考え方は変わってないみたいだ。監督や選手がどれだけ入れ替わっても、チームの芸風が変わらないのと一緒か。日本はあの戦争の教訓を、結局、何も生かせなかったということか。
でも、今の福島や原発の問題については、時代も違うし、ここまで動きが広がっている以上、一般の市民レベルが動くことで権力を動かして、これから何かを出来るかもしれない。やっていくべきなんだと思う。

それにしてもソ連もアメリカも、戦争について、ドライなリアリズムは徹底している。日本みたいに情緒的な文化の国は、戦争なんてしちゃいかんかったということなんだろう。というよりは、そういう文化だから、情緒に流されて、あの戦争に踏み込んでしまったのかも知れないが。
ソ連がやったことはルール違反とはいえ、逆の立場で同じことを日本が考えていたというのなら、それをあれこれ言っても仕方ないことのように思える。所詮、日本が甘かったということだろう。

それはそれとして、満州侵攻に駆り出されて死んだソ連兵も、スターリンの犠牲者だったんだろうな。

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感想 「地名に隠された「東京津波」」

「地名に隠された「東京津波」」 谷川彰英 講談社+α新書
地名に隠された幻の「東京津波」があった、というような本じゃなかった。そうなのか?と思って、つい読んじゃったんだが(^^;)
著者は地名に関する本を色々出しているのだそうで、本書も元々、東京の地名について語る本として構想されたのが、昨年の3月11日の影響を受けて、地名から得られる情報を元に、東京に津波が来たらどうなる?、ということを考察する内容に変更したものらしい。
多分、そういう成り立ちのせいで、内容がタイトルに対応しきれてない感がある。津波自体についての話や東京の地形の構造を解説しつつ、地名から、その土地が津波に対して弱いとか強いとかを読み取っていこうとはしているものの、結局、標高が高い低いという話の域を出ていない感じ。
ただし、地名の成り立ちについての色々な蘊蓄は、それなりに面白かった。四谷は谷が由来の地名と聞いてたが、実は「四屋」が正解らしいとか、「たかだのばば」(地元の呼び方は「たかたのばば」)という駅名の由来とか。
使命感に駆られての構想変更だったようだが、最初の構想通りにしていた方が、まとまりのある本になっていたんじゃないだろうか。
(2012.7.25)

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感想 「パンチョ・ビリャの罠」

「パンチョ・ビリャの罠」 クレイグ・マクドナルド 集英社文庫
墓から盗まれて行方不明になっていたパンチョ・ビリャの首を手に入れた作家が、その首の争奪戦に巻き込まれる話。
争奪戦に絡んで来るのは、癖の強い悪党、というよりは、極悪人の類で、ロス・トーマスやウエストレイクのこの種の話の比じゃない殺伐ぶりだが、そいつらも強面の割に案外マヌケで、憎めないキャラだったりする。主人公の作家も筋金入りで、そういう極悪人と対等にやり合うような人物だから、巻き込まれ型のサスペンスを読んでいるような陰鬱な気分にことはなく、あっちとこっちのやり合いや化かし合いの華々しさに引き込まれちゃう感じだった。基本的にはリアリティ抜きのゲテモノ犯罪小説だと思う。不条理コメディぽい雰囲気も含めて、楽しめた。
オースン・ウェルズやマレーネ・ディートリッヒ、ブッシュ一族など、実在の人物がストーリーに絡んで来る所は、カミンスキーのトビー・ピータースものを思わせる。ただ、そういう要素がこの小説に必須かというと、そうでもないように思えるわけで、殊更にそんな、という気がするのだけど、アメリカ人にとっては、これはこれでウケるポイントなのかも知れない。この作品はシリーズ化されているそうで、以降の作品もそういう要素が強いようだし。ただ、そういう部分があるせいで、俺には、なおさらキワモノぽい小説に見えてしまったのは確か。

ちなみに、タイトルに引かれてなんとなく読んだんだけど(矢作俊彦の「悲劇週間」以来、メキシコ革命周辺はちょっとツボなので)、素直に「パンチョ・ビリャの首」でいいような気がした。なんで罠なの?という感じ。原題は「HEAD GAMES」。

2011年に邦訳が出た本らしい(原著刊行は2007年)。全然知らなかったが、去年の話題作とかだったのかな?
(2012.7.25)

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J1リーグ第21節清水対名古屋

2012.8.11(土) 18時 アウトソーシングスタジアム日本平
観客 16877人 主審 松尾一 副審 犬塚晴弘、山際将史

 清水エスパルス 3(2-1)2 名古屋グランパス
          (1-1)

 得点 4分 清水・Own Goal(阿部)
    11分 名古屋・田口
    45+2分 清水・高木
    74分 清水・大前
    86分 名古屋・ダニルソン

開始3分にアベショのオウンゴールでいきなりビハインド。あまりにも綺麗に右サイドからクロスを入れられたので、クリアに行かずにいられず、叩き込んでしまったみたい。
でも、15分に小川のFKから田口が決めて同点。
水曜の同じ対戦だったナビ杯は見てないが、あの試合の終盤のめちゃくちゃな点の取り合いの余韻が残ってて、荒っぽい攻め合いの試合になってた感じ。
その割にスコアは動かなかったが、前半終了目前にゴール前に押しこまれる時間帯を作られ、ここを凌ぎきれずに高木に決められる。今年は本当にこういう局面での踏ん張りが効かない。

後半は追う展開の名古屋の方が押し気味だったと思うが、肝心な場面でシュートを打ち切れない。吉村や田口のミドルは枠外。テルキはフリーでシュートを外す。ツリオも不発。
とかやってるうちに、カウンター気味の攻撃から、大前に決められ1対3。
そこからやっと、攻撃に思い切りが出て来たというか。残り10分を切ったあたりで、ツリオ(だったかな)とのワンツーで抜け出したダニウソンが、ゴールライン際から中へ強いボールを送ると(シュート?)GKが弾いてゴールの中へ。1点差。
水曜の試合展開を考えれば、追い付く&逆転もありえたが…。ツリオがちょっとアクロバティックな決定的なシュートを阻まれてから、失速気味になり、清水にうまく時間を使われてしまった感もあり、そのまま終了。

2点目が遅すぎた。前線がツリオ、小川、藤本という非常事態だったのは確かではあるけれど。
それにしても、巻はチャンスなのに。交代で入ってから、頑張って動いていたけれども、結果が出ないことには。
あとは、大量に貰ってしまった警告が、後々、どう効いてくるか。 とりあえず、次の試合はツリオがアウトらしい。そうか、FWがいよいよいなくなるか(^^;
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ナビスコ杯準々決勝第2戦名古屋対清水

2012.8.8(水) 19時 瑞穂陸上競技場
観客 7313人 主審 佐藤隆治 副審 中井恒、作本貴典

 名古屋グランパス 3(0−1)4 清水エスパルス
           (3−3)

 得点 42分 清水・アレックス
    54分 名古屋・闘莉王
    69分 清水・フランサ
    76分 名古屋・藤本
    87分 名古屋・藤本
    88分 清水・瀬沼
    90+3分 清水・高木

 名古屋 楢崎(GK)、石櫃(72分田中隼)、ダニエル、増川、阿部、
    田口、ダニウソン、藤本、
    小川(86分巻)、闘莉王、田中輝(60分吉村)
 清水 山本(GK)、河井、平岡、ヨン・ア・ビン、
     姜成浩(66分石毛)、吉田(84分瀬沼)、
     杉山、アレックス、フランサ、大前、高木

 警告 名古屋 石櫃、小川、闘莉王、藤本
     清水 フランサ、平岡、河井

見てないので、記録だけ。ただ、記録を見てるだけでも、なんだかなあ、という試合ではある。
これで名古屋はナビ杯敗退。
(2012.9.17)

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セリーグ ヤクルト対DeNA(8/8)

2012.8.8(水) 18時 神宮
B 100000010 2
S 10001010X 3
[勝]七條、[S]押本、[敗]小林太
[H]S:川端(小林太)

うちの先発は七條で、あんまりいいとこを見た記憶がなかったから、どーかなと思ってたが、到着した3回表時点で1対1だったし、ヒットもその回の内村入れて2本だけだったので、悪くないかなという感じ。
結局、そこから7回までヒットを打たれなかった。初球でストライクが結構取れてたのが良かったと思う。近頃、館山がこれがダメで…。
うちの打線も小林太に何気に要所を締められていたので、不安な感じだったが(前回見たこの対戦は、小林太が先発で勝ち投手にさせちまった)、5回に川端が右中間ギリギリに放り込んで勝ち越す。7回には1死13塁で畠山が堅実に犠飛、というか、わずかに距離が足りなかったホームランという感じだったが(^^;)、とにかくこれで3対1。
8回の七條は1死後、四球とヒットで1-3塁。山本哲が救援に出て、中村ノリのタイムリーで1点取られるが、そこで踏ん張る。
最終回は押本で2死後、連打で粘られたが、鶴岡を打ち取って逃げ切った。

今日は七條の好投に尽きると思う。最近見た先発ピッチャーの中で最高の出来だったよ。願わくば、これが続いてくれれば。
ここんところ、川端、イマイチだな、と思っていたが、3番の打順が重かったようで、今日は2番で貴重なホームラン。川端の調子がチームの調子に直結してる印象があるから、それで打てるなら2番で、と思うけど、そうなると3番が居ないよなあ。

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セリーグ ヤクルト対中日(8/5)

2012.8.5(日) 18時 神宮
D 101010001 4
S 200000000 2
[敗]館山、[勝]山内
[H]S:畠山(山内)

一番に入った大島が打って出塁しまくって、それを堅実に返し続けた中日と、畠山のホームラン一発でしか得点出来なかったうちの差だったという感じ。端的には、1死3塁できっちり犠飛を上げた和田と、凡退しただけの川端の差。双方の年齢を考えたら、チームの熟成の差と見えなくもないけど、いつもこうというわけでもないし。うちは、故障者が多いし、調子は悪いしで、悪循環にはまってる。
館山は、いまいちの出来だったとはいえ、8回3失点だから、そうそう悪くは言えないが、踏ん張れなかった印象。救援陣もぱっとせず。

低調。今年の目標は3位が関の山かなあ。もっとも、シーズン前はそう思ってたんだよな(^^;)。ただ、広島にも着々と離されてる現状ではある。

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イースタンリーグ ロッテ対ヤクルト(8/5)

2012.8.5(日) 13時半 ロッテ浦和
S 100004[12]00 17
M 010100 1 00 3
[勝]ウーゴ、[敗]山本徹
[H]S:川上(山室)、M:南竜(ウーゴ)

今年初めてのロッテ浦和。やっと行けた。改装されて随分きれいになってたが、一塁側観客席の最上部の後ろの斜面に入れなくなっていたのは、いつもそこで立ち見してたので残念。急斜面で滑り落ちてケガする人間もたまには居そうだし、結構根性を試される場所だったのは確かだが。斜面の後ろのエリアも入れなくなっていたのは、ファールボールが時々落下して危ない場所の割に、無警戒な子供とかがチョロチョロしていたから、まあしょうがないだろうなあ。
でもこの状態だと、キャパ的にはちょっと厳しいと思う。

試合は、支配下登録されてから初めて見るウーゴと藤岡の投げ合い。初回にヤクルトが、上田のヒットを武内が返す、故障からの復帰組ふたりで先制したが、その後は不安定な藤岡をいまいちつかまえ切れず。ウーゴは四死球絡みで2回に1点、4回には連打から1点失点、波はあったが、割と落ち着いて投げてはいた。
5回終わって1対2だったが、6回に登板したロッテの山本徹は、まるでストライクが入らない。打者一巡で一気に4点取って逆転。さらにこの回にリリーフに出た中後が、7回に火だるま。ストライクは入らない、バックはエラーするで、この回8失点。さらにリリーフの山室が、1失点後、川上のスリーランでついにこの回12点。2対17。
イースタンガイドを見ると、1イニングの最多得点は13点なので、惜しかった(^^;。
後ろがあったので、ここで撤退。この時点で試合時間ほぼ3時間。

最終スコアは3対17だったらしい。
イースタン観戦試合の連敗がやっと止まった。試合終了の場にいれなかったのは残念だったけど。
ウーゴは順調に来ている気がするな。個人的には八木よりウーゴの方が使えるんじゃないかという気はしている。

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J1リーグ第20節名古屋対神戸

2012.8.4(土) 19時 瑞穂陸上競技場
観客 10034人 主審 吉田寿光 副審 中野卓、石川恭司

 名古屋グランパス 5(3−0)1 ヴィッセル神戸  
            (2-1)    

 得点 2分 名古屋・闘莉王
     25分 名古屋・小川
     38分 名古屋・闘莉王
     50分 名古屋・闘莉王
     88分 名古屋・闘莉王
     90分 神戸・小川

JSPORTSの録画をようやく消化。大勝した試合だけど、裏でガンバ戦の録画が回ってたせいもあるのか、見ててもさっぱりいい気分にならず(^^;。

開始2分のツリオのゴールは、崩しから始まって、名古屋が見事な攻撃を見せた感じだったけど、そこから後は、どっちかというと、いつもうちがやってるような、ゴール前まではボールを持ってくが、シュートで終われず、そうこうしてるうちに中盤でミスったボールをかっぱらわれて、カウンターで失点して傷口を広げるというサッカーを、神戸がやってたという印象。2点目から4点目までは神戸のミスで奪ったボールのカウンター。それをきっちりうまく決められたというのは、日ごろを考えると驚きではあるけれど、そこはおおむねFWツリオの力。やっぱうまいわ。
もっとも2点目は、ツリオが絡まず、小川が厳しいコースのシュートを決めたもので、試合の流れ的に一番効いたゴールだったんじゃないかと思う。今の小川があんなシュートを決められるとは思いもしなかったよ。まぐれ…か?
ツリオはセットプレーの場面などでは守備でも活躍していたし、そりゃあ、今のチームじゃ、ツリオがいなけりゃ、ぼろ負けもするわなと、ある意味、未見ながら、ガンバ戦の結果を納得してしまう試合ではあったが。前半のうちは、かなり神戸にボールを持たれていたし、失点に直結しそうな中盤以降のミスも、いくつかあったし。相手が神戸で助かった感じ。

神戸も、野沢を軸にして、パスサッカーを目指していくんだとすると、これから結構大変だろうな。いくら監督が西野で、それなりに補強も進めてると言ってもねえ。
(2012.8.22)

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セリーグ ヤクルト対中日(8/4)

2012.8.4(土) 18時 神宮
D 010201022 8
S 100011100 4
[敗]日高、[勝]ソーサ
[H]S:ミレッジ(岩田2)、D:井端(八木)、和田(久古)

高卒4年目の八木が1軍で初登板初先発。中日は岩田。
八木の初球はすっぽ抜け。まあ、お約束かと(^^;)。で、荒木にいきなりツーベースを打たれるが、荒木は3塁を狙ってタッチアウト。次の大島もヒット。でも牽制でアウト。結局この回無失点。なんて優しい中日だろう(^^;)
その裏、ミレッジが先頭打者ホームランで先制。なんだこの順風は、という感じ。
でもやっぱり、世の中はそんなに甘くなくて、2回表は先頭の井端に一発食らって同点。それでも八木はその後3回が終わるまで6人凡退させたから、ちょっと期待しちゃったが、4回に捕まった。というか、3連続四球で無死満塁だから、捕まったというより自分から崩れた。追い込みながら、勝負しきれなくての四球という感じだったんで、悔いが残るよなあ。中村のリードもあったのか?
で、谷繁で勝負して、2点タイムリーを打たれて勝ち越され、八木は降板。その後を増渕はよく凌いだ。5回まできっちり抑えると、5回裏は、ミレッジのホームラン以降、パーフェクトに抑えられていた岩田から福地がツーベースを打ち、中村の内野安打で1点返す。
6回はピッチャーは正田。不調で1失点。でも6回裏にミレッジが2本目のホームランでまた1点差。
7回表を山本哲が0で抑えると、その裏、中日2番手のソーサから、松井淳が荒木のエラーで出て、福地がスリーベースで返して同点。八木の負けを消す。ここで一気に逆転出来ていれば…。中村が一邪飛、代打藤本も二ゴロで同点止まり。多分、ここがポイントだった。
この展開は危ないなと思ってたらやっぱりで、8回に登板した日高がダメ。四球とヒットに暴投でいきなり無死23塁。1死取った後、山崎敬遠で満塁にして押本に交代。押本は堂上直は打ち取ったが、野本に中前に落とされ、2点勝ち越される。さらに9回、久古が和田にツーランを食らって、4対8で終了。

八木の負けは消えたが、代わりの負け投手は同期の日高って、巡り合わせだね。まあ、こんなもんだろうとは思うが、予想よりはよく投げたし、もう一度くらいチャンスをやってもいいかな、どうかな>八木。
八木を先発させた時点で、勝ちは計算してなかったと思うけど、救援投手と中軸打者(主に畠山)がしっかりしてれば勝てた試合だったと思うな。もったいない。
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「女と男のいる舗道」

WOWOWで先週やっていたゴダールの映画。7月いっぱいで解約したWOWOWを、その前に少しでも見とこうと…(^^;)
30年くらい前までは、すごく見たかった映画だけど、その後、ある程度ゴダールの映画を見てからは(その時は、これは見れなかった)、特に…。昔、見たかったという記憶に敬意を払って、というか。

そういうふうなんだろうな、と思ってた通りの映画ではあった。
男と別れて、自立しようとしたが、金に困って娼婦になった女が、最後にヤクザ?の揉め事に巻き込まれるまで、みたいな一応のストーリーぽいのがあって(思ってたより、ちゃんとあった、とは思った)、それに沿って印象的に12のシーンを作り、つなぎ合わせた映画という感じ。
ただ、ひとつひとつのシーンも、印象的ではあるけれど、今の目で見ると、それほど突出した感じはない。基本的には、当時のフランスの社会状況とか、映画の状況とか、そういうのを前提に置かないと、勘所が掴めない映画なんだろうなと思う。30年くらい前に見た「彼女について私が知っている二、三の事柄」に比べれば、まだ分かりやすいか、と思いつつ。
それでもまだ「メイド・イン・USA」は見てみたいと思ってるが。

基本的には主演のアンナ・カリーナを見てればいいのかと思わないでもない。もっとも、昔、スチル写真で見た時ほど、美人じゃない気がした。

それにしても、登場人物みんなのタバコの吸いっぷりがすごかった。

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感想 「キスカ島 奇跡の撤退 木村昌福中将の生涯」

「キスカ島 奇跡の撤退 木村昌福中将の生涯」 将口泰浩 新潮文庫
円谷英二が関わった特撮映画でも、戦争ものは、元々戦争映画には興味が薄いこともあるんで、全く見てないが、「太平洋奇跡の作戦 キスカ」は一度見てみたいと思ってた。先日木場で、円谷が関わった別の戦争映画「青島要塞爆撃命令」の撮影用模型などを見たこともあって、連想が働いて、本屋で見掛けたこの本を読んでみた。

中心に書かれているのは、アリューシャン列島のキスカ島で、玉砕寸前の日本軍5000名以上をアメリカ軍の鼻先から、全員無事に撤退させたという、太平洋戦争末期の出来事。日本軍らしくない話だと、ずっと思っていたが、いろいろないきさつが重なって、強引にでも救出作戦をしないといけない状況になっていた、ということが分かった。それ自体が、既に奇跡だったような感じ。
一方で作戦の成功は、かなり奇跡的な出来事ではあるけれども、指揮を執った、本書で生涯をたどっている木村昌福中将や、その他の関わった人たちの努力や人間性があっての奇跡だ。日本軍だって、まともなことをやろうと思えば出来たんだな。でも、多くの場面で人命を無駄に消耗することしか出来なかった。それに、木村は、日本軍の中にあっては、やはり特異な存在だったように思える。
組織が人を大切にしない、そういう国なんだな、ということを、今の日本で起きている、いろんなこと(原発のこととか、米軍基地のこととか、いろんな組織のいろんな不祥事のこととか)に照らし合わせて思うけれども、木村みたいな人が居て、そういう人物に協力出来る人もいる以上、そういう国、という言葉で済ませてしまってはいけないんだろう、とも思う。
著者が、インパールの作戦の無能な指揮官のことを書いて暗澹とした気持ちになった後、木村について書こうと思い立ったのも、そういう気持ちがあるんだろうな。

それにしても、木村のような人物が存在出来ていたということは、日本軍もそれなりに懐の深さのある組織ではあったということなのかな。多分、大きい組織の中には、そういう場所「も」あった、ということなんだろうが。

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感想「楊令伝」14

「楊令伝」14 北方謙三 集英社文庫
全15巻のラス前。
最後の戦いが始まったので、このまま最終巻へなだれ込んでいくのかと思いきや、この巻のうちに既にある程度ケリがついてしまった。15巻はエピローグみたいな形になるのか。この状態から、どういう風に「岳飛伝」へつなぐのか、興味をそそられる。
梁山泊を中心にした戦いの場面が、かなりの分量を占めるので、最近の巻で目立っていた、思想的な鬱屈した要素は少なくて(というより、登場人物がそれぞれの立場で、迷いを割り切ったという所もある)、どっちかというと「水滸伝」以来の長い付き合いだった登場人物に、別れを告げてくような場面が多かった。彼らは「岳飛伝」までは連れて行ってもらえないんだ、という感じ。それでもまだ何人かは生き残っているし、彼らは15巻ではどうなるのかな、と思う。
それにしても戦いの描き方が淡白になったな。意図的に「水滸伝」と変えているのか、著者の作風が変わったのか。
(2012.7.30)

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