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J1リーグ第33節名古屋対鹿島

2012.11.25(土) 14時半 豊田スタジアム
観客 23892人 主審 廣瀬格 副審 安元利充、木川田博信

 名古屋グランパス 1(1-2)2 鹿島アントラーズ
          (0-0)

 得点 7分 鹿島・ドゥトラ
    25分 名古屋・増川
    35分 鹿島・ドゥトラ

ホーム最終戦。見に行った。

開始7分にダニエルのチョンボであっさり失点。ただ、今日は、そんなに悪い試合運びじゃなかった。鹿島の攻撃は磐田よりもゴール前できっちり崩して来るので、怖さはあったけど、名古屋もよく形を作っていたと思う。特に早々に痛んで消えたアレックスの代わりに入った石櫃が、積極的な攻撃参加でチャンスを作っていたな。25分には石櫃が攻め上がった所をファールで止められ、そのFKから増川が同点ゴール。今日は行けると思った。
そこから名古屋ペースで試合が進んでるように見えたんだが、35分にまたあっさり勝ち越される。ゴール前でのダニエルのボールロストが起点だったように記憶してるんだが、いずれにしても、ディフェンスが乱れて、どぶに捨てたみたいなつまらない失点。1対2で前半終了。
後半は前掛かりで攻める名古屋、手堅く守って、裏を狙う鹿島という構図。名古屋のピンチは、楢崎がファインセーブで止めた一発含め、きっちり守り抜いたけれども、シュートは全て惜しい止まり。というか、態勢十分でシュートを打てる所まで、ほとんど持ち込ませて貰えなかった。腐っても鹿島だよな、とは思った。
そのまま逃げ切られて敗戦。
ACL圏内に自力浮上するチャンスを逸した。最終節、鳥栖か柏が勝ったらおしまい。まあ、いいけど。所詮、今年は、そういうものに値しない試合しかしてないし。

とはいえ、あまりにも盛り上がらないホーム最終戦だった。そもそも、鹿島戦なのに、観客も25000人割れだし、寂しかったね。4階席が開かないんだもんな。しかも、試合の結果がこれじゃねえ。来年の観客動員が思いやられる。
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感想 「ねじれた文字、ねじれた路」

「ねじれた文字、ねじれた路」 トム・フランクリン ハヤカワポケミス
この作家は短篇集「密猟者たち」が凄く良かったので、気になってた本。その割に読むのが遅くなったが…。邦訳刊行は去年。
南部のさびれた田舎町(というか、集落くらいのイメージかもしれない)で、25年前に少女を殺した疑いをかけられてから、村八分状態で生きてきた白人の男(ラリー)と、少年時代に彼と友達だったことのある黒人の警官(サイラス)の半生をたどっていく小説。そのきっかけになるのは、ラリーが銃撃されて死に瀕する事件。
所詮翻訳なので、原本の本当の味わいは分からないだろうとおもうが、丁寧な風景や人物の描写に重厚感があって、小説らしい小説を読んでいる実感がある。登場人物が背負った、そういうふうに生きるしかなかった運命の重さみたいなものが、読んでてのしかかってくる感じ。
小説の終盤にはミステリ的な真相にたどり着くが、これもミステリとして衝撃があるというより、ふたりの人生を決定してしまった出来事、という意味合いでの衝撃だな。
ただ、アメリカ南部を舞台にしたこういう小説は、結構読んでるはずで、またこの手かという気はしないでもなかった。アメリカではそれだけ普遍性のあるテーマなんだろうけど。
(2012.11.17)

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感想「アヒルと鴨のコインロッカー」

「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎 東京創元社
この作家を読むのは2冊目。2003年刊行。
丹念に伏線を張って、全部きっちり閉じて終わらせている。丁寧な作りだなと思った。完成度は高い。ただ、作り込み過ぎて、おとぎ話っぽく見えているような気もする。そもそも、そういう効果を狙っているのかもしれないけれど。「ラッシュライフ」もそういう印象の小説だったし、そういう作風と考えるべきなのかもしれないな。
ただ、感情に訴えてくるタイプの小説だから、そこで作者の手つきが見えてしまうのは、ちょっとあざとい気がして、個人的にはあんまり好きではない。主な登場人物が、ヒロイン?を除くと、割と好感の持てる人間に描かれているので、なおさら。
エピグラフは洒落が効いてる。こういうセンスは好きだな。
(2012.11.15)

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感想 「東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと」

「東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと」 菅直人 幻冬舎新書
福島原発事故が起きた時、何があったかということが書かれている。基本的には菅直人の自己弁護のための本だから、誰が何をやって、責任は誰にある、というようなあたりは、ある程度割り引いて読むにしても、全体を見る立場の当事者だった人物の本だけに(どこまで本人が書いているかは知らないが)、あの時、何が起きたかという部分は、生々しくて迫力がある。当時はこんな感じだったよなと思う。
事故対応に関して、菅がスタンドプレーに走ったせいで、現場が混乱したという言い方がやたらとされるけれども、菅が騒いだから、あれくらいで済んだんじゃないかと思っている。菅がやったことが最善ではなかったにしても、あっちこっち(特に財界とかのだね)の顔色を窺うことしか出来ない人間が首相の時に、ああいうことが起きていたら、と思うと…。もっといい結果になっていたとは考えられない。だから、菅の叩かれ方は異常としか思えないんだよな。
東日本全体の避難が必要になる可能性ってのも、あの時は本当にリアリティがあったし、原発が一ヶ所吹っ飛ぶとそういうことが起こるかもしれないというのを体験した以上、日本のような国土の国で、あんなに大量の原発を持ち続けるのは、やっぱりありえないと思う。そのことを書いているだけでも、先日読んだ、事故の可能性にはほっかむりしてる原発推進派の本よりも、ずっと信用が置けるように感じる。
長い年月の間に、あれだけ大きい規模のプラントで、事故が起こらないなんて絶対ありえない。原発を推進するにしても、まずそれを認めて、事故が起きた場合のことをどう考えるかという点を、はっきりさせてからやるべきだと思う。
(2014.11.14)

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感想「舟を編む」

「舟を編む」 三浦しをん 光文社
辞書編纂の現場が舞台、という点を除けば、たわいもない、単なるなごやかでほのぼのした話。ちょっと変わってて、本を読む人の気を引きそうな、いい題材に目を付けた、という感じ。
ただ、辞書ってのは言葉の解釈だから、思想の反映でもあるわけで、そういう部分であちらこちらに、著者の思想が覗いているようにも見える。そもそもそれが狙いの一部だったとすれば、巧いな、という気がする。どうなのかな。
それにしても、辞書編纂って、本当にこんな規模の現場でも出来ちゃうものなのかな。ちょっと意外だった。
(2012.11.13)

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感想「小説 琉球処分」

「小説 琉球処分」 大城立裕 講談社文庫
公約した沖縄の米軍基地の県外移転がうまく行かなかったり、その上にその他もろもろ、言いがかりっぽい理由も付けられて、鳩山由紀夫が首相をクビになった後を継いだ菅直人が、沖縄の歴史への理解を深めるために読んでいると言ったことから、注目を集めて講談社文庫から復刊した本。1958年に連載小説として書き始められたが、最終的に形になったのは1972年とのこと。
明治維新の後、日本政府が琉球を強権的に日本に併合していく過程を、小説として描いている。あくまでも「小説」なんだろうけれども、どういう歴史的な経緯で「琉球処分」が進んで行ったかというのは見えるし、それを意識して書かれた小説だと思う。

最初は日本側がかなり柔軟な姿勢で臨んでいて、大国に挟まれた小国として、のらりくらりと生き延びてきた琉球のしたたかさに手こずる。随分穏やかに事を進めようとしていたんだなと、とりあえず思った俺はやっぱり「ヤマト」か。穏やかも何も、元々琉球は独立した国で、日本が併合する正当な理由なんてないという所を、一時、見過ごしてしまった。そういう無意識が現れてしまうのも、沖縄の問題の原因の一部でもあるんだろう。
で、業を煮やした日本は、最後は強引に併合を進めていく。
琉球の方にも問題がなかったわけじゃなく、自分たちが置かれている状況を正確に把握したり、冷静に判断することが出来ず、日本への有効な対抗策を取ることが出来なかった。とはいえ、この時点で、そんなものがあったかどうかは疑問だけれども。しかも琉球と日本の立場にあまりにも差がありすぎる。この状況で琉球人を責めるのは酷だよな。

それはそうと、この琉球のドタバタぶりは、多分に太平洋戦争後期の日本の醜態を思い出させるものだった。深い所では同じようなメンタルを持ってる、同系の民族なのは確からしいと思ったよ。

日本の防衛のために、地元の意思を無視して琉球に軍事拠点を作って、というあたりが、今の状況と酷似(というか、当時の流れのまま、今に至っている)しているわけで、その辺が、菅直人が本書を取り上げた経緯だったんだなと、いまさらながら理解した。
沖縄の基地問題に関しては、いろいろ情報を見て、こういう背景を知ると、本当に酷いことが行われているとしか思えない。とはいえ、個人的には沖縄に全く繋がりがないので、正直言って、今一つリアリティが持ててなくて、こういうことを書いてても、なんか空々しいことを言ってる気になってしまうのは否めない…。積極的なアクションは取れないにしても、せめて、沖縄の問題を沖縄の立場で解決しようとしていると見える動きへの、ネガティブな反応に加担することだけはしないでいようと思っている。それこそ、2年前の鳩山へのバッシングみたいな。
(2012.11.10)

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スワローズファン感謝デー

去年からモデルチェンジしたファン感謝デー。去年の感想を見てみようと思ったが、書いてなかったらしい(^^;
去年、今までなかったくらい、ファン感謝デーが面白かったので、モデルチェンジは成功と思っていたが、今年も同じスタイルだったので、球団としてもそういう結論だったんだろう。

去年はいい天気だったんだが、今日は朝から雨で、やれるんかな?という感じだったが、11時頃に行ってみると、雨は上がりかけていて、ほとんど問題なさそうだった。判断が難しかったと思うが、決行して良かった。

ちょっと用事があったので、長居するつもりはなかったんだけど、結局、2時間くらい居た。ファンクラブの加入手続きが、行列が出来ていて、30分くらいかかったし。あとは、選手の座談会とか、ゆるキャラのイベントとか、眺めているうちに時間が経ったという感じ。今のファン感は、いろんなイベントが同時多発であちこちでやってるから、好きな時に好きな所へ行ってりゃいいんで、そういう所がいいと思う。以前は、司会が居て、かちっと構成して、という感じだった割に、イベント自体の完成度がユルユルだったから、ちょっと見ててキツイところがあったんだよな。まあ、こんなもんかな、と思っていたんだけど。今の方が、全然いい。

天候があんまりぱっとしない割には、結構来場者が居て、人気チームみたいだな、と思ったけど。日頃の試合も、こういう雰囲気で入ってくれりゃあいいんだが。もっとも、あんまり混んでる球場は好きじゃないんで、難しいところではある(^^;
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J1リーグ第32節磐田対名古屋

2012.11.17(土) 14時 ヤマハスタジアム
観客 8978人 主審 西村雄一 副審 戸田東吾、穴井千雅

 ジュビロ磐田 0(0-1)2 名古屋グランパス
        (0-1)

 得点 45+2分 名古屋・闘莉王
    90+3分 名古屋・永井

久々に現地でグランパス観戦。
それはいいんだけど、ひどい雨。特に試合直前は土砂降り。その後もほとんど止みかけたり、また土砂降りになったり。身動き取れん状態だった。

試合は、名古屋はパスはいい感じで回るけど、ワンテンポ遅くて、シュートが打てんね、という、お馴染みのパターン。磐田は逆に、攻め急ぎというか、崩しきる前にガンガン打ってきて、シュートさえ打ってりゃいいのか?、という感じ。どちらも点が取れないながら、名古屋の方が、回数は少なくても、際どい場面までは持って行ってるかな、という印象で前半が終わりかけたロスタイムに、田口のクロスからツリオが叩き込んで先制。
前半の田口は攻守に存在感があったし、周り中からやってくるザッパなパスをよく受けて繋いでいた。ショックアブソーバーみたいだなと思って見ていた(^^;)
というか、田口以外が、いまいち過ぎるんだよなあ。いや、ツリオとか、ダニエルとかはともかく、8とか10とか20とか…。

後半の名古屋は先制の効果かリズム良くやれていたと思うが、半ば頃に立て続けにセットプレーの好機を貰いながら物に出来ず、田口が疲れ始めたか(後半、向かい風の強風が吹き始めたから、そのせいもあったかも)、ミスが増えて、やばい流れかなと思い始めた。でもディフェンスが踏ん張った。
後半ラスト、玉田に代わってムウが入ると、ロスタイムに右サイドから切れ込んで、ゴール前の永井へ、決めるだけ、みたいなパスを通して2点目。そのまま勝利。

雨に耐えた甲斐のある勝ち試合だった(^_^)v
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トップイースト1部横河対ヤクルト

2012.11.10(土) 13時 横河グランド 

 横河武蔵野アトラスターズ 15(7−14)17 ヤクルトレビンズ 
               (8−3)

横河グランドは見慣れた場所だけど、ここでちゃんと試合を見るのは初めて。ヤクルトの試合をここで見る日が来るとは思ってなかった。

この対戦は、シーズン前の感覚では負けを計算してたが、横河はいまいちな成績でここまで来ているので、もしかして勝てる?という気にはなっていた。

試合が始まると、モールは圧倒的に横河ペースだし、力で押し込んでポイントを作り、そこから横へ開いて縦に速攻する展開も滑らかで、明らかに横河に格上感が漂っていたが、ヤクルトも穴を作らない粘り強いディフェンスで攻撃を止め、スピード感のある展開ラグビーで、よく対抗していた。
10分に横河陣内の混戦の中、LO甲斐がボールを奪って一気にトライに突っ走ってヤクルトが先制。
その後の横河の猛攻を、ヤクルトは紙一重で凌ぎ続けたが、25分に自ゴール前のスクラムから隙を突かれて持ち込まれ同点。けれども、35分に左右にパスで振った後、中央にWTB阿部が突っ込んでトライ。14対7と突き放して前半終了。
でも後半は完全に横河ペース。ヤクルトはハーフラインをなかなか越えられない。10分過ぎにはラインアウトからモールで雪崩れ込まれてトライ、ゴールは外れたものの、リードは2点差。ひっくり返されるのは時間の問題にも思えたが、この後、ヤクルトはよく耐えた。それでも、35分にSO宇野がシンビンで数的不利になり、その少し後、スクラムでのペナルティから横河にPGを決められて逆転されると、さすがに力尽きたか、と思ったんだが。そこから攻勢に出たヤクルトはロスタイムに入った40分過ぎ、横河のオフサイド?で得たキックをCTBエリソンが決めて再逆転。さらに長いロスタイムがあり、最後は横河に自陣半ばまで押し込まれたが、耐えきった。

ピッチサイドはラスト10分、えらい盛り上がりだった。そりゃそうだ(^^;)

シーズン前、初昇格のヤクルトが、ここまでやるとは思ってなかったなあ。もちろんエリソン、ハミッシュの両外国人選手の補強抜きではありえないけど、去年までの試合でも見ていた持ち味の展開ラグビーが、このリーグでも結構通用している感じなのも大きい。それだけのものを、今までに積み上げていたということなんだろうなあ。
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感想 「葉桜の季節に君を想うということ」

「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野晶午 文春文庫
この作家は新本格ブーム当時のデビュー作(1988年)から何冊か読んでる。当時の新本格作家の中では、マニア臭くないところは気に入ってたんだけど(綾辻とか有栖川とかは、いかにもマニアが本書いてますという、閉じた感じがあんまり好きじゃなかった)、その分、話の造りも割と適当だったんじゃなかったかな。多分、そのせいで読まなくなった(というか、新本格自体に、辟易し始めたこともあった)。だから20年ぶりくらいに読んだんだと思う。ちなみに本書の刊行は2003年で、いくつか賞も取ったらしい。
あんまり期待しないで読み始めて、冒頭がいかにも下品な感じで、そうだなあ、こんな調子だったなあと思ったから、まあ、こんなもんかと思ったけれど、話の進め方が結構手際がいいし、入り方の割には主人公のキャラクターも悪くなくて、スイスイ読めた。ただ、ちょっと変な所があると、ずっと思っていたら、そういうことだったか(^^;)。やっぱり新本格のテイストは持ち続けてるんだなと思ったが、ここの仕掛けもあんまりあざとくなくて、バレたらバレたでしょうがねえ的な開き直りが感じられたもので(多分、ある程度勘が働けば、気が付くと思う)、結構好感を持った。そもそも、その謎で引っ張っている小説でもない。わかってみると、なるほどと思うんだけど。
面白かった。キャリアを積んだ分、小説の作り方も昔よりもうまくなっているかな。もっとも、文章そのものは、必ずしもうまいとは言えないのを、逆手に取ってるような感もないではない(^^;)。
(2012.11.2)

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感想「二軍監督」

「二軍監督」 國安輪 講談社
以前ロッテの二軍監督だった古賀さんの半生を書いた本。
熊本工から近畿大を経て巨人に入り3年でクビになった後、アメリカに渡って波瀾万丈の野球人生を送るという話。熊本工から近畿大に進む間に、ホームレスになったり、キャバレーでボーイやったり、すでにありきたりでない日々を過ごしているわけで、元々そういう生まれつきだったんだなという感じだけど、アメリカに渡ってから後は、もう、アメリカの野球小説を地で行ってるみたいな型破りな人生。面白すぎる。あんまり面白すぎるんで、いくらかフカシが入ってる所もあるんじゃないかと思うくらいだが、それはそれで本人の能力だし、それが出来る土台もあるわけだ。
波瀾というだけでなく、実績自体も、相当大したことをやってるように思うんだが、あんまり美談ぽかったり、苦労話になってない所もいい。本人の持ち味なんだろう。こういう人も居るんだな。
ちなみに古賀さんのことはイースタンの球場で間違いなく見てるはずなんだけど、あんまり覚えがない。ちょっと残念。まあ、見た覚えがあるからどう、ってこともないが(^^;)
昔のプロ野球の方が、こういう型破りな人の居場所があったのかなと思わないでもないが、今は結構、いろんなキャリアの人間が増えているから、案外、そうでもないかもしれない。そういう人を見つけるつもりで、野球を見てるのも面白いかも。
(2012.10.27)

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感想 「「反原発」の不都合な真実」

「「反原発」の不都合な真実」 藤沢数希 新潮新書
原発推進派がどういう理屈で、原発の危険性を問題ないことにしてるのかを見てみようと思い、その時点でけっこう売れてるようだったこれを買ってみた。内容も網羅的で、新書だし、手頃に見えたので。まあ、この本が推進派の言い分の全てとは思わないが。

「不都合な真実」という煽り文句のタイトルだが、とりたてて目新しいことが書いてあるわけでもない。原発推進に有利なデータが並べられているが、そういうデータがあることは、元々承知しているし、その上で、原発は危険だと思ってる。ただ、すべての反原発の人がそうではないだろうから、この本を読んで考え直す人はいるだろう。
実際のところ、原発に関しては、今まで起きた事故での被害はこれくらいというデータは、あんまり意味がないと思う。違う場所で違う形で巨大事故が起きたら、過去の例とまるで違う新しい事態になる可能性が高いんじゃないだろうか。スリーマイルもチェルノブイリも福島もそうだった。そもそも本格的に稼動し始めて、50年も経っていない技術で、問題が出尽くしてるなんて考えにくい。
それから、どんな技術も危険はつきものという言い方を原発推進派はよく使うけれども、放射能のように、事故が発生した時の被害がとんでもなく長く続いて、対処のしようもない危険な技術には、その理屈は当てはまらないと思う。
この本でも、そういう部分に関しては、結局、事故が起きる可能性は非常に低いというのが前提になっている。万一起きたらということは考えない。というか、それ以前に、原発に代わる技術なんてないんだから、使わないとしょうがないというのが、大前提にあるので、考えるつもりがない(考えないことにしている)というところだ。やっぱり、そういうことなんだよな、と思った。

個人的には、そういう危険性がある以上、あとのことは(少なくとも長期的に考えれば)ほとんどどうでもよくて、とにかく原発は廃止する方向へ持っていくべきと思っているが、著者にとっては論点はそれ以外にも色々あって、そこで原発の利点を説くことにこそ、本書のポイントがある。完全にすれ違っている印象。ただ、ここで書かれている原発を動かさないことによるデメリットは、反原発の立場を取るにしても、了解はしておくべきだろうと思う。たとえば、原発を止めて電力が足りない分は、単純に火力で補えばいいというようなレベルでは、原発の事故の危険性を見ようとしない推進派と大して変わりはないと思う。反原発運動の中で時々聞く、原発止めても電気は足りてるという言い方に違和感を感じるのは、そういう理由だったりする。もうちょっと足元を固めないと、簡単に崩されてしまうと思うんだな。
(2012.9.20)

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感想 「いつだって大変な時代」

「いつだって大変な時代」 堀井憲一郎 講談社現代新書
著者は落語愛好家で、その方面の著書もある人。本書は、今は大変な時代だと、やたら言いたがる風潮に、偏屈な御隠居が小言を言ってる、というようなイメージ。その感覚はかなり分かる気がしたので読んでみた。まあ、俺自身が偏屈な御隠居的なのかもしれないけど。
大変な時代と言いたがるのは、自分が特別な時代に生きている選ばれた人間だと思いたい自己愛から来るものというのが著者の見解。その上で、自分たちは選ばれた存在なんかじゃないし、今が特別に大変な時代だなんてこともないんだから、落ち着いて考えてみませんか、というのが結論だと言っている。
結論の部分には、基本的に同感するんだけど、その結論へ向けて、いろんな社会批評的なことを書いている中には、共感する部分もあるものの、それが結論とどう繋がるのか見えにくいものや、著者が世の中の流れを批判することにこだわるあまり、自分の(狭い)経験だけで物を言っていると感じる所も結構ある。
元々がコラムとして連載されていた文章らしいので、どこまで一貫性が意識されているかは疑問だし、その場の思いつきで書かれたくだりも多分あるんだろう。そういうレベルで読むべき本なんだろうと思う。でも、一冊の本の中にそういう部分があることで、それなりに妥当性があるはずの結論まで、偏屈な人間の言うことだと、一蹴されてしまいかねない気がする。
(2012.9.10)

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J1リーグ第31節名古屋対東京

2012.11.7(水) 19時 瑞穂陸上競技場
観客 7959人 主審 佐藤隆治 副審 田尻智計、唐紙学志 

 名古屋グランパス 1(1-0)0 FC東京
          (0-0)

 得点 30分 名古屋・闘莉王

JSPORTSの録画中継の録画。磐田戦と見る順番が逆になっちまった。当然結果は知って見てる。

前半はほとんど東京ペースの試合。中盤がバラバラで、田口が居ないと(出場停止)、ここまでどうしようもなくなるの?、という感じ。磐田戦を見た後だけに…。
うちのゴール前に際どいボールが何回か入ったが、東京の前線が運良く噛み合わなかった。なんとか凌いでいるうちに、30分に小川のCKからツリオが先制。目測を誤って、ボールに触れなかった相手GKのミスもあったが、さすがはツリオ。
先制したら急に動きが良くなる名古屋(^^;)。でも長続きせず、また東京にペースを握られた雰囲気で前半は終了。
後半も状態が改善したようには全く見えなかった。ただ、東京がどんどんペースダウンして行ったから(攻め疲れ?)、案外危なっかしさはなかったけど、現場でリアルタイムで見てたら、どうだったのかな。
ロスタイムもつつがなく終わって勝利。しかし、ほんとに、勝っただけ、みたいな感じだった。
(2012.11.22)

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トップイースト1部秋田対ヤクルト

2012.11.4(日) 13時 男鹿陸上競技場 

 秋田ノーザンブレッツ 10(10−8)15 ヤクルトレビンズ 
            (0−7)

秋田までヤクルトラグビー部の試合を見に行ってきた。観光のついでに観戦、というか、試合に合わせて観光をでっち上げたというか(^^;)、20年ぶりの秋田県、初めての男鹿。

競技場は羽立駅から30分あれば余裕の距離だったし、男鹿線もちょうどいい時間に列車があったし、羽立駅近くにはローソンにスーパー。全く申し分ない(^^;)。

試合は前節に釜石を破って(初めてだったらしい)意気上がる秋田が、出足の良さで度々チャンスを作った。ヤクルトは押し気味ながらも残念なノックオンとか、ミスが多発してペースを掴めない。正直、戸田近辺よりはかなり寒かったんで、そういう影響があったのかなと思った。だいたい、ホームの秋田の選手はたいがい長袖なのに、ヤクルトは半袖だったし(^^;)。
で、15分に秋田が、ヤクルトのノックオンのスクラムからNo8が一気に走って先制。ヤクルトも20分にラインアウトからのモールで押し込んで追い付くが、23分にラックでボールを奪われて秋田のSHにトライを決められる、後手後手な展開。
それでも前半の終盤に向けては、ようやく体が温まってきたのか、持ち味の展開ラグビーが機能し始め、優勢に試合を運んで、ロスタイムにエリソンが長いPGを決めて10対8と追いすがって前半終了。
後半は、いい流れを保って入ったヤクルトが、10分に、またラインアウトからモールで押し込んで逆転し、10対15と、この試合で初めてリード。その直後、秋田に流れが来て、15分くらいまでヤクルトゴール前でトライ寸前まで攻め続けたが押し切れず。ここを持ちこたえたヤクルトが、以降は比較的安定した試合運びで逃げ切った形。もっとも秋田も、ワンチャンスをカウンターを物に出来るだけの力はあったし、ヤクルトに追加点を許さない粘り強さも見せていたから、最後まで気の抜けない展開だった。

前半は双方ミスが目立って、ちょっといまいちだったが、後半は競り合った、面白く見れる試合だったと思う。

正直、すごくお客さんが入ってる、というほどではなかったけれども、秋田のホームという雰囲気は、とりあえず感じることは出来たし、行って良かったと思う。男鹿の観光も、結構良かったし。
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