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感想「二軍監督」

「二軍監督」 國安輪 講談社
以前ロッテの二軍監督だった古賀さんの半生を書いた本。
熊本工から近畿大を経て巨人に入り3年でクビになった後、アメリカに渡って波瀾万丈の野球人生を送るという話。熊本工から近畿大に進む間に、ホームレスになったり、キャバレーでボーイやったり、すでにありきたりでない日々を過ごしているわけで、元々そういう生まれつきだったんだなという感じだけど、アメリカに渡ってから後は、もう、アメリカの野球小説を地で行ってるみたいな型破りな人生。面白すぎる。あんまり面白すぎるんで、いくらかフカシが入ってる所もあるんじゃないかと思うくらいだが、それはそれで本人の能力だし、それが出来る土台もあるわけだ。
波瀾というだけでなく、実績自体も、相当大したことをやってるように思うんだが、あんまり美談ぽかったり、苦労話になってない所もいい。本人の持ち味なんだろう。こういう人も居るんだな。
ちなみに古賀さんのことはイースタンの球場で間違いなく見てるはずなんだけど、あんまり覚えがない。ちょっと残念。まあ、見た覚えがあるからどう、ってこともないが(^^;)
昔のプロ野球の方が、こういう型破りな人の居場所があったのかなと思わないでもないが、今は結構、いろんなキャリアの人間が増えているから、案外、そうでもないかもしれない。そういう人を見つけるつもりで、野球を見てるのも面白いかも。
(2012.10.27)

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