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感想 「サイモン・アークの事件簿IV」

「サイモン・アークの事件簿IV」 エドワード・D・ホック 創元推理文庫
今回から収録作品のセレクトは木村二郎だそう(今まではホック本人)。なんとなく怪奇色が強まっている気がするのは、そのせいかな。解説を見ると、怪奇色を意識して、訳題を決めたりしているようなので。個人的に怪奇色が、このシリーズをホックの他のシリーズと差別化するポイントだと思っているので、いい傾向だとは思う。
ただ、パズラーとしての出来は必ずしもいいとは言えない気がする。たとえば「悪魔がやって来る時間」は雰囲気はいいが、謎解きの所が弱いな。
もっとも、ホックの作品としては、いつも通り、平均的に面白く読めたとは思ってる。
ひとつ選ぶなら「切り裂きジャックの秘宝」かな。話が多層化していて、いくつかのレベルでなるほどという部分がある所がいい。
(2012.12.25)

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