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感想 「薄灰色に汚れた罪」

「薄灰色に汚れた罪」 ジョン・D・マクドナルド 長崎出版
トラヴィス・マッギーもの。2007年に出ていた本だが、かなり最近になるまで、出てることを知らなくて、マッギーものの邦訳は全部読んでる気でいた。まあ、これでまた全部読んだことになる、よな?

全部読んでるとはいえ、このシリーズのファンというわけでは、あんまりない。マッギーは探偵じゃなくて、トラブルシューターだし、そういう主人公の位置付けを反映して、小説もミステリとしては構成が緩い。本書も古い友人が破産させられ、殺されたことへの復讐譚。それでも復讐のテクニカルな所がうまく書かれていれば、面白く読めるんだろうけど、やっぱり今ひとつだった。
プロットの組み立てが緩いという以外にも、社会批評めいた雑談が多すぎるとか、ライフスタイルにリアリティが持てないとか、理由はいくつか考えられるんだが、要は相性が悪いんだな。相当久しぶりに読んだシリーズ作だったけど、それは変わっていなかった。
(2012.12.4)

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