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J1リーグ第4節名古屋対湘南

2013.3.30(土) 15時 瑞穂陸上競技場
観客 10706人 主審 高山啓義 副審 大塚晴弘、穴井千雅

 名古屋グランパス 2(1−0)0 湘南ベルマーレ  
           (1−0)

 得点 45分 名古屋・玉田
    86分 名古屋・小川

今季初のホームゲーム観戦。なんとなく、ようやく開幕したという感じ(^^;)

前半は名古屋がずーっと押し込んでいたけど、相変わらずの連携不足で、ベタ引きの湘南相手になかなか決定機を作れない。際どいシュートは序盤に玉田に1本あっただけ。
ミスからカウンターは何度か食らったが、湘南は迫力不足で、失点しそうな気配はほぼなかった。
前半はスコアレスと思いかけた終了間際に、田口のパスを受けた玉田がGKをかわす巧いシュートで先制。

後半も同じような展開だったけど、点を取らないといけない湘南の仕掛けが積極的になった分、攻め込まれる時間が増えた。事故がなけりゃ、失点しないな、という感じは続いていたけど、事故が起きそうな雰囲気も結構あって、時々ヒヤヒヤさせられた…(^^;)。半ばくらいの時間帯には、なぜか引きこもり気味になっていて、かえってあぶない状態になっていたし。いつの間にか、なんとなく修正されたけど。
で、結局1対0かと思いかけた終盤、玉田のスルーパスがフリーでゴール前に入った小川に通って追加点。ほとんど玉田のゴールという感じではあったけど、ここは、珍しくもこんな早い時期にシーズンファーストゴールをきっちり決めた小川をたたえたい、って、誉めてる?(^^;)。まあ、GKがコースに出て来ていたし、そんなにイージーなシュートでもなかったな、とも思ったし。

2対0は順当なスコアだと思う。かなりグダグダだったのは間違いないので、いまいち、快勝とか、そういう言葉は使いにくいけど。でもまあ、散発的とはいえ、きれいな連携の攻撃も何度かは見られたし、泥沼状態だった浦和戦の時より、随分状態は好転してると思う。というか、思いたい(^^;)。そこそこ戦力のあるチーム相手で、こういう試合が見れれば、少し安心するんだけど。

湘南は、今回も相当苦労するんじゃないかなあ。
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セリーグ ヤクルト対阪神(3/29)

2013.3.29(金) 18時 神宮
E 200011320 9
S 000030000 3
[敗]平井、[勝]メッセンジャー

公式戦開幕戦。日頃、あんまり開幕戦にはこだわってないんで、過去に神宮での開幕戦も1回か2回しか来てないと思うが、今年はチケットをいただいて、しかもすげーいい席だったので、万難を排して行った(いや、大した難はなかったが(^^;))。

到着は18時半を回ったくらいで、2回表途中、0対2。うちの先発館山が不調だったようで。それでも3-4回は復調の兆しがあったが、5回にもヒット2本に四球ふたつで失点。5回裏に代打を送られ、5回3失点で降板。今ひとつ。
それでも5回裏、阪神先発のメッセンジャーが制球を乱した所につけ込んで、打線が反撃。ヒロヤスの押し出し四球、上田の犠飛、ミレッジのタイムリーで3対3。ここで一気に逆転出来てれば、という展開だったが畠山凡退で同点止まり。
6回表は平井諒が登板。いきなりコンラッドにツーベースを打たれ、続く藤井のバントの処理を誤って、無死1-2塁。中村の本塁好ブロックもあって、2死1-3塁までこぎつけたが、大和に内野安打を打たれて結局勝ち越しを許す。さらに、そのあと投入した中継ぎ陣が、どいつもこいつもピリッとしない。日高、松岡、久古、軒並み打たれて8回までに3対9(打線も好調だったのは5回だけだし)。
9回表は藤田太陽が出て来たので、少し見てたが、ミレッジの美技に救われて1死取った後、軽くヒットを打たれたから、もういいやと思って帰った。スコアは結局その後も動かなかったみたい。

館山の出来の悪さも問題だけど、中継ぎ陣が軒並み崩壊してたのは、もっと問題かも。まあ、オープン戦で、そんな気配は感じてたが…。守備も崩れてるし、ちょっと先が思いやられる。

それにしても、やっぱり長時間試合だった(^^;)。途中で帰っても3時間半を超えてるんだから。呪いだ(^^;)
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イースタンリーグ ロッテ対ヤクルト(3/26)

2013.3.26(火) 13時 ロッテ浦和
S 00002000000  2
M 00100010001X 3
[負]七條 [勝]藤谷
[H]M:荻野貴2(ロマン、七條)

3戦連続のイースタン観戦。結構久しぶりじゃないかと思う(シーズンオフだったから、という意味でなく)。

先発はうちがシーズン開幕をにらんでの村中で、ロッテは阿部。双方快調な立ち上がりだったが、阿部が3回までパーフェクトだったのに対し、村中は3回に角と加藤にヒットを打たれ、そこからの流れで2死1-3塁になって、一走早坂の盗塁で、キャッチャーの西田の送球が逸れてセカンドがこぼす間に、三走角が還って、ロッテに先制される。
ヤクルトは5回に藤本がヒットで出て、西田が送った後、荒木のセンターオーバーのツーベースで生還し同点。その荒木を又野がヒットで還して逆転。
村中は5回まで投げてロマンに交代。一方のロッテは、阿部が6回1死2塁になった所で中後に代わって、後続を断った。
ロマンは球威はあるように見えたが、若干不安定。7回に、すんなり2死を取った後、荻野に同点ホームランを打たれてしまい、その後、連打でさらにピンチを迎えるが、そこは凌いだ。8回もランナーを出しつつ凌いで交代。こんなもんかなと思いつつ、やや不安は残ったか。
7回で同点になってしまったので、また延長がちらつき始めた。まさかなあ、という希望的な観測は、あっさり消えて、ロッテは中後の後、山室(7-8回)→内(9回)、ヤクルトは大場が9回をきっちり抑えて延長へ。10回表はロッテの橋本から先頭の又野がヒットで出たが後続なく、10回裏は松井光介が3四死球で2死満塁としたが持ちこたえる。11回表は藤谷に抑えられ、11回裏は七條がマウンドへ。先頭打者は7回のホームランを打った荻野。初球をガツンを打った当りはレフトのフェンスを越えてサヨナラホームラン。いきなり終わってしまった(^^;

まあ、もつれずに終わってくれたのは、有難くなくもなかったけど、それでも延長11回、試合時間3時間20分越えだ。またまた長い試合。呪いだ(^^;

村中とロマンは、まあ、こんなもんだろうな、という気はする。開幕ローテに入るんだろうね。大場は、最初に見た時とそれ以降(今日を入れると、もう4回見てる)のイメージが違って、今では中継ぎは結構いけそうな気がし始めてる。なんというか、彼は雰囲気がある。問題は七條。今日は出会いがしらだったかもしれないが、一昨日も、あんまり良かったとは言い難いからなあ。
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イースタンリーグ ヤクルト対楽天(3/24)

2013.3.24(日) 13時 戸田
E 00000100000 1
S 00000100000 1
[H]E:枡田(古野)

2日続けて戸田。今日は途中で適当に切り上げる気でいたんだが…。

先発はうちが古野で楽天が片山。古野は昨年のルーキーだが、故障で登板数がごくわずかで、昨年は試合で投げているのを、確か見ていないと思う。
ただ、その古野が好投。3回まではパーフェクトピッチング。4回先頭の枡田にヒットを打たれるが、その後も崩れない。もっとも時々結構甘い球も来てたように見えたんだが、そこは楽天打線がミスしてくれた。楽天の片山は、コース・球種を散らして、的を絞らせないピッチング。ヒットや四球でチャンスは作るが、うまくしのがれてしまう。5回まで0-0で、速い試合だった。
6回表、1死後に古野が枡田にライトへホームランを打ちこまれる。昨日に引き続き、当たってた枡田。
6回裏、片山が水田の足に死球。水田は代走野口に交代(ただ、重傷ではないっぽい?)。飯原のヒットで野口は3塁へ進み、続く楠城の3塁線への飛球(ショートが捕った)でタッチアップで生還して同点。
7回表、古野はヒットと四球、犠打で1死2-3塁のピンチを作るがしのぎ、8回は三者凡退。ここまでで降板。被安打3、与四死球3、失点1だから、充分好投と言えると思う。ちなみに片山は7回までで降板。こちらは5安打3四死球1失点。
双方の先発が作った流れを、後続のピッチャーが崩さず(双方、拙攻もあったのは否めないが)、試合は延長に入り、11回までやって、そのまま引分け。

せっかく速い試合だと思ったのに、延長11回までやられてしまったら、台無しだよ(^^;。今日もまた3時間ゲームだった。途中で帰るつもりだったけど、この展開じゃ帰れなかったし。
(古野が投げてる間は帰れないなあ、と思っていたが、古野が降板した時点で、9回が見えていたからねえ。あとはズルズルで…)
ここまで観戦した試合は長い試合ばっかりだ。この調子じゃあ、開幕後が思いやられる(^^;
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ナビスコ杯予選L第2節鳥栖対名古屋

2013.3.23(土) 16時 ベストアメニティスタジアム
観客 5926人 主審 吉田寿光 副審 田尻智計、山際将史

 サガン鳥栖 1(1−1)2 名古屋グランパス  
       (0−1)

 得点 15分 名古屋・ヤキモフスキー
    19分 鳥栖・池田
    75分 名古屋・矢野

 鳥栖 室(GK)、岸田、小林、坂井(65分呂成海)、金民友、
    早坂(70分野田)、藤田、末吉、清武、
    池田(79分水沼)、豊田
 名古屋 楢崎(GK)、田中隼、増川、本多、阿部、
    田口(70分中村)、ダニルソン、ヤキモフスキー、
    矢野、田中輝(65分田鍋)、玉田(88分ハーフナー)

 警告 鳥栖 清武
    名古屋 田口(1回目)、ヤキモフスキー(1回目)

この試合も見てないので、記録だけフォロー。
チームは上り調子になりつつあると考えていいんだろうか?
(2013.3.26)

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イースタンリーグ ヤクルト対楽天(3/23)

2013.3.23(土) 13時 戸田
E 002000200 4
S 02002007X 11
[勝]大場 [負]大塚
[H]S:佐藤(武藤)、E:枡田(中澤)

今年最初のイースタン観戦。
先発はうちが中澤で楽天は金刃。金刃が楽天に移籍していたとは知らなかった。

んで、その金刃は、立ち上がり、制球がいまいち安定せず、ボールが多くて、ストライクを取りに来ると打たれるというピッチング。そこに付け込んで2回に西田ヒット、荒木四球、又野ヒットの後、川上のタイムリーで先制。さらに山田の犠飛でもう1点。ただ、金刃は3回には立ち直っていて、4回は三者三振。いい球も来ていたし、力はある、という感じ。
中澤は2回までは完璧に近いピッチングで、3回も小関にポテンヒットは打たれたものの、2アウトまで行ってたんだが、そこで枡田に失投をライトフェンス向こうへ持っていかれて、同点。その後、急に安定感がなくなった。楽天が5回から投入した武藤から、佐藤タカノリがツーランをライトへ打ちこんで、再度2点突き放したが、中澤は7回にとうとうつかまり、1死後3連打で1点失った所で降板。リリーフした阿部も中川にタイムリーを打たれて同点。
楽天は7回にバッテリーをまるごととっかえて、投手大塚、捕手下妻。名鑑を見ると、二人とも今年、高卒で入ったルーキー。思い切りのいいピッチングに7回は抑えられたが、8回1死1塁から猛攻開始。というか、まず下妻のパスボールで1死3塁。そこで野口の中越えスリーベースで勝越し。続く又野の当りはセカンドとライトの真ん中あたりの飛球。お見合いで誰も取れず、野口が還って6-4。次の川上の一ゴロはファーストの枡田がエラー。山田が二飛で倒れた後、タカノリの2点タイムリー。この辺で、大塚は終わっちゃった感じで、さらに3安打で11-4まで積んで8回終了。
8回から登板したうちの大場は今日は結構良くて、今日打撃絶好調で4打数3安打だった枡田にツーベースを打たれた以外は(枡田はあとスリーベースが出ればサイクルヒットだった。その代りにエラー(^^;)凡退に打ち取り、しかもうち4アウトは三振。すんなり試合終了。

今年から戸田は、うちが勝った場合はヒーロー賞が出るそうで、今日の受賞者は当然タカノリ。

大場は、最初に見た3/2の印象は悪かったが、先日の神宮に続いて今日のピッチングを見ると、案外悪くないかもしれない。ややボール球がはっきりし過ぎてるきらいはあるような気がするが。
楽天は、大塚がちょっと気の毒な感じだったな。バックも声を掛けてやるのはいいけど、まずちゃんと守ってやんなきゃ(^^;
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ナビスコ杯予選L第1節名古屋対大阪

2013.3.20(水祝) 16時 瑞穂陸上競技場
観客 8032人 主審 福島孝一郎 副審 小椋剛、金井清一

 名古屋グランパス 1(0−0)1 セレッソ大阪  
          (1−1)

 得点 47分 大阪・Own Goal
    68分 名古屋・玉田

 名古屋 楢崎(GK)、田中隼、闘莉王、増川、本多、
    磯村(63分中村)、田口(63分ダニルソン)、藤本(44分ヤキモフスキー)、
    矢野、田中輝、玉田
 大阪 キム(GK)、茂庭、新井場、丸橋、山下、
    扇原、山口、南野、横山、
    柿谷 エジノ(73分杉本)

 警告 名古屋 磯村(1回目)
    大阪 エジノ

見てないんで、記録だけフォロー。
(2013.3.26)

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オープン戦 ヤクルト対日本ハム(3/20)

2013.3.20(水祝) 13時 神宮
F 102100040 8
S 004020200 8
[本]S:畠山(石井)、F:耀(小川)、ホフパワー(小川)、アブレイユ(赤川)、鵜久森(赤川)、二岡(赤川)

先発はうちがルーキーの小川でファイターズは木佐貫。

小川はオープン戦で結果を出してると聞いてたが、今日は全然。ファイターズのバッターに軽々打たれてる感じで、耀の先頭打者ホームラン、ホフパワーのツーランなどで4回4失点。開幕ローテも考えてたんじゃないかと思うんだが、これじゃあちょっと…。
木佐貫もへっぽこで3回裏に4安打を集中して、一旦は逆転したし、5回裏にも4安打で再度突き放し、7回裏には、この回から登板した石井から畠山がツーランを打って4点差。勝ったと思ったが…。
5回から登板したうちの赤川は、相変わらずつかみどころがない感じのピッチングで、のらりくらりと7回まで無失点に抑えたが、8回にアブレイユにツーランを食らう。さらに1死後、鵜久森、代打二岡に連続ホームランを食らって、あっさり同点。オープン戦とはいえ、さすがに投手交代でマツケンが登板、後続は断った。9回はトニーが出て来て、今日初めて三者凡退(^^;)。トニーは、調子がいいみたいなんだが…。

で、8対8の引き分け。小川だけじゃなく、赤川もあれじゃあ、投手陣の編成に不安が残るなあ。
ファイターズの大谷がライトで先発していて、体つきはいかにも高卒だし、守備はおっとっとな所を見せてたが、打撃はセンスがいい感じだった。
日曜の東浜といい、うちの新人が総崩れ気味なのに比べると、隣の芝生が青く見えらあ。まあ、大谷や東浜は、プロ野球全体の、今年の目玉的な新人たちだけどねえ。
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感想「太陽系無宿/お祖母ちゃんと宇宙海賊」

「太陽系無宿/お祖母ちゃんと宇宙海賊」 野田昌宏・編 創元SF文庫
野田昌宏が40年前に出したスペースオペラのアンソロジー2冊を、合本で再刊したもの。
スペースオペラはハミルトン中心にそこそこ読んだし(キャプテン・フューチャーは全部読んだはず)、結構好きだったと思うけど、元々そんなにSF指向はないので、フェードアウトした。でも、こういうのを読むと、読んでた頃が懐かしくなる。

「太陽系無宿」
こちらは、スペースオペラのシリーズ物から選んだ中篇を集めた、という位置付けらしい。
収録作は、ハミルトンのやつがSFマガジンのキャプテン・フューチャー特集増刊号に(多分NHKのアニメーション放送に合わせて出された号)英語版が掲載されてたのを覚えているが、読んだんだったか、どうか…。他は多分読んでないと思う。
表題作はいかにもスペースオペラな短編だけど、他の3篇は、シリーズの異色作だったり、探偵ものだったり、ジュラシックパークぽかったり、ちょっとひねっていてバラエティに富んでいる。編者の目配りが感じられる。
中ではハミルトンのキャプテン・フューチャーものが、一番面白かったかな。ところで解説を読むと、キャプテン・フューチャーものの中篇を書いていたのは、実際はハミルトンのかみさんのリイ・ブラケットだったんだそうで。中篇は長篇とちょっと雰囲気が違うと思ってたんだが、これがその理由なのかな? 実は俺は中篇の方が好きなんだよね。

「お祖母ちゃんと宇宙海賊」
こちらは非シリーズものの作品を集めたものらしい。作家も比較的マイナーな顔ぶれのよう。
どれも、いかにもスペースオペラな小説で、バラエティ感はあんまりないが、スペースオペラってのはどういう小説か、という観点からすると、こっちの方が、より分かりやすいと思う。編者の解説にちらっと書かれている、時代による変化も確かに見て取れる。表題作が、ユーモアも気が利いていて、洗練されている感じなんだが、一番新しく、1950年代に書かれている。そういうふうにスペースオペラも、荒っぽくて粗っぽい活劇小説から、現代風に変わって行ったということなんだな。
こちらも十分楽しく読めたが、どちらかというと、「太陽系無宿」の方が好きかな。
(2013.3.19)

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オープン戦 ヤクルト対ソフトバンク(3/17)

2013.3.17(日) 13時 神宮
H 041002010 8
S 020000010 3
[負]石山 [勝]帆足 [S]東浜 
[本]S:川本(東浜)

先発はうちがルーキーの石山でホークスが帆足。
1回裏いきなりのヒロヤスのツーベースの後、雄平がバント失敗したのがケチのつき始め。
2回表、初回は三者凡退だった石山が大きく崩れて4失点。ヒットを打たれたのはともかく四死球連発はいただけない。帆足もぱっとしなくて、その裏、中村とヒロヤスのタイムリーで2点返すが、石山は3回にも失点して、結局5回5失点。内容も悪いし、このまま1軍で使うのは厳しそうだ。
6回は江村が登板。春季教育リーグで見た時は、かなり無理っぽい感じだったから、大丈夫か?と思ったが大丈夫でなく、2失点。ただ、7回の大場は、江村と同じ日に見て、やっぱりダメな印象だった割に、今日はきっちり抑えた。
打線は帆足を捕まえきれず、4回まで2点のみ。ホークスは5回からルーキー東浜を投入。こいつが好投して、まるで打てない。2対7だし、7回終了時点で帰るかと思ったんだが、8回表に(ひいきの)平井諒が登板したので残留(^^;)。ただ、平井の出来もいまいちでヒットと2四球の後、犠飛で1点失う。
でも、その裏、川本が東浜の失投(真ん中だった)をバックスクリーンに打ち込むホームラン。これが見れたからOKかな。これで帰るかと思ったが、今度はブルペンでトニーが準備してるのが見えたので、また残留(^^;)。9回表のトニーは快調に三者凡退。仕上がりはいいみたいだ。
9回裏、松井淳のツーベースは出たが、後続は東浜に軽くあしらわれて、3対8で終了。

とりあえず、開幕に向けては、ルーキー組のうち、石山と江村は無理っぽい。
岩村はツーベース1本あったが、微妙だな。慎也は元気だったな(^^;)
で、東浜はさすがにいいピッチャーみたいだなあ。
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サンタナ

2013.3.13 東京国際フォーラム
ライヴというと、ここんところ、2年に1回くらいのペースで、大物外タレ(^^;を、高い金払って、わりとでかい箱で見るくらいしか行ってない。でもって、それがたいてい、高い金払った割に…的な感じだったんだが、今回は良かった。

「祭典」でいきなりハイテンションで始まって、休みなしで続く演奏が、突き抜けた感じだった。それに、サンタナのライヴアルバムはいくつか持ってるけど、どれとも違う、オリジナルな内容だったし。前回行ったライヴはAC/DCで、ライヴアルバムで聴いたことがあるのと、ほとんどおんなじパフォーマンスだったんだよなあ。それだけ完成されているということなのかもしれないが、じゃあ、ライヴアルバム聴いてれば充分だったのか?、と思ってしまったのも確か。しかも、この時は席が最悪で、ステージがまるで見えなかったから、そういう楽しさもなくて。
今回は、かなり後ろの席だったものの、視界がきっちり開けている場所だったので、全然ストレスがなかった。もっとも、AC/DCみたいなステージ上のギミックも、ほとんどなかったんだけど。

中盤以降、観客とコミュニケーションを取ろうとするところで、言葉の関係とかで、いまいち噛み合わない感じがあって、その後、ちょっと緩んだ印象もあったが、最後はSmoothでまた盛り上げた。

過去2回、行こうと思ってて行き損ねていたので、ようやく無念を晴らした感じ。内容的にも行った甲斐もあったと思えたから、本当に良かった。

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感想「韓国のホンネ」

「韓国のホンネ」 安田浩一+朴順梨 竹書房新書
日本人と元在日三世のライターの2人が、韓国人のホンネの対日観を韓国へ見に行ったもの。
結局、普通の韓国人にとっては、竹島なんて、そう大した問題じゃないし、特別反日で盛り上がってるわけでもない、というのが結論かな。そりゃあ、どっちの領土かと聞かれれば、韓国と答えるだろうし、その文脈で通り一遍に対日感情を聞かれたら、ネガティブな返事が返ってくるかもしれないけど。逆にそういうことに大して関心のない日本人だってそういう反応をすると思う。
ただ、日本には、元々はその程度の感覚でしかない人間を煽り立てて、積極的な嫌韓に持っていこうとする動きをしてる連中がいるし、韓国にも同じような動きがあるみたいだ。扇情的な記事を売りたいメディアとか、自分たちの不手際を外国のせいにしたかったり、後ろ暗い所から国民の目をそらしたい権力とか。
そういうやつらが、韓国では反日って言ってるぞと言うのを聞いて、だったら嫌韓だと言ってる向きも日本では結構多いらしく、それってひどくバカバカしく思える。そんな原因で嫌韓・反日が増幅していくような事態は、絶対止めなきゃ。
著者の片方の安田浩一はリベラルな立場の人間だから、ある程度バイアスが掛かってる可能性はあるかも知れないけれども、韓国ではそれなりの相手に話を聞いてもいるわけだし、常識的に考えれば、まあそんなもんだよなという気がする内容なんでね。直接の付き合いがあるわけじゃないが、韓国人がそこまで得体の知れない相手だとは俺は思わないよ。
それにしても、普通の国になったと思える韓国だけど、今も国民を強権的に抑えつけようとする動きは残っているんだな。もっとも今の日本も外から見て、それとそんなに差があるとは思えない気がするが。特に安倍が総理大臣をやっている今は。実態を見ている分、むしろ日本の方がヤバいんじゃないかと思ったりもする。
(2013.3.13)

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感想「空間亀裂」

「空間亀裂」 フィリップ・K・ディック 創元SF文庫
60年代半ばの長編。
解説は怪作と書いてるが、ディックでこれなら普通の部類じゃないかな。むしろ、この時期のディックぽい、まとまりのいい佳作ぐらいの印象。
いかにもSFなギミックが満載で、登場人物がみんなショッパくて、終わってみると、ずっしり重い徒労感があって、それでもささやかな喜びのカケラくらいはあるようなフリをする、いかにもディックだなあ、という小説だったが、途中でほったらかしになったプロットはそこここにあるものの、全体的には案外話が破綻してない。
大きく振りかぶった小説じゃなくて、そんなに内容に重みは感じないが(人種問題をテーマにしている意識はあるように思える)、普通に面白く読めたし、悪くない出来だったと思う。
(2013.3.12)

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感想「「原発事故報告書」の真実とウソ」

「「原発事故報告書」の真実とウソ」 塩谷喜雄 文春新書
福島原発事故についての4種類の事故調査報告書を比較検討した本。
事故調査報告書は、さすがに自分で細かく読もうとは思わなかった。読んでみた方がいいかな、とは思っていたが、本書の著者が難儀したと書いているのを見ると、やっぱり無理だったかも。そういう人間に、手っ取り早く要点を教えてくれるという意味で、この本は手頃。出版社や著者の経歴を見て、どんなもんかなと思ってたが、内容も納得出来るものだった。

どの事故報告書も一長一短あるし、何らかのバイアスもかかってるようで、どれがベストということはないようなんだけど、一番信用出来ないのははっきりしているようで、それは責任逃れに終始する東電自身の報告書。
東電以外の報告書からは、ちゃんと読み込めば、東電がどれだけデタラメなやり方で原発を動かしていたかが、見えてくるようだ。
菅首相の責任とかをやたらと追及したがる向きもあるが、そもそも最大の責任者は、原発を適当な管理で動かしていた東電だという、ごく当たり前(なのに、なぜかすぐにごまかされそうになる)のことを、著者は言っている。
原発自体が危険な代物なのは間違いないにしても、しっかりコントロールしていれば、危険は最小限かもしれない。それでも一度でも重大な事故が起きた時の後に残る被害を考えると、許容出来ないと思うんだが。でも、東電がここまで信用出来ない組織だと分かった以上、それは全く期待出来ないと思う。事故の時だけでなく、今に至るその後の対応を見ていても。東電以外の電力会社も大きな違いがあるようには見えないし、そうであれば、普通に考えれば、原発はやめるしかないという結論にしかならないと思うんだよな。

本書のベースには、原発事故について、普通に考えればおかしいと思うはずのことが、メディアによって報じられていない、追及されていないという著者の思いがあるようで、それは俺が日頃から思っていることと同じ。そういう部分も共感できる本だった。
(2013.3.9)

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感想「低開発の記憶」

「低開発の記憶」 エドムンド・デスノエス 白水社
カストロの革命の直後のキューバで暮らす、インテリで元ブルジョワな男の日々を描いた、手記の体裁を取った小説。当時のキューバで書かれたもので、主人公には著者が投影されている。
そういう背景がある割に、政治的な雰囲気はあまり感じられない。アメリカの封鎖によって起きている、革命の生活への影響についての批判的な記述は結構あるが、そういうのを書くのも別に問題はなかったようだ。もちろん背景に革命がずっと見えてはいるが、どっちかというとモラトリアムな人間の普通の日常を描いた小説という印象で、あまり特別な状況下にいるようには感じられない。キューバ革命がそういう革命だったということなのか、人間は簡単に環境に適応してしまうということなのか。
所々でキューバとキューバ人を低開発と自嘲するが、だからといってキューバをいやがっているわけではない。アメリカやソ連などの大国の思惑に振り回される小国の悲哀を滲ませつつ、そういう国で生きていることと向き合おうとしている感じかな。
(2013.3.7)

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J1リーグ第3節甲府対名古屋

2013.3.16(土) 19時 山梨中銀スタジアム
観客 11230人 主審 前田拓哉 副審 戸田東吾、前之園晴廣 

 ヴァンフォーレ甲府 0(0−0)1 名古屋グランパス  
            (0−1)

 得点 90+4分 名古屋・本多

 退場 56分 甲府・松橋

NHKBSの中継で見てた。

布陣でツリオがトップに入るのを見た時点で、かなり萎えた。いや、これからツリオをFW固定で使ってくというんなら、それはそれでもいいんだが(やっぱり明らかに上手いし)、現時点では、場当たりな対応にしか見えないわけで、また一年間、展望のない試合を見せ続けられるのかと思うと。
ただ、今年は本当に重症らしい。ツリオが入っても、大して効果が出ない。前の2試合同様、8番10番が足を引っ張るし、あと、田口のパフォーマンスも著しく低下して見えるのはなんで?

前半は甲府に押されまくり。甲府は選手がよく動いてパスが回るから見ていて面白かった。ただ、フィニッシュの所で、思い切りとアイディアが足りないかなという感じはつきまとっていたから、多分、失点はしないと思ってた。実際は楢崎の好セーブ連発での無失点だったけど、いつもの楢崎なら、あれくらいはデフォルトだし(^^;)。

後半10分で甲府が退場で10人になったが、不思議なことに甲府の方が1人多いくらいに見えた(^^;)

終盤の甲府はさすがにペースが落ちてたが、うちの攻撃は噛み合わないままだったから、勝てるとは全く思ってなかった。ほぼラストプレーの田口の直接FKを甲府GKの荻がこぼしたのを、本多が押し込んで先制し、そのまま勝ったんだが、ラッキーとしか言いようがない。
もっとも、去年、こういう形でやられた試合が山のようにあったことを考えると、風向きが変わった?という気はした。2010年に運を使い切って優勝してから、この2年、まるでツいてなかったが、今年はツキだけは戻ってきたかも?
それだけでも、残留くらいなら出来るかも(^^;)

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オープン戦 ヤクルト対中日(3/16)

2013.3.16(土) 13時 神宮
D 000000002 2
S 02000202X 6
[勝]石川 [負]大野
[本]S:畠山(大野)

今季神宮&1軍の試合の初観戦。

先発はうちが石川で中日が大野。
石川が安定したピッチングで、5回を2安打無四球で完封。打線は2回に慎也、川本、川崎の3連打で2点先制。6回には畠山がレフトへ文句なしのツーラン。8回には中日5番手の山井の不調に付け込んで、中村の犠飛と松井淳のタイムリーでさらに2点。特定の選手が打ってるというんでなく、まんべんなくヒットが出ていたところと、チャンスに確実にタイムリーが出ていたところに、安心感があった。
投手陣は石川の後を受けて、6回に新加入の藤田太陽、7回に久古、8回にマツケンがまずまずのピッチングで零封。完封勝ちかと思ったが、最終回に登板した山哲が、ちょっとよたって、4安打で2失点。とはいえ、安打の中でクリーンヒットは1本くらいで、間が悪かった、くらいの感じだったから、次の登板できっちり投げられるようなら、そんなに問題ではないかな、と思う。

で、6-2で勝利。オープン戦とはいえ、投打が噛み合った快勝は気分が良かった。
というか、中日がちょっと出来が悪すぎかも。まあ、神宮では弱い中日だけどね(^^;。
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J1リーグ第2節浦和対名古屋

2013.3.9(土) 16時 埼玉スタジアム2○○2
観客 52293人 主審 佐藤隆治 副審 八木あかね、聳城巧

 浦和レッズ 1(0−0)0 名古屋グランパス  
       (1−0)

 得点 54分 浦和・宇賀神

見に行っていたが、ヒドい試合。直前に見た磐田戦の録画の記憶が鮮明だったんで、大した試合にはならんとは思ってたけど。

攻撃の連動性がまるっきりないので、点を取れる気がしない。期待出来そうなのは、ヤキモの個人技くらい。それにしたって、回りのサポートがあれば、もっと生きると思うんだが、うちの選手はそういう感覚がないから>特に8と10。

去年、散々そういう試合をしてドツボにはまったから、何か変えないとどうもならんということで、3バックに移行した(のかな?)ものの、前節いきなりのツリオ故障&離脱を受けて、4バックに戻した。だけど、去年のチームで点を取ってた永井もムウも居らんし、前節の失点時のプレーのペナルティということで、ボランチは田口じゃなくて守備的な直志だし、そりゃあ点は取れんわな。キショーは思ってたより随分よくやってると思うけど、一人で点をもぎ取って来れるタイプのFWじゃないし。

前半は浦和もショッパくて、去年の最終節の方が強かったんじゃない?という感じだった。試合後、うちのオヤジが賞賛してたらしいコーロギだって、前半は大して役に立ってるように見えなかった。

後半序盤、うちが攻め込んで、ヤキモがゴール前へクロスを入れた後、転んじゃった。それで試合が途切れて、浦和サポがブーイングかましたんだが、あの切れ目でうちの集中も途切れたのかもしれない。リスタートから簡単に縦に入ったボールをコーロギが左へ捌いて、走り込んできた宇賀神が隼磨に競り勝ってシュート、浦和が先制。
宇賀神みたいに、パスに愚直に走り込んで来る選手が今のうちには居らん。そういえば去年は平川にやられまくったんだけど、平川もそういう所があるし、前半の浦和がショッパかったのは、平川の代わりに森脇なんか使ってたせいじゃないかと思ったり。
まあ、この場面のコーロギみたいにシンプルに勘所にボールを捌ける選手もうちには居らんか。

で、その後は、浦和が先制して勢いづいちゃって、名古屋はもはやなすすべなしという感じ。それでもヤキモの惜しいシュートが一本あったんだが、阻まれた。

名古屋はとても末期的に見えた。ダメダメだった去年をさらに悪化させたようなイメージ。オフの間に立て直して来るのか?と思いきや、現状維持以下だったという…。どこかに希望はある?結局ツリオ頼みの3バックがそれかい?
このままだったら、余裕で降格争いに絡むと思うよ。
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感想「ただひたすらのアナーキー」

「ただひたすらのアナーキー」 ウディ・アレン 河出書房新社
昔出たウディ・アレンの3部作は楽しくて、とても好きだった。2007年に出た本書は、あれから25年経っての新作なんだそう。
作風は、覚えてる限り昔のまんまという感じ。インテリっぽい題材を、ナンセンスなコメディの、ただのネタとして扱うというのが代表的なスタイル。いかにもスノッブな感じだけど、それが面白かったわけで。
読んでて、昔ほどシンクロしなかったなという気はなくもない。作品の問題というより、当時は浅倉久志のユーモアスケッチとか、モンティパイソンとか、そういうのをやたらと読んだり見たりしていたけど、今は日頃、あんまり接してないから、こっちの感度が鈍ってるんじゃないかな、という気がする。読んでるうちに勘が戻ってきたような気もしたし(^^;)。自分の気持ちにゆとりがなくなってるのかもしらん。気をつけよう。
一つ選ぶなら、巻末の「ピンチャック法」かな。
(2013.2.27)

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感想「失踪入門 人生はやりなおせる!」

「失踪入門 人生はやりなおせる!」 吾妻ひでお 徳間文庫
「失踪日記」が評判になった後、雑誌で連載されていた企画物の書籍化だそう。吾妻ひでおを「失踪」の師匠に見立てて、そのノウハウを、中塚圭骸という人物が、弟子としてインタビューするという趣向(そこにもう一人、編集者が絡む)。ただ、実際には必ずしもそういう内容ではなくて、失踪に至ったあれこれや、元アル中で躁鬱病を抱える吾妻ひでおの日常についてや、さらにまた、インタビュアーの中塚も、鬱病を抱えて少年の頃から薬を飲み続けている人物で、彼のそうした生活も語られる。もちろん、ギャグ的に書かれているわけだけど、正直、かなり重たい。なぜ彼らがそういう病気を抱えることになったかといういきさつを読んでいると、自分自身も結構思い当たる節があるし、俺はたまたまそこまで行かずに済んだだけだな、とも思えるわけで。幸運だっただけなんだよな、という気がする。

まあ、こういう人たちでも、なんとかなってるんだから、というのはないわけではなく、励まされるといえば…どうかな。最後の所に、本書(文庫版)刊行の趣旨として、「不安から目をそらさず、それでも笑って、明日を目指そう」ということが書かれていて、確かにそういうメッセージは感じられる、とも思うんだが。

それにしても、中塚圭骸は香山リカの実弟なんだそうで、こんなすさまじい弟が居たのか、という感じ。というか、ここで語られている香山リカてのも結構凄くて、この人も、たまたま破綻しないで済んでるだけの人間なのかも。だから、破綻してしまったり、破綻してしまいそうな人間への目配りが感じられる文章が書けるのかも知れないと思った。
(2013.2.24)

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感想「江戸・キューバに学ぶ”真”の持続型社会」

「江戸・キューバに学ぶ”真”の持続型社会」 内藤耕、石川英輔、吉田太郎、岸上祐子、枝廣淳子 日刊工業新聞社
いずれ資源を使い潰して破綻すると考えられる今の社会の在り方に対して、そうではない持続型社会の姿を、江戸時代の日本や、ソ連崩壊で物資が入らなくなったキューバを参考に考えてみようという本。その他に、現代の日本での取組みの事例も紹介されている。

体系的というよりは、それぞれの事情に詳しい書き手が(江戸は石川英輔、キューバは吉田太郎)、概観的に紹介している、という感じの内容。興味深いことは間違いない。特にキューバんついては、現代の話でもあり、日本でも真剣に検討しといた方がいいんじゃない?と思うような事例も含んでいる。実際、ヨーロッパでは研究が始まっているとも書かれているが。
ただ、個別の取組みだけでは、多分、限界はある。やらないよりはマシだろうけれども、効果は取り組みが広いほど、相乗的に出て来るもの。そうはいっても、本当に江戸やキューバ的な社会を実現するには、それだけの強い動機が必要だろうとも思う。江戸は鎖国によってそういう状況が生まれ、キューバも冷戦崩壊による国際情勢の変化が必要性を生んだ。キューバに関しては、中南米諸国との関係が改善して、物資が入り始めるようになった今では、社会の形が持続型ではない方向に変わりつつあるそうで、そういう所からも難しさが見て取れる。こういう方向へ社会を変えていく必要性は、真剣にあると思うんだが、多分、本当に物がなくなって、どうしようもなくなるまで、社会は動かないに違いない。あらかじめ準備をしておけば、ソフトランディング出来るかも知れないんだが、結局、ハードランディングになってしまうに違いない。
それでも、出来ることはやっていくべきなんだろうな。まあ、それがエコってやつだと思う。ささやかでも、何もやらないよりはマシ。

ちなみに、日本においては、福島原発の事故がそういう方向へ動く強い動機になりえたはずだし、ある程度、そっちの方に動いた感もないではないけど、充分ではなかったし、今は逆風も吹いている。
この本が出たのは2009年で事故以前。今、こういう本を出すなら、そっちの観点からの展開もあったろうなと思う。
というか、反原発・脱原発の運動の中でも、原発がなくても現状の生活は維持できる、という主張がかなり強い印象がある。そういう言い方の方が、メッセージを受け取る側の抵抗が低いからなんだろうが、それはやっぱりゴマカシだと思っているし、違和感がある。やっぱり、これを契機に真の持続型社会を目指す、くらいのことを、主張していくべきなんじゃないかと思っている。そうでなければ、原発維持派の、地球温暖化とか経済とかの側からの問題提起に、納得のいく形で答えることは出来ないんじゃないだろうか。
(2013.2.24)

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感想「英国紳士、エデンへ行く」

「英国紳士、エデンへ行く」 マシュー・ニール 早川書房
19世紀を舞台にした小説。タスマニアの原住民が、入植してきたイギリス人によって絶滅させられるいきさつが描かれるのが半分。この辺は、以前「タスマニアの最後の「女王」トルカニニ」という本でも読んだ史実を、大幅に取り入れて書かれている。イギリス人も200年前には、こんな酷いことをしていた。
もう半分は、マン島人の船員が乗り組んだ輸送船が、タスマニアにエデンの園があったと思い込んだイギリス人の牧師を団長とする探検隊を、タスマニアに連れていかないといけなくなる話。探検隊の中には人種間の優劣を信奉する人物がいて、彼の説によればマン島人は劣等民族。
著者の立場は「劣等民族」のタスマニアのアボリジニやマン島人の側にあって、イギリスのユーモア小説風な語り口とはいえ、彼らが延々酷い目に合わされる話だから、読んでると結構つらかったりするが、著者の彼らへの目線の優しさに救われる部分はある。逆にイギリス人のアボリジニに対する偽善的な振る舞いや、探検隊のイギリス人の愚行については、かなり容赦がない。
基本的には、人種間の優劣を語る愚かさを書いた小説と思うけど、権威的なキリスト教への皮肉もかなり効かせている感じ。
むしろ、自分以外の人間や人種を見下して、利用することしか考えない、偉そうな人たちへの嫌悪感を表明した小説、と言うべきかもしれない。
2000年の刊行で、邦訳は2007年。
(2013.2.20)

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J1リーグ第1節名古屋対磐田

2013.3.2(土) 14時 豊田スタジアム
観客 21748人 主審 松尾一 副審 石川恭司、数原武志

 名古屋グランパス 1(1−0)1 ジュビロ磐田  
           (0−1)

 得点 36分 名古屋・OwnGoal
    71分 磐田・山田

開幕戦。JSPORTS3の録画中継を見てるヒマがなくて、第2節の直前にあわてて消化。
ちなみに、結果は知ってたけど、詳細を入れないようにしてたから、開幕したような気がしてなくて(^^;)

立ち上がりの様子見の後は、磐田ペースだったと思う。名古屋は球は持ってても効果的な展開がほとんどない。前半はヤキモの長いクロスにキショーが合わせた2発の他は、得点の場面しかなかったんじゃないか?
得点自体はオウンゴールだけど、あの場面は高い位置で(確か)田口がインターセプトしてから、前目の選手が一気に連動して攻め込んだいい攻撃だったと思う。最後に絡んだのは結局ツリオだったけれどね(^^;)
後半は追う立場の磐田がペースアップ。元々攻撃の連動性では磐田の方がずっと良くて、点に繋がってないだけだったから、名古屋は押される押される。その最中に突然ツリオが足を傷めて離脱。増川が入り、最終的には去年のメンバーの4バックに守備を組み替えて、うやむやで逃げ切ろうとしたが、試合中のシフトチェンジだった影響もあってか、役割分担が曖昧になってた感じで(まあ3バックの時点から連携はかなりグズグズだったけど)、そこを突かれて山田に蹴り込まれて同点。それ以外にも磐田の決定的な場面は山ほどあったけど、なぜか決まらず、なんとか引き分け。

負けなくてよかった、という試合だったな。
(2013.3.9)

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春季教育リーグ ヤクルト対西武(3/2)

2013.3.2(土) 12時半 戸田
S 010012030 7
B 203100010 7
[本]S:川崎(平野)

今季初の野球観戦。

北からの暴風が吹き荒れていた。風に耐えるのも体力的に結構しんどかったし、そもそも寒くて。
当然フライは流されて、守備は苦労していたし、ピッチャーのコントロールにも影響が出ていた印象。西武先発の平野はうまく適応できなかったようで、制球が乱れ放し。ヒット・四球の山で、5回で6点いただいた。うちの先発の日高は、悪コンディションにしてはよくまとめていたと思う。4回投げて被安打1、失点1。成長したね。5回は赤川が投げて、四球→暴投→三邪飛でタッチアップ→犠飛で1点失うが、ここまではまずまず。
雲行きが怪しくなったのは、6回から今年の新人投手を出し始めてから。まず江村(ドラフト4位)。投球フォームは野球マンガみたい(^^;で、格好良かったけど、軽く打たれていた。西武の拙攻もあって、2回2失点で済んだが、すんなり即戦力とはいかなそう。
続いて、8回から大場(ドラフト7位)が登板。こちらも制球に苦しみ、8回に3点を失って逆転される。
それでも8回裏に、遊失→四球→内野安打→暴投で1点取って同点に追いつくが、続投した大場が、9回にはヒット、四球、野選で無死満塁のピンチを迎える。西武の拙攻でなんとかしのぎ、9回裏は先頭が三失で出た後、四球で1死2塁としたんだが、タイムリーが出ず、結局7-7で引分け。

双方とも、エラー・拙攻の連続で、内容的には、どうよという試合だったが、まあ、春季教育リーグだからなあ。あんまり高望みするわけにもいかんよな。
試合時間は3時間半。このコンディション、この試合内容で3時間半は正直長すぎだ。疲れたよ。
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