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J1リーグ第9節川崎対名古屋

2013.5.3(金祝) 19時 等々力陸上競技場
観客 16292人 主審 佐藤隆治 副審 五十嵐泰之、平間亮

 川崎フロンターレ 2(1−0)1 名古屋グランパス  
           (1−1)

 得点 45+2分 川崎・小林
    83分 名古屋・藤本
    87分 川崎・山本

現地観戦。

改修中というメインスタンドを見たが、こじんまりやってるなあ、という印象。なんでも2年かけて改修するとか? 低予算で時間を掛けて、細々といじっていく計画なんだろうか。
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ジョシュア、輝希、ヤキモフの3トップ(?)。玉田は前節、GK1対1を決めそこなった件でオヤジの逆鱗にふれちゃったし、キショーは得点の匂いがしないからなあ、と思って、まあ納得。
ただ、その結果、前線のジョシュアへの放り込み戦術になったが、ジョシュアが全く競り勝てないので、全然機能しない。ジョシュア、まだ全然復活してないんじゃない?
バックラインの裏裏を狙ってくる川崎の戦術の方が、ずっと機能してたが、こちらの場合、セカンドボールへの寄せの意識は高くて、スピードも速いんだけど、ゴールへ向かってシュートを打つ段階になると、うちと一緒で手を掛け過ぎて時期を逸する嫌いがあり、チャンスが得点につながらない。枠を叩いたシュートが2発あったが、そこまで。
まあ、後半勝負ってことだね、と思ってたら、ラストプレーでサイドから入ったボールを小林悠が合わせたのがゴールの中へ。事故っぽい失点ながら、出した手数を考えれば順当と言えなくもなく、ビハインドを背負って後半。

後半は輝希が外れて藤本。どういうことになるかと思っていると、やっぱり変な所でボールをなくしたり、肝心な所で居なかったり。
それでも、元々そんなに川崎も出来がいいわけじゃないし、足元を使った攻撃では時折形も作れていたし、ヤキモフに代わって玉田が入ったあたりから、ごちゃごちゃつないでゴールに迫る場面は増えてはいたと思う。何度か惜しい場面を作りつつ、決めきれずにいたけれど、80分過ぎてダメか、と思いかけた時間帯、阿部翔(だったと思う)左サイドからゴール前に入れたボールをジョシュアがポストして戻した所へ、藤本が突っ込んできて素早いシュートをゴールへ叩き込んで、同点。これは目の前だったから、興奮したわ。
それでも、全体としたら攻められてる時間の方が長かったし、ウカツに失点しそうな場面はそこまで山ほどあったから、一気に逆転とはまるで思わず(^^;、ここは穏便に引分けで終わりたいなー、と思ってたんだが、そうは問屋が卸してくれなかったよ。85分過ぎにゴール正面にこぼれたボールを、山本に叩き込まれて勝ち越された。そのまま終了。

結果的に得点シーンにジョシュアと藤本が絡んでいるので、復帰組が力を見せたという風にはなるのかもしれないけど、ジョシュアのあの場面以外の効かなさぶりは、もうちょっと身体を直してから戻って来たら?、という感じで…。
藤本は、まあ、相変わらずとしか言いようがないな。きっちり点を決めただけ、いい時の藤本だった、という気はしないでもないが。
ただ、このままいくと、せっかくブレイクしそうになった輝希が、また腐っちまわないのかなあ、という気がしてならない。ジョシュアが圧倒的に良ければしょうがないとも思うが、そうじゃないからねえ。先々のこともあるし、ちょっと考えた方がいいんじゃないだろうか。

川崎の得点は、結局2点とも、瞬時にリアクションしたシュートが決まってるわけで、シンプルにゴールを目指すようにするだけで、得点力は一気に上がりそうな気がする。チャンス自体はうちより全然作れていたんだから(だから、試合結果は、手数の少なかった名古屋の判定負けみたいなものとも思ってる)。
もっとも、昔はそういうチームだったはずなのに、むしろよけいに手を掛ける戦術にチームを変えてきたように見えるから、方向は逆みたいだ。まあ、よそのチームのことなんで、どうでもいいんだけどね。
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