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感想「サンドブレーク」

「サンドブレーク」 司城志朗 小学館文庫
テレビ局のプロデューサーの主人公が、ニュース番組出演者のスキャンダルの収拾に巻き込まれるうちに、裏にある陰謀に気付いていく話。サブプロットとして、暴走族上がりの男が、警官に襲いかかって?射殺された事件の真相追求が絡む。
この作家らしい達者な書きっぷりで、面白く読める。ちょっと作り過ぎな話だなと思わんではないけど、著者のサーヴィス精神と考えればいいかな。登場人物も型通りながらも、それぞれに厚みがあって、話の中では書かれていない舞台裏の姿も想像させるような感じ。ラスト前の一行で、一瞬、ホロリとさせたり、ほんとに達者。まあ、それを期待して読んだわけだし、期待通りだったと言えるのがありがたい。
当然テレビ局が舞台で、明らかにテレ朝と「報道ステーション」をモデルにしていて、モデルの方は了解済みなんだろうか?と思うくらい露骨だ。まあ、誰もこれがテレ朝と「報ステ」の真実だなんて思わないだろうけど(^^;)。
(2013.5.16)

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