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感想「アル中病棟 失踪日記2」

「アル中病棟 失踪日記2」 吾妻ひでお イーストプレス
割と最近出た本だけど4刷りになっていた。売れてるのかな。これを探していて見つけられなくて、代わりに吾妻ひでおの別の本を2冊も買ってしまったんだけど、もしや、その時は本当に売り切れていたのかな?

「失踪日記」の続編ということになってるが、内容は別物な感じ。吾妻ひでおがアル中病棟に入院させられてから退院するまでの日々を描いているが、いつもの日記ものと違って、構成が結構しっかりしていて、行き当たりばったりな(に見える)雰囲気が割と稀薄。
この題材はこれまでもちょくちょく触れていたが、ついに全貌が明らかになった、という所か。

アル中について啓蒙する部分と、著者本人を含むアル中病棟の人たちの奇行を描く部分から成っているが、若干うまく混ざりきってない印象はある。
面白いんだけれども、娯楽として読むにはちょっと重たい。かなりあく抜きして描いてあるが、それでも十分衝撃がある上に、軽く描かれていても、実際はこんななんだろうなあ、というのが、うすうす見えてきちゃうので。
最後の数ページは見事な締めくくりだったと思う。やっぱりこれは「作品」なんだなと思った。
(2013.11.7)

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