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感想「ジャック・リッチーのあの手この手」

「ジャック・リッチーのあの手この手」 ジャック・リッチー ハヤカワポケミス
小鷹信光がリッチーの未訳短篇から23篇を選んだ短篇集。
リッチーの短篇は相当な数が訳されてるはずだけど、それでも未訳にまだこれだけのものがあったのか、という所に感心。350篇あるそうだけど、どれくらい訳されているのかね(本書のベースになったというミステリマガジンには書いてありそう)。そのうち、俺はどれくらい読んでるんだろう。ちなみに最初に読んだのは、「EQ」に載ったターンバックルものの「こんな日もあるさ」だったはず。
収録作は、いかにもリッチーぽいやつから、ちょっと意外な感じのものまで多彩。ただ特有のユーモラスなタッチはほぼ共通しているし、題材的に、こういうのも書くんだと思うようなものでも(ロマンス小説とか)、味わいは変わらない。自分のスタイルを確立してたってことかな。
どれも面白く読めた。「保安官が歩いた日」が多分一番好き。バカバカしくて(^^;)。ジャック・リッチーの一番好きな所は、そういうバカバカしさだ。「もう一つのメッセージ」での、本筋と全然関係ない(それともこっちが本筋なのか?(^^;))オールの与太話もよかった。
(2013.12.20)

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小説「ジャック・リッチーのあの手この手」を読みました。 著者は ジャック・リッチー 短編の名手、ジャック・リッチーの作品集 過去作も何作か読んでいまして 今作もショートショートなストーリーで23篇からなる構成 全話 初訳というから これは嬉しいですね どの話...... [続きを読む]

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