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感想「国マニア」

「国マニア」 吉田一郎 ちくま文庫
あまり一般的ではない状況で存在している国や地域を紹介する本。面積が極端に小さかったり、係争状態のまま安定していたり、複数の国に共同で管理されていたり。
こういうテーマには昔から興味があったから、まるっきり初耳な話はあまりなかったが、一つ一つをかなり丁寧に解説していて、長年、なんでこうなってるんだろうと思っていた所もきっちり教えてくれたから、個人的にはずいぶんためになった。
国なんて、所詮、適当なもんだよと思わせてくれる。道具みたいなもので、ないと困ることも多いが、むやみに有り難がったり、愛したりするようなもんじゃないよ。みんながそう割り切れば、世界は今よりはだいぶ平和になるんじゃないかな。まあ、利害関係の調整から生まれた、本質的に紛争を抱えてる国も少なからずあるから、それは言い過ぎなんだろうけど、少なくとも誰の得にもならないような無駄な紛争はなくなると思う。もっとも、「道具」を愛するフェチな人も世の中にはいるからな…。
(2014.1.30)

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