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感想「Murder With a Past」

「Murder With a Past」 エラリイ・クイーン SIGNET
クイーンの未訳ペーパーバック。実際に書いたのはタルメイジ・パウエルとのこと。
デベロッパーの主人公が出張から帰って来ると、妻が居なくなっていて、しかもモーテルで死体で発見されたチンピラを殺した最有力容疑者になっているらしい。主人公は動揺しながらも情報を集めるが、不利な証拠が次々出て来るという話。
話を丸く納めるなら、よく似てる妹が絡んで来る線だよなと思って、早い段階で目星が付いた気になってたら、半ばくらいでそのネタが出て来て、それでは決着しなかった。予想よりもだいぶ手が込んだ話だった。終盤にかけて、プロットがうまく二転三転するし、鍵になる手がかりを話の半ばにさりげなく置いている手際も悪くなかったと思う。
欠点としては、主人公の友人の妻が精神を患っていて、不安定な行動をするが、それを都合よく使い過ぎてるように思える。それと、登場人物の人間像が全体的に薄くて、そういう魅力に乏しい面はある。
並の出来のサスペンスという所かな。

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