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感想「ガニメデ支配」

「ガニメデ支配」 P・K・ディック+レイ・ネルスン 創元SF文庫
ガニメデ人に占領された地球で、わずかに支配を逃れた地球人が、幻覚を実体化する兵器で反撃しようとする話。実際は、ここまで単純な話じゃないけど、まあ、そんなような話。
ディックらしいアイデアが満載だけど(幻覚が実体化するという中心アイデア自体が既にそう)、小説としては、いつもほどグチャグチャな感じはしない。共作者の制御が入ってるからかな。その分、普通のSFぽくなってて、変な物を読んだ感がちょっと薄い。若干期待外れかもしれない、って、そもそも何をディックの小説に期待してるんだか。ただ、そもそも、そういうとこ以外、それほど面白みのない小説なんだよな。
真ん中辺の、黒人解放戦線が作り出したいろんな幻覚が敵を殲滅する場面は、ムチャクチャで面白かった。こういう、そこいら中からイメージを借りてきた軍団の出現って、今時の日本のアニメやゲームみたいだと思った。
まあ、普通?の出来の、ペーパーバック娯楽SFってとこなんだろう。
(2014.7.2)

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