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「GODZILLA ゴジラ」

一月くらい前に見たけど書き残してなかった。見て驚いたし、凄く面白かったんだが、その理由の一部は、明らかに事前に情報を全く仕入れてなかったからで、なぜ面白かったかを言おうとすると、ネタバレに直結するなと思った時点で、オープンな場所には書きにくくなった。でもまあ、公開から、もうひと月も経ったから、いいってことで。


面白かった、というか、見て驚いた最大の理由は、これが1954年「ゴジラ」っぽい話じゃなく、ゴジラが正義の味方として怪獣プロレスを繰り広げる1964年「三大怪獣 地球最大の決戦」以降のテイストで作られていたことだった。てっきりゴジラだと思ってた怪獣が最初に姿を現した時、本当にびっくりした(^^;。
1954年の「ゴジラ」が名作なのは認めるけど、俺(だけじゃないと思うんだが)にとってのゴジラは、やっぱり、キングギドラやヘドラやガイガンと戦う存在のわけで、本当はこういう映画の方が、自分にとってのゴジラなんだよなと、この映画を見ていて思った。
それに、うろ覚えだから、間違ってるかもしれないが、アメリカでのゴジラ人気ってのも、要はそっちの方に重心があると読んだ覚えがある。だとすれば、アメリカでゴジラを作るんなら、当然こうでなきゃ、ということになるはず。
しかもよく出来てる。映像も話も、とてもちゃんと作ってあった。可能な限り、リアリティを追求していて、そういうのがこういう映画を作る時に、一番重要なことだと思うんだけど、どうも、1984年以降に日本でゴジラ映画を作ったような人たちは、そういうセンスが欠落していたようで。昔のゴジラ映画や東宝特撮映画には、そういう精神があったと思うんだけれど。

ゴジラ自体に東宝特撮のような重々しさと人間味がある所も良かった。こういうのをリスペクトというんだろうと思う。

それ以外でびっくりしたのは、水爆実験の影響で変異して生まれたことになってたはずのゴジラが、実は地表に放射線が降り注いでくるような太古からの生物の末裔という読み替えが行われていたこと。それによって、放射線を食って生きてるというメチャクチャな設定(平成ゴジラが作ったデタラメな設定)も、いくらかのリアリティが生まれていた。さらに、太平洋で行われた水爆実験は、実は発見された古代生物ゴジラを倒そうとしたものだったという読み替え。これは結構感心した。こういう構図にすることで、1954年「ゴジラ」では暗に敵役に据えられていたアメリカが、その役回りから離れることになる。ずる賢いけどアメリカ製作の映画なんだから、何の不思議もない。やるな、という感じがした。

アメリカでこれだけのゴジラ映画が作れて、日本で作ったとしたら、平成ゴジラみたいなしょうもないものにしかならないと思えば、もう日本でゴジラ映画を作る必要なんてないと思う。

ちなみに、初めてIMAX 3Dというので見たんだが、3Dは要らなかった気がする。まあ、2Dでは見てないんで、わからないけれども。
(2014.7.26)

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