「仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!/烈車戦隊トッキュウジャー ギャラクシーラインSOS」
おつきあいで見に行った映画。だいぶ日が経ってしまってるけど、記録として…。
先に見たのが「トッキュウジャー」。TVシリーズの1エピソード程度の内容。日頃のTVシリーズをほとんど見てないんで、あんまり分かってないんだけど、こういう方向性で作られてる戦隊物なのか~、と考えれば、結構よく出来たエピソードだったと思う。話はすっきりまとまっていたし、「トッキュウジャー」のテーマらしい「イマジネーション」の要素も、話にうまく組み込まれていた。
なんでギャラクシーラインなんてのが走ってるんだ?というのは分からないわけだけど、それは多分「トッキュウジャー」自体をよく理解していないからだろう。
ピンクがパンダに変身するとこが笑えた。というか、なぜギャラクシーラインが動物の形の車輛なのかが謎なんだが…。悪役が狩猟家という設定だから、それと対になってるというだけの話?
「鎧武」はイマイチだった。こっちのTVシリーズも日頃、あんまり見てないんで(それでも「トッキュウジャー」よりは見てる)、それで話が見えにくかったせいもあるんだけど、いくらなんでも展開がシュール過ぎた気がする。ラピスにしても、コウガネにしても、どういう存在だったのか、さっぱり見えなかった。Jリーグと提携して、無理矢理サッカーネタを持ち込むために、「殺し合わない勝負」という位置づけでストーリーに押し込んだまではいいけれど、結局、そこから話が破綻していたような。元々「鎧武」自体、フルーツとかダンスとかいうネタが三題噺的に持ち込まれているせいで、かなり破綻を来してるシリーズではあるけど。
終盤に来て、ストーリーがシリアスで深刻なものになっている状況で、作家サイドがここは譲れないと考える部分が大きくなっているから、外からぶち込まれたネタが消化不良を起こして、こんな風になっちゃったと考えるのが適当なのかもしれない。
ちなみに、TV版では早い段階で居なくなっちゃったキャラが復活していたあたり、実は彼らの救済企画だったのか?と思ったりして(^^;)
終盤に近い方で、生身の人間の兵士が市街地で撃ち合う、かなり長く続く場面があった。妙に生々しさがあって、ひやっとした。こういうリアルな戦闘シーンの演出は、今まではあまりしていなかったと思うんだが。
(2014.8.9)
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