トマス・ペリー
邦訳のみのリスト。単独作は一通り読み終えたので、まとめてみた。
1995年までの作品は全て邦訳が出て、その後は邦訳が途絶えているが、以降も本国ではコンスタントに新作が出ている(というより、1995年以降の方が、新作が出ているペースは速い)。1996年以降、しばらくの間、ジェーン・ホワイトフィールドものが中心だったようだけど、「蒸発請負人」が、多分、日本ではあまり好評ではなくて、1作きりで終ってしまったのが影響しているんだろうな。
印象としては、「アイランド」がピカイチという気はしないでもないが、もしかしたら、未訳の中にも傑作がある?
(追記) 2018年に「アベルVSホイト」が刊行。
(追記) 2019年に「老いた男」が刊行。
「逃げる殺し屋」 The Butcher's Boy(1982) 文春文庫 *
「メッツガーの犬」 Metzger's Dog(1983) 文春文庫
「ビッグ・フィッシュ」 Big Fish(1985) 文春文庫
「アイランド」 Island(1987) 文春文庫
「殺し屋の息子」 Sleeping Dogs(1992) 福武書店 *
「蒸発請負人」 Vanishing Act(1995) 講談社文庫 #
「アベルVSホイト」 Forty Thieves(2016) ハヤカワ文庫
「老いた男」 The Old Man(2017) ハヤカワ文庫
*:ブッチャーズ・ボーイもの
#:ジェーン・ホワイトフィールドもの
クライブ・カッスラーとの共著
「蛮族王アッティラの秘宝を探せ!」 (2012) ソフトバンク文庫
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