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「TOKYO TRIBE」

また、見に行ってからだいぶ日が経ってしまったけど、記録として書き残しておく。

園子温が撮った、ゲテモノっぽい映画という一点だけで見に行った。まあ、実際にはもう少し理由があるけど、基本的にはそれ。

なので、例によって予備知識ゼロ。
見た後で調べて分かったのは、漫画が原作らしく、近未来だか、別の世界だかの東京が舞台で、そこではギャングスタ、というか、チンピラの群れ(TRIBE)が各エリアを支配していて、群れ同士で抗争しているという設定と、池袋を拠点とするTRIBEの凶悪なボスが、東京全部を支配する陰謀を巡らせて、それに他のTRIBE(新宿とか、武蔵野とか、渋谷とか、練馬とか)が立ち向かうというおおまかなストーリーは、漫画と映画で共通しているが、映画の方が、よりバカな方向でムチャクチャやってるらしいということ。あと、今時のストリートの話なので、当然、原作でもHIPHOPが絡むようだけど、この映画は全体がHIPHOPで作ったミュージカルみたいな作りで、さすがに原作ではここまでやれてないんじゃないかな、と思う。

よくまあ、ここまでムチャクチャな映画を撮ったもんだ、さすがは園子温、という感じ。よく撮らせてもらえたなあ、とも思ったけど。
正直、ほとんど中身はなくて、ミュージックビデオの親戚みたいな内容。それと、TRIBE同士の戦闘の場面がメイン。最終的には、LOVE&PEACEこそが最強なんだ、というメッセージが受け取れなくもないけど、それはちょっと直球勝負過ぎるだろうという気もする…。本気?、みたいな。もっとも、人を食った監督だから、なくはないかもしれないけれど。
それから、前の方で伏線は張ってあったが、最後に明かされる真相が、あまりにもバカで凄かった(^^;。ちなみに、これは映画オリジナルだったぽい。

池袋のTRIBEのメンツが強烈。朝ドラだけで知ってる人間が見たら、ぶっ倒れるんじゃないかと思うくらい(^^;、キレキレで凄かった鈴木亮平。竹内力、叶美香、中川翔子というゲテモノぶりを遺憾なく発揮していた濃過ぎるトリオ。窪塚洋介がやってた変質者も様になり過ぎ。

ヒロインのおねえちゃんが空手で敵を倒しまくって、格好良かったんだが、「地獄でなぜ悪い」の二階堂ふみを思わせるキャラで、この監督は、こういうヒロインが好みなのか、と思った。
中川翔子がブルース・リーの真似をするのは、「地獄でなぜ悪い」に似たシーンがあったなとか、中川翔子のブルース・リーは、「ヌイグルマーZ」でも見たなとか。
高山善廣が、いつもの彼らしい役どころ(凶悪そうだけど、案外抜けてる)で出演していた。

ゲテモノというしかない映画だったけど、ここまで吹っ切れた映画なら、むしろわざわざ見に行く値打ちはあったな、という感じではあった。

ちなみに、「地獄でなぜ悪い」よりもグロな場面は少なかったと思うが、その分、エロい場面は多かった。そのせいでか、15歳以下入場制限になっていた。グロいシーンに関しては、映画にはなかった頭部切断の描写とか、原作の方が多いらしい。
(2014.9.6)

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