« トップリーグ2ndステージ第7節 キヤノン対神戸製鋼 | トップページ | トップチャレンジ1第1節ホンダ対釜石 »

感想「殺しの挽歌」

「殺しの挽歌」 J・P・マンシェット 学習研究社
借りて読んで、気に入っていたのを、しばらくして古本屋で見かけたので買っておいた本。10年くらい前。買っただけで、本棚に突っ込んであったが、年末に「眠りなき狙撃者」が復刊されたのを読み直した流れで、こっちも読み直してみた。

パリに住むエリートサラリーマンが突然殺し屋に狙われ始める話。命からがら、何とか逃れるんだけど、その過程でたまたま流れ着いた田舎の村に、そのまま住みついてしまう。でも、逃げて隠れたとかいうんじゃなく、これはまるっきりドロップアウト。そこへ至るまでにも、この主人公が日常に倦んで、抜け出したい素振りを何度も見せていることを考えれば、そこにテーマがあるんだろう。要はドロップアウト願望を実現した男の話。そういう風にまとめちゅうと、割と甘っちょろい話に聞こえるかもしれないけど、実際、そんなものかも(^^;)。
マンシェットを読んだ中では、一番シンプルに書かれた小説かなという気がする。スタイリッシュな雰囲気とか、ひねくれたユーモアとか、暴力性とか、持ち味はよく出ているけれど。というか、そういう本質的な要素だけで成り立っている小説と言えるのかな。

|

« トップリーグ2ndステージ第7節 キヤノン対神戸製鋼 | トップページ | トップチャレンジ1第1節ホンダ対釜石 »

「小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3787/60960035

この記事へのトラックバック一覧です: 感想「殺しの挽歌」:

« トップリーグ2ndステージ第7節 キヤノン対神戸製鋼 | トップページ | トップチャレンジ1第1節ホンダ対釜石 »