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「ANNIE/アニー」

キャメロン・ディアスが出るのを知って、見に行かないと、と思ってた。それがなかったら、行ってない(^^;。オリジナルの方は見たことないし、興味もなかった。ミュージカルだし、内容的にも、俺が見に行くタイプの作品じゃないと思ってたし。

ただ、オリジナルを大幅にアレンジした今回の映画自体も、案外悪くなかった。ミュージカルといっても、音楽は現代のものだし、作品の内容も、現代の社会状況を反映していて、古めかしさは全然ない。もちろんおとぎ話みたいなもんだから、リアリズムで作られてはいないけれども(たとえば、冒頭の方、アニーを含めた5人の里子が押し込められている?部屋が、作中で汚いとか言われていても、全然きれいじゃんとか思ってしまったし、ホームレスが出て来る場面も、随分こぎれいなおじさんたちだったりしたが)、リアルな現代は、ぎりぎり感じられる。
キャメロン・ディアスは、里親で生計を立ててる、アル中の落ちぶれた元スター歌手の役で、これもまた、設定の割には汚れた雰囲気があんまり伝わってこないんだけど、本人が、落ちぶれて性格も悪くなった因業なオバサンの役を、嬉々としてやってる様子が伝わってきて、楽しく見ていられた(^^;。
主役のアニーの演技が本当に達者だったし、彼女を含め、歌や踊りの構成がしっかりしていて、さすがアメリカで金掛けて作ってる映画だよな、と思った。ストーリーも、うまく伏線を張っているなど、きっちり作られていた上に、変に泣かせにかかるような作りでない所にも好感が持てたし。

若干引っかかったのは、もう一人の主役、アニーを引き取る携帯電話会社の社長でNY市長選に立候補している億万長者・スタックスの立ち位置が、いまひとつ、よく見えなかったこと。自身の成功だけを追い求めて、人と交わることが好きでもない人間が、なんで市長に立候補してるのか?、というあたり。会社の利益のためという、最低限の説明はされているけど、今一つ納得し難い。その一方で、彼には、移民を排斥している議員を批判したり、NYの恵まれていない子供たちを気にかけているという言葉があったりもして、何か人間像が混乱している。本当はいい人だが、それを表に出せない、というキャラクターなんだとしても、最初の方の、かなり嫌な奴っぽい描かれ方とは、やっぱり整合してないと思うんだよな。製作者の方には、スタックスが言及したような一連の問題への意識があって、それを作品を通じて伝えようとしたのは確かだと思うんだが。

でもまあ、世の中そんなに単純じゃないとは思うものの、イイ話ではあったし、楽しく見れたから、いいかな、と思った。そもそも、俺には元々、キャメロン・ディアスを見に行く、という以外のモチベーションはなかったわけだしね(^^;。
(2015.0131)

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