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感想「ヴァルカンの鉄槌」

「ヴァルカンの鉄槌」 P・K・ディック 創元SF文庫
ディック最後の未訳SF長篇。
ありていに言って、翻訳が最後になっただけのことはある、という印象は否めない気がする。SF的な背景や小道具と、動きの多い話の運び自体は、プロットのひねりも気が利いてるし、安っぽくて重厚感はないにしても、そんなに悪いとは思わない。でも、ディックぽい閉塞感や偽造感?はあんまり感じられない。普通っぽいSFだなあという感じ。まあ、初期作だから。ディックらしさが形成される前の長篇ということかな。

タイトルの意味が分かった時は、ちょっと驚いた、というか、笑った(^^;)

ディックらしさを期待しなければ、ペーパーバックオリジナルという前提で、それなりには面白く読める小説だと思う。
(2015.7.18)

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