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J1リーグ1stステージ第14節湘南対名古屋

2016.5.29(日) 18時 Shonan BMWスタジアム平塚
観客 10147人 主審 佐藤隆治 副審 竹田和雄、間島宗一

 湘南ベルマーレ 2(1−0)1 名古屋グランパス
            (1-1)

 得点 41分 湘南・端戸
    56分 名古屋・イ スンヒ
    81分 湘南・菊池

現地観戦。

相変わらず納得いかない小倉の選手起用。鹿島戦からの差分は出場停止のオーマンに代えて大武はともかく、隆之介はそのまま。故障の永井の所に安田が入ったのは、妥当かなと思ったものの。

左サイドの高橋と安田は噛み合わず、隆之介は右サイドを漂っているだけ。湘南が楽に試合を運ぶが、楽過ぎて?決定機にミスを連発。
もっとも湘南は全然得点出来てない、という話を事前に聞いていたから、これじゃあそうだろうなあ、とも思った。
しかし40分に湘南のミドルシュートを武田が前にこぼし、カバーする前に端戸に詰められて、とうとう失点。
名古屋は攻撃をまともに組み立てられず、得点機らしい得点機は1‐2回しかなかったから、手数の差を考えたらしょうがないね、という感じ。

後半、高橋を古林に代えて、古林を右、隆之介を左の中盤に入れ、安田を左SBに下げた。これでぐっと良くなったし、名古屋のゴール前での決定的な場面が次々生まれるようになった。
古林が入った右サイドには活気が生まれたし、隆之介の効かなさ加減はあまり変わらなかったけど、安田が左サイドを動き回る邪魔にはなってなかった感じ。久々に見た安田のプレーはムラがあったし、永井の穴を埋めるようなものではなかったと思うけれど、期待感みたいなものは、やっぱり高橋よりもずっと上だったと思う。
決定的な形は作れるようになってもフィニッシュを決められない名古屋だったけど、56分に湘南のバックスのパスをイ・スンヒが詰めて奪い、シュートに持ち込んで同点ゴール。ようやく行けそうな雰囲気になってきた。
雰囲気が反転したのは、65分に明神が痛んで磯村に交代したあたりだったのかな。ただ、チーム全体が同点にした勢いにうまく乗っていけなかった面はあると思う。終盤に崩れる試合を繰り返している分、積極的に仕掛けきれないというか。
そういう中途半端さが試合の流れを再度反転させて、80分過ぎの湘南の勝ち越しにつながったんだと思う。

終わってみると、浪費した、というか、無駄にチームを劣勢に追い込んだ前半の45分が腹立たしいし、結局それは、小倉のよくわからない選手起用に由来してると思うわけで。
正直、このままだと、どこにも勝てる気がしない。何か手を打つ必要があると思うんだが…。
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イースタンリーグ ヤクルト対日本ハム(5/28)

2016.5.28 (土) 13時 戸田
F 211020011 8
S 202001001 6
[敗]寺田、[勝]吉田、[S]鍵谷

今月初めてのイースタン公式戦観戦、と思ったが、確認したら5/1にベイスターズ戦を見ていた。それでも、ほとんどひと月ぶり。久しぶり。ちなみに、日本ハム戦は、今年初めて。

先発はヤクルト児山、日本ハム吉田。
児山は初回、ヒット3本にショート廣岡のエラーも絡んで2失点。その裏に打線が、先頭・山崎のヒット、渡邉のスリーベース、荒木の犠飛、先頭から3人であっという間に追いついたが、児山は2回表も連打の後の内野ゴロで1点を失い、3回表も先頭打者からの3連打で1失点した所で交代。まだまだ全然という感じ>児山。
3回途中で後を受けた寺田は、後続をきっちり断ち、3回裏に松井淳と鵜久森の連続タイムリーで同点に追いついた後、4回は三者凡退で、結構いいね、という感じだったんだが、5回に2死を取った後に3連打、荒張のタイムリーツーベースで2失点。やっぱり、彼もダメか。
それでも6回表は木谷が三者凡退に抑え、6回裏に日本ハム2番手立田から、原のタイムリーツーベースで1点差に追い上げた。7回表からは故障で出遅れた石山がマウンドへ。7回は、自身のも含め、好守で切り抜けた感じはあったが、0点に抑えた。しかし、8回にはヒット3本であっさり1失点。1軍で投げるには、まだ調整が必要な感じ。9回表は中島が登板し、死球で出したランナーを高濱にツーベースで返され、これで3点差。
9回裏は日本ハム4番手鍵谷(3番手は8回1イニングの瀬川)から、代打で出た奥村がタイムリーツーベースを打って1点は返したものの、そこまで。

1軍と似たような、出すピッチャーは軒並み失点するけど、打線がそこそこ打つので、試合は競り合いという展開。まあ、去年の2軍は、ピッチャーボロボロ、打線も故障者だらけでボロボロだったから、去年よりはマシだと思うが…。
それにしても、2軍で、(タダで)見てる分には、こういう試合でも気にならないんだけど、カネ取った1軍で見るのはちょっとね。今のヤクルトの1軍は、勝ち試合も負け試合もそういう感じなんだよな。
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「ひそひそ星」

園子温のSF?映画(公式サイト)。園子温の映画は、けっこうよく見に行ってることもあるんで、どういう映画か、あんまり知らなかったけど行ってみた。新宿シネマカリテ。初めて行ったが新しくて綺麗な映画館だった。新宿駅至近なのもいいわ(駅を出てから映画館まで行くより、新宿駅の中を移動する方がずっと大変)。

多分、変な映画、と思ってて、確かに変だったけど、そもそもあんまり娯楽的な映画じゃなかった。静かで淡々としてて、大半がモノクロで撮られている。
最初の印象は、監督がカミさんの女優を長回しで撮りたかった映画かな、という感じ。
途中までは「2001年宇宙の旅」を思わせるような、宇宙船内でコンピューターと乗組員だけが登場する、静かな映画。というか、音に関しては、最初から最後まで、大きな音がほとんど響かない。登場人物はみんな「ひそひそ」としか話さない。その乗組員が神楽坂恵で、監督のカミさん。

人類は滅びゆく存在になっていて、人類同士の間で、日々の営みを思い出させる思い出の品物が、宅配便でやりとりされるようになっている、という設定。そうした行為を理解できないアンドロイドが、その配達業務をやっていて、主人公である宇宙船の乗組員も実はアンドロイド。
ネタばれ的なことを書いてしまえば、


そのアンドロイドが、その業務をこなして人間と交流していくうちに、人間のそういう行動を理解するようになっていく、という流れ。アンドロイド(ロボット)が人間の心を持つようになる話、とくくってもよさそうだけど、ちょっと単純で乱暴すぎるくくり方かもしれない。
ただ、最後の方で、そうした人間の営みが影絵で次々に流れていく場面があるが、正直、俺にはその場面は、グロテスクなものにしか見えなかった。ストーリー的にも、園子温の作風から言っても、そこはポジティブな場面と捉える方が妥当と思えるから、そういう反応は監督の意図とは合ってないんじゃないかな。
もっとも、世の中の人間の多数派の感性が自分のようだったら、すぐにでも人類は滅びる方向へ向かうんじゃないかと思ってるし、自分の感覚の方が正しいと主張する気はないよ。

滅びかけてる人類が住んでいる場所を描くのに、福島の浪江や大熊の、廃墟のような街並みでのロケの映像が使われていた。いろんな過ちを繰り返したことによって、人類は滅亡に向かっている、という趣旨のナレーションが入る箇所があり、やはりここには、そういう意味を持たせているんだと思う。それはかなりわかりやすかった。
(2016.5.16)

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感想「フィフティーズ」

「フィフティーズ」 デイヴィット・ハルバースタム ちくま文庫
50年代のアメリカ社会で起きた様々な変化について論じたもの。一般的には巨大な変動が60年代に起きたと思われているが、安定していたと思われている50年代に、むしろ、その変動が準備されていた、ということを書いている。
いろいろなテーマについて、キーになる人物にスポットを当てる形で(そういうスタイルなので、「フィフティーズ」というのは、「50年代」というだけでなく、「50年代人」というニュアンスも込めているのかなと思う)、ひとつひとつ細かく述べているので、分量も多く、文庫3分冊。読むのに一月かかった。まあ、一月ずっと、この本だけ読んでたわけじゃないが。

アメリカの50年代が背景になった小説とか映画とか、いろんなものを随分読んだり見たりしてきたけれど、あれはそういうことだったのか、と思わされる所があちこちにあって、かなり興味深かったし、今のアメリカを見るにしても、こういう背景があることを知っていれば、随分違うと思った。だいぶためになった。
俺にとって、アメリカの50年代は元々憧れでも何でもなかったけど、これを読んでると、いよいよ嫌な時代に見えてくる。とはいえ、悪い面だけでなく、いい面もあったと思えるし、単純にひとくくりには出来ないね。

ちなみに、50年代といっても、あくまでもアメリカのなので、日本の50年代とは全然話が違う。背景に、マッカーサーが支配する日本が見えるくらいだから。
むしろ、今の日本が、ようやくアメリカの50年代なのかもしれないと思う所もちらほら。というか、今の日本の社会のいろんなあり方が、遡るとアメリカの50年代に端を発しているんだな、という感じ。価値観とか、労働者と企業の関係とか、家族の形とか。

劣勢だった共和党が、共産主義の脅威を強くアピールすることで、民主党から主導権を奪い、赤狩りでいろんな人間を陥れていったやり方は、容易に今の自民党とその周辺のやり口を思い出させる。彼らはそういう所を歴史に学んできてるのかもしれないなと思った。
それでも、共和党・民主党で単純に割り切れない複雑さがあるのがアメリカだし(この辺の構図もなかなか理解出来ないんだけど、本書を読んで、今までで一番よく理解出来た気がする)、民主党=良識的というわけでもない。
むしろ、入り組んだ構図の中には、良識的な考え方が伸長する隙間もあって、それが公民権運動や女性解放に繋がったという風に見える。文化の多様性がそうした隙間を作っているように思えるし、そこがアメリカの良さなんだろうと思う。
もちろん、アメリカのどこにでも常に多様性が許容されてる、というわけじゃない。そんなに素晴らしい国じゃないし、他にもダメな所はたくさんある。そうはいっても、近頃のこの日本では、多様性を許容するそういう空気を感じることが少な過ぎるし、権力に対して素直に従い過ぎると思う。そういう所は、アメリカの方が、まだマシなんじゃないんだろうか。
(2016.5.14)

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ナビスコ杯予選L第6節神戸対名古屋

2016.5.25(水) 19時 ノエビアスタジアム神戸
観客 5168人 主審 高山啓義 副審 名木利幸、中井恒

 ヴィッセル神戸 4(2−0)0 名古屋グランパス
          (2-0)

 得点 10分 神戸・中坂
    19分 神戸・渡邉
    88分 神戸・石津
    90+3分 神戸・高橋

 神戸 キム スンギュ(GK)、高橋、北本、伊野波、相馬(64分田中雄)、
     中坂(HT石津)、三原、村松(80分田中英)、渡邉、
     ペドロ ジュニオール、レアンドロ
 名古屋 荻(GK)、森(HT高橋)、オーマン(80分小川)、竹内、安田、
     古林、磯村(49分イ スンヒ)、矢田、杉森、
     小屋松、川又

見ていないので、記録だけ。スカパーの中継も、結局見なかった。
(2017.1.25)

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セリーグ ヤクルト対阪神(5/25)

2016.5.25(水) 18時 神宮球場
T 004003010  8
S 303200001X 9
[勝]オンドルセク、[敗]藤川
[H]S:バレンティン2(横山2)、T:ゴメス(デイビーズ)、鳥谷(村中)

多分、交流戦前最後の観戦。18時15分頃に入って1回裏半ば。かなり打線を組み替えたヤクルトが1対0とリードしてたが、そこでさらにバレンティンのバックスクリーンへのツーラン。

しかし久々に出現した、今季2試合目のヤクルト先発デイビーズも不安定。2回表の無死1-2塁は切り抜けたが、3回表はいきなり連続ツーベースで1点失い、さらに四球でランナーを増やした後、ゴメスに逆転スリーランを打たれる。アホかい。
でも、阪神先発の横山はさらに上を行って、その裏、四球とツーベースでランナーを溜めて、またもバレンティンがバックスクリーンへ、今度はスリーラン。再逆転。
4回裏には代わった田面から、川端・畠山の連続タイムリーで2点追加して4点差。デイビーズも、スッキリとはいかないまでも、4-5回は無失点に抑えたから、今日は勝ち試合じゃないかなと思った。
暗雲が垂れ込めたのは6回で、この回からデイビーズに代わった村中が、鳥谷にツーランを打たれて2点差。さらに四球でランナーを溜めて、福留にタイムリーを打たれて1点差。秋吉がリリーフに出て、今日は後続を断ったが…。

双方の投手がボロかった影響で7回表が終わった時点で9時前。まあ、裏まで見てくことにしたら、いきなり川端・畠山の連打で無死1-2塁になった。ここで点が入ればスッキリ帰れると思ったけど、2死満塁まで持ってくのが精一杯で無得点。8対7のまま8回が始まる所で撤退した。

デイビーズの初登板試合も神宮で見てたが、あれも阪神戦で長い試合(延長12回引き分け)で、途中で帰ったんだよなあ。

その後、試合は、8回表にルーキが打たれて同点になったが、9回に今浪の犠飛で、ヤクルトがサヨナラ勝ちしたらしい。
まあ、勝ったのはいいけど、正直、酷い試合だったと思う。どっちのチームも、審判も。

ちなみに、畠山が1000試合出場に到達したそうで、試合内容はともかく、これは感慨深かったな。よくここまでやってきたなあ。
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J1リーグ1stステージ第13節名古屋対鹿島

2016.5.21(土) 18時半 豊田スタジアム
観客 17499人 主審 村上伸次 副審 聳城巧、蒲澤淳一

 名古屋グランパス 2(0−0)3 鹿島アントラーズ
           (2-3)

 得点 46分 名古屋・田口
    56分 鹿島・カイオ
    66分 名古屋・竹内
    86分 鹿島・鈴木
    90+5分 鹿島・カイオ

2時間遅れくらいでスカパーオンデマンドで見た。

選手起用で前節から変わったのは、旭に代えて田口をトップ下に上げて、ボランチに明神。
実質的には鹿島に敬意を払って中盤を厚くしたのか?と思ったし、途中までは田口のプレーも、日頃と大差ないように思えたが、前半の後半にはだいぶそれらしい形になってはいたから、狙いとしてはやっぱりトップ下だったんだろう。
前半の名古屋はボールを持ってる割には効果的な攻めを作れないいつものパターン。右サイド隆之介はやっぱり謎。技術のある選手だし、よく動いてるのもわかったけど、試合の流れの中でうまく効いているようには見えなかった。古林の方が、ずっとうまくはまると思うんだが、どうして敢えて隆之介なんだろう?

鹿島は一貫して裏を狙ってきていていたけど、前半は攻撃の精度が悪くて、何度かヤバい場面はあったが、なんとかなっていた。
でも後半にはやられちゃいそうだな、と思ったが、逆に後半開始直後に田口のすんごいミドルが決まって先制。トップ下というよりは、ボランチが上がってって撃つようなシュートだったように思えたけど、素晴らしい当りだったのは間違いない。
10分過ぎにやっぱり鹿島に裏を取られて追いつかれたものの、20分過ぎには田口のCKから竹内が決めて再度勝ち越し。
これは勝てるんではと思ったが…。30分過ぎ、永井が痛んで小川に交代したあたりが分かれ目だった気がする。40分過ぎに崩されてまた同点。ロスタイムには、カウンター気味の鹿島の攻撃に裏を取られて、決勝点を決められた。ガッカリだよ。

またお約束の2対3。しかも今回も終盤に決められるパターン。毎度同じことの繰返しだし、そろそろ何か手を打たないと、不信感が募り始めると思うな。
選手起用に関して、どうも腑に落ちない所が多い。小倉には、チームの構想に対する、ものすごいこだわりがあって、居る選手を有効に使うことよりも、そちらを優先してるのかな、という気がするんだけど、今は、それが完全に裏目に出ているように思える。
今は、開幕直後に出来ていたことも、出来なくなっちゃってるように見える。開幕直後には、ある程度は連動するサッカーが出来ていて、去年までの西野より全然いいじゃんと思っていたものなあ。今はむしろ、だんだん去年に近づいているような気がする。

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セリーグ ヤクルト対DeNA(5/20)

2016.5.20(金) 18時 神宮球場
B 011010000 3
S 00012003X 6
[勝]ルーキ、[S]オンドルセク、[敗]井納
[H]S:山田2(井納2)、B:宮崎(成瀬)、ロペス(成瀬)

18時20分頃に入って1回裏半ば。

DeNA先発井納が快調なピッチング。対するヤクルト先発成瀬は微妙感が漂う。2回表、四球と山田のエラー、井納のヒットで満塁の後、四球で押し出し。3回には宮崎にホームランを打たれ、4回裏に山田がホームランを打って1点差に詰めたのに、5回にはロペスにホームランを打たれてまた2点差。
しかし井納も3回から怪しくなりはじめていた。5回裏、大引がツーベースで出て、成瀬のタイムリーで1点差。さらに死球とヒットで満塁になり、山田の内野ゴロで同点。
それでも6-7回は両投手が安定感のあるピッチングで点が入らず、このまま延長?という予感もよぎったが。
8回表をルーキが簡単に片付けたその裏、先頭の山田がレフトへホームランを打ち込んで勝ち越し。さらにバレンティンがヒット。それでも井納は続投したが、2死取った後、大引を敬遠気味に歩かせた所で力尽きたらしい。さらに中村に四球で満塁。代わった熊原から代打今浪が2点タイムリーを打って試合を決めた。

山田で勝った試合だったなと思ったけど、最初の失点は山田のエラー絡みなんだった(^^;)。それでも、まあ、お釣が来るくらいの働きだったけど、ゴールデングラブへの道は遠いなあ(^^;)。
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J1リーグ1stステージ第12節甲府対名古屋

2016.5.14(土) 18時半 山梨中銀スタジアム
観客 10184人 主審 榎本一慶 副審 八木あかね、平間亮

 ヴァンフォーレ甲府 2(0−0)2 名古屋グランパス
            (2-2)

 得点 49分 甲府・田中
    68分 甲府・松橋
    80分 名古屋・シモビッチ
    90+2分 名古屋・古林

現地観戦。

トップが和泉→旭で、右が古林→野田。和泉は故障なのでしょうがないんだけど、右に野田はあんまり意味なさそうと思った。この2人を入れるんなら、まだトップ野田で右旭の方が形になりそうに思えるんだが。というか、古林って、休み休み使わないといけないようなコンディションなの? 開幕直後ほどの輝きがないのは認めるし、研究されてるなとも思うけど、スタメンから外すほど悪いとも思えない。それでも、ここまで代わりに入れた選手が、すごく活躍してたというならともかく、そうでもないわけで。

で、やっぱりこの選手起用は意味なくて、攻撃は全然ぱっとしなかった。旭は(相変わらず)シモと噛み合わないし、右から隆之介がパンパンクロスを入れて来れるわけでもないし。
甲府は立ち上がり、また5バックでディフェンシブ?と思ったけど、名古屋が鈍いせいか、どんどん前にかかってきたように思えた。特に左サイドはかなり脅かされているのが目立って(目の前だったせいもあると思うけど)、かなり危ない感が。甲府も決め手を欠いていたから、前半はスコアレスでもちこたえられたんだけど、特に布陣をいじるでもなく突入した後半は最悪。
開始早々、クリスティアーノのゴール前のクロスをクリアしたこぼれ球を田中に押し込まれて失点。名古屋に点が入る気配もないまま、試合は進み、25分にはクリスティアーノのシュートを武田が弾いたこぼれ球を走り込んだ松橋に決められ0対2。
絶望的な状態に見えてたが、35分に田口のCKからシモが決めて1点差。今日は田口のプレースにも全然可能性が感じられなかったんだが、それでも決める時は決めるシモビッチ。さらに40分頃、甲府に故障者が出て、既に3人交代していたので、名古屋が数的優位に立った。日頃はそういうのをうまく生かせないチームが今日は違って、甲府が浮き足立ってしまった面もあったとは思うんだけど、名古屋が猛攻。ロスタイムに入り、途中出場の古林のクロスが誰も触れずにゴールに入るラッキーな得点で同点。さらに奇跡の逆転もありうる雰囲気になってたんだが、そこまでだった。でもまあ、負けなくてよかったよ。拾った勝ち点1だとは思うけれどね。

それにしても、少し選手の使い方を考え直した方がよくないかな>オグ。目指す理想があっての選手起用なのかもしれないけど、いかにも無理筋に見える起用はさすがに…。まあ、例によって、故障者の多発に悩まされてるのも確かなんだろうけど。
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セリーグ ヤクルト対広島(5/12)

2016.5.12 (木) 18時 神宮球場
C 2100000000 3
S 1000001101X 4
[勝]秋吉、[S]オンドルセク、[敗]今村
[H]S:バレンティン(ヘーゲンズ)

18時半近くに着いたんだが、1回表のライアン小川が乱調だったようで、やっと1回裏に入るとこ。1回表2失点。
広島先発の九里も悪い立ち上がりで、先頭の坂口がヒットで出た後、川端のツーベースであっさり1対2。しかし後が続かず追い付けない。逆に2回表にライアンが、會澤にヒットを打たれた後、九里のバントを1塁へ悪送球してランナー1-3塁。次の田中はゲッツーに取ったが、その間に會澤が還って1対3。
その後もライアンはピリッとしないピッチングだったが、要所は締めたというか、カープが詰めきれなかったというか、追加点はなく5回まで投げて交代。
ヤクルトも次第に調子を上げた九里を攻めきれず得点出来なかったが、7回裏に2番手ヘーゲンズからバレンティンがレフトへ打ち込み2対3。
さらに8回、1死後代打今浪が四球で出た後、代走の比屋根が盗塁ふたつで三塁へ進み、川端のピッチャー返しの一ゴロで生還して同点。しかし後が続かない。
9回表に広島が勝ち越せなかった所まで見て、9時半を回っていたので撤収。千駄ヶ谷駅前に着いた時は、試合は延長に入って、10回表に進んでいた。

とりあえずは、広島の打線の勢いが鈍ってきたなという印象。ヤクルトの打線の方が粘っこいし、中継ぎも(大したことはないが広島よりは)レベルは上かもね。問題は先発かな。

で、試合は10回裏に坂口のサヨナラ犠飛で勝ったとのこと。
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J1リーグ1stステージ第11節名古屋対神戸

2016.5.8(日) 13時 豊田スタジアム
観客 15000人 主審 木村博之 副審 五十嵐泰之、堀越雅弘

 名古屋グランパス 0(0−1)1 ヴィッセル神戸
           (0-0)

 得点 11分 神戸・レアンドロ

夕方くらいから、結果を知らずにスカパーオンデマンドで見てた。

ついに神戸に負けたかあ、という感じ。
近頃の試合にしては、攻撃の組立が結構うまくいっていて、内容は悪くなかったと思うんだが、えてしてそういうものかね。開始11分に、CKのボールを、警戒してたというレアンドロに流し込まれたのを、最後まで追い付けなかった。
全体として名古屋が優勢な試合だったし、決定的な場面はいっぱいあった。神戸のGKが良かったし、ディフェンスの寄せが速くて、楽にシュートを撃たせて貰えなかったのは確かだけど、球の転がり具合とかの運もなかったな。
昔の名古屋みたいに、打たせて捕る守備を神戸にやられたような感じもないではなかったが…。
あとは、田口がかなり狙われてたような気はした。田口からのパスを奪われて、カウンターを受ける場面が目に付いたような。だからといって、それでチームが大きく劣勢になったわけでもなかったと思うけど。

神戸戦連勝の間には、運だけで勝ったような試合も多かったから、逆に負けることもあるわ、とは思うけど。この先、運がひっくり返らないといいね(^^;)。昔は、神戸はむしろ苦手チームだったし。

それにしても、この試合見てて、イ・スンヒが居ない時、このチームはどうやってディフェンスしてたんだっけ?と思った。強烈な存在感だった。居ない間はほとんど勝ってなかったのも無理はないわ。

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ヤクルト対フューチャーズ(5/8)

2016.5.8 (日) 13時 戸田
S 102230000 8
F 200000100 3

今日は、あまり遠出はしたくなかったので、戸田のフューチャーズ戦へ。

先発はヤクルトが田川、フューチャーズはDeNAの山下。山下は4/30のDeNA戦でも先発で出て来ていたし、まあ、大したことはないと思っていたが、予想通りで2イニング4四球の制球の悪さ。その山下から1点しか取れなかったヤクルト打線には、かなり懸念を感じたが…。田川が1回裏に、先頭からいきなり3連打を食らって、DeNAの山本のツーベースで2点を失って逆転されたので、なおさら。なにせ、フューチャーズに普通に負けるチームだ>ヤクルト2軍。
ただ、田川は2回以降は立ち直って4回まで投げ、後ろ3イニングはパーフェクトに抑えた。一方で打線は、フューチャーズ2番手・DeNA田村から、3回4回に2点づつ、さらに5回には西武の山口から3点と、再逆転して大差をつけた。
フューチャーズの失点については、田村・山口の出来が悪かったのは確かだが、それ以上に、バックの守備が足を引っ張った。二遊間・三遊間の当りに全く反応できず、悪送球もあったショート村林(楽天)が特に目立ったが、セカンド川相(巨人)、サード出口(楽天)も、かなり怪しくて、この辺がまともな守備をしていれば、もうちょっと普通の試合になってたんじゃないかな。もっとも、そうでない選手たちだから、フューチャーズで来ているわけだけど。それでも、6回以降、内野の選手を入れ替え始めたら、だいぶマシになった感じだった。
ちなみにファーストはDeNAの山本だったが、噂で聞いてた割には、それほど守備に問題があるようには見えなかった。内野手からの1塁への悪送球をカバー出来てなかった、というのはあるけれど、それは要求がちょっと高過ぎる。
ヤクルトの投手は5回に今年の高卒新人のジュリアスが登板。これで今年の新加入選手は試合で全員見たことになる。1イニングだけの登板で、先頭打者にヒットを打たれたが、以降は無難に抑えた。そんなに悪いピッチャーではなさそう。あくまでも、相手がフューチャーズという但し書き付きだけど。
6回は土肥がヒットと四球でランナーは出したが抑えた。7回は岩橋で、巨人の田島にツーベースを打たれ、巨人の北之園にスリーベースを打たれて1失点。ちょっといただけない。

試合半ばのフューチャーズがボロボロで、かなりダレちゃったこともあり、こちらの集中力も落ちてきたので、8回表が終わった所で引き上げたが、スコアはそこからは動かなかったらしい。

今日は、ジュリアスを見れたのが、一番の収穫だったかなと思う。
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首都大学野球 桜美林大対帝京大、筑波大対城西大(5/7)

2016.5.7 (土) 12時半 川口市営球場
桜美 020020100 5
帝京 000000000 0
[勝]佐々木、[敗]小倉

2016.5.7 (土) 15時半 川口市営球場
筑波 403020000 9
城西 001120001 5
[勝]前田、[敗]竹脇
[H]筑波:竹田(竹脇)

川口市営球場も、首都大学野球も、まるっきり行ったことない見たことないだったので、行ってみた。

12時から2試合のつもりで、12時に向けて出かけたんだが、着いてみると、なぜか試合をやっていた。要は12時からの2試合は1部リーグで、先行して2部リーグが1試合組まれていたが、見ていた日程表が1部リーグのものだったので、気付かなかった。なにせ、どのチームが1部か2部かなんて、全然知らないから、現地では、なんでだろうと思っていた。

で、第1試合は武蔵大6対8獨協大。9回裏だけ見た。2点差で2死取った後、連続死球でおいおい、という感じだったが、最後のバッターが二ゴロで終了。でもこの時点で12時。第2試合開始予定は30分ディレイ。なんのために12時に合わせて来たんだか(^^;。

第2試合は桜美林大5対0帝京大。桜美林の先発・佐々木千隼が素晴らしいピッチング。ストレートが速くて、よくコントロールされてる上に、そこに速球系の変化球をうまく混ぜてくるから、三振・凡打の山。今季の成績を見てみると、2試合ある負け試合も1失点しかしてない(0-1での敗戦。しかも1試合はタイブレーク)から、本当に安定して、いいピッチャーらしい。このピッチャーを見れただけでも、今日行った甲斐はあった。まあ、球場とリーグが目的だったから、見れなくても甲斐はあったんだけれど。
ちなみに桜美林の得点は、帝京のピッチャーの暴投、犠飛、帝京セカンドの悪送球、(エラーじゃないが)帝京レフトが足を滑らせて左飛を取り損ねた、というものばかりで、まともなタイムリーでの得点は1点もなかった。佐々木が0-1で負けてるわけだなあ、という感も。

第3試合は筑波大9対5城西大。元々は14時半プレイボールで予定されていたけど、実際には15時半プレイボール。帰りのことも考えると、17時目安だなと思って見ていて、5回終わった所で17時過ぎてたから、そこで引き上げた。2時間半間隔で試合の開始時間を決めてるみたいだけど、入替で30分確保してるし、試合だけなら2時間以内で終わらないといけない。その通りに終わる試合なんて、滅多にないんじゃないのかな。
試合自体は、立ち上がり、城西大の先発・竹脇の甘い球を筑波大が打ち込んで、初回に竹田のツーランを含む4安打で4点を先行。3回にも長打を連ねて1点追加し、竹脇をノックアウト。2番手・横島からも2点取って7-0としたが、その裏から、筑波の先発・大場もあやしくなり、3回4回と各1失点。5回表に筑波が2点追加したが、その裏、城西も2点取って、大場もこの回途中で前田に交代した。
ただ、9-4で5回が終わった所で撤退したが、その後は案外荒れなかったようで、最終スコアは9-5だったらしい。

いろいろと新鮮味があって、面白かった。やっぱり、たまには日頃と違う所に行かないと。
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J1リーグ1stステージ第10節名古屋対横浜

2016.5.4(水祝) 14時 豊田スタジアム
観客 27669人 主審 西村雄一 副審 西尾英明、川崎秋仁

 名古屋グランパス 3(1−0)1 横浜F・マリノス
           (2-1)

 得点 33分 名古屋・シモビッチ
    49分 名古屋・和泉
    70分 横浜・伊藤
    78分 名古屋・川又

SkyAでライヴで見てた。

先発メンバーは、ボランチにイ・スンヒが戻って、CBでは大武がオーマンに代わってた。やっぱり大武よりはオーマンの方が安心感があるし、ボランチとしてはイ・スンヒの方が、スピード感も力強さも小川より上。そりゃまあ、本職だし。
ただ、相手が、あんまり前からガシガシ来ないマリノスだったのも、浦和戦に比べて、うまくやれてた理由ではあるんだろう、とは思う。

前半の半ばくらいまでは、そんなに大きい動きはなかった印象。そこで30分くらいにマリノスが決定的なチャンスを作って、GKの武田が踏ん張ってセーブした所からの反撃で、名古屋が先制。あれはマリノスのGK(飯倉)のミスだろう。古林のクロスを取りに行って、弾いちゃってこぼした所をシモビッチが蹴り込んだ。にしても、あれを蹴り込めるのはシモビッチだからだよな。
やや劣勢気味?という気もしてたから、いいタイミングの得点だったけど、ここんとこ、前半に得点して後半にボコボコになるパターンばっかりだから、全然安心は出来なかった。
結局、前半は1点しか取れなかったから、後半はやばいなあ、と思ってたが、後半頭からシモビッチに代わって入った川又(シモビッチは体調がいまいちだったので、大事を取ったらしい)が、序盤に永井からのゴール前へのクロスで飯倉と競り合って、こぼれたボールに和泉が詰めて2点目。テレビで見てる限り、川又がGKへのチャージを取られる可能性もあった、という感じに見えたので、ちょっとラッキーだったと思う。ただ、こぼれ球への和泉の反応は良かったし、ついに初ゴールを決められたのも良かった。
2点差になって、少しは安心したけど、どうせどこかで失速する、とは思ってた。60分過ぎくらいから、マリノスに回される場面が増えてきて、そろそろ危ないなと思ってたら、70分に右サイドから崩され、武田が頑張ったものの、伊藤翔に押し込まれて1点差。いつものパターンだと、ここでガタガタ崩れて、さらに失点を重ねるところだったが、崩されながらもなんとか持ちこたえ、78分に永井が自陣でボールを奪ってカウンター。マリノスゴール近くまで運んだ所で、川又へ出して、川又が決めて3-1。やっぱり、この2人は息が合ってる。
以降は、それほど大きな波乱もなく終了。

必ずしも名古屋が押してたとは言い難いけど、狙いがうまくはまった試合ではあったと思う。永井がボールを奪ってカウンター、というパターンは、だいたい毎試合あるけど、あんなにきれいに決まることは滅多にない。まあ、川又が居たからかもしれないが。川又も、前でうまく効いてた感じだったし。やっぱり、チームの相性的なもののおかげはあるんだろう。
左SBが前節から引き続き高橋だったけど、今日は粘り強く守って、本当によくやってた印象。左から完全に崩される場面って、ほとんどなかったんじゃないかな。イ・スンヒが居たことで助けられてた面もありそうには思えるんだけど、今までで一番良かった気がする。

大きい勝ち点3だったと思う。あと、招待客多数とはいえ、大入りの試合で勝てたのも良かったね。ジンクス的には負け濃厚だったと思うんで(^^;

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感想「さようなら、ロビンソン・クルーソー」

「さようなら、ロビンソン・クルーソー」 ジョン・ヴァーリイ 創元SF文庫
八世界もの短編集の後編(前編は「汝、コンピューターの夢」)。

よく出来たSF短編の集成という印象は前編と変わらないけれど、こちらの収録作は、SF的なアイディアの面白さよりも、それを背景にして、普遍的な人間の問題を書こうとしているように見える。ジェンダーとか、青少年の成長期の苦悩とか、モラトリアムから抜け出す痛みとか。
そういう差が本当にあるわけではなくて、前編でも同じように書かれていたけど、SF的なアイディアに慣れた分、それ以外の要素に自分の目が行きやすくなっただけ、という可能性もあるが。
このシリーズが、個人の人間の属性をテーマにした小説を書きやすい設定なのは間違いないし、それをうまく生かしてるということではあると思う。特にジェンダーについての考察は、シリーズ全体を貫いているテーマと言ってもいいのかもしれない。こういう仮定の設定の中で描くことで、見えやすくなるものは、間違いなくある。それはSFの効用のひとつのはず。
もっとも、その分だけ、単純にアイディアを面白がるのは難しくなってしまった気はする。それと、テーマどうこう以前に、全体的に、前編より暗めの調子の作品が多いのは確かかもしれない。
(2016.4.8)

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感想「クルアーンを読む」

「クルアーンを読む」 中田考、橋爪大三郎 太田出版
「クルアーン」というのはコーランのことで、イスラム教がどういうものか、イスラム教によってどういう風に現実のイスラム世界が回っているのか、というあたりを、キリスト教などと対比しながら、対談形式で解説していく内容。イスラム教については、主に、自身もイスラム教徒である中田に、宗教全般に造詣が深いらしい橋爪が問い掛ける形になっている。

イスラム教にある程度の関心はあるから、今までにも本を読んでみたりしたりしたことはあったけど、今回が一番よく理解出来たような気がする。やっぱり、現実の姿を見てきている人の臨場感は強いってのと、多分、中田の側にイスラム教を理解してもらいたいという強い意欲があるからだと思う。
何度聞いても、いまいちぴんと来なかったスンニ派とシーア派の違いとか(まあ、分かった気になってもすぐ忘れるという面も、多分あるんだけど)、ISが登場してきた必然性とか、なんでISがああいうことをやっているのかとか、いろいろ理解出来た気がする。あと、キリスト教世界である欧米を経由した情報だけでは、バイアスが掛かりすぎるので、イスラム教を正しく理解するのは難しそうだな、ということも思った。
もちろん、今の日本人の物の考え方や価値観は欧米の強い影響の上に形成されているから、そういうバイアスから完全に自由な立場なんてありえないけど、物の考え方の根本にキリスト教がある人々よりは、日本人に多い、そうでない人々の方が、いくらかは公平な立場からイスラム教を見ることが出来る可能性が高いんじゃないかな。
ただ、本書の中で橋爪が言っている、日本人は理解出来ない敵と共存するという考え方が出来ない、というのは、確かに正しいと思えるので、だとすると、やはり(日本人が理解するのは難しそうな)イスラム教が、日本で一般人のレベルで受け入れられるのは至難の技かもしれない。

イスラム教をベースにした中田の思想は筋道は通っているし、共感する部分もあるけれど、一般的な日本人の感覚とは、やっぱり異質だと思う(まあ、俺自身も、「一般的な日本人の感覚」だとは思えないんだが…)。それと、中田自身はスンニ派で、シーア派に対してかなり辛辣だったりするから、シーア派の側から見ると、また違うものが見えるんじゃないかな、という気もするので、単純に全部鵜呑みにしようとは思えなかった。
彼は、キリスト教に端を発したアメリカ主導のグローバリズムに、世界が覆われていると考えて、その対抗勢力として、イスラム起源のユニバーサルな世界を構想して、その二つの間を自由に行き来できる、逃げ場のある世界を理想と考えているらしい。これ自体は、悪くない考え方だと思う。対抗勢力がイスラムである必然性というのがよく分からないが、世界にグローバリズムに対抗出来るだけの規模を持った、思想的にある程度まとまりのある集団といえば、イスラムしかない、ということかもしれない。対抗勢力は必要だろうと思ってるし、それになれる可能性が一番高いのは、やっぱりイスラムなのかな。
(2016.4.12)

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感想「紺碧海岸のメグレ」

「紺碧海岸のメグレ」 ジョルジュ・シムノン 論創社
メグレものを読むのは相当久しぶりだったが、全然違和感なく入れた。そういうシリーズだよなあ、と思った。
「紺碧海岸」って、全然ピンと来てなかったが、コートダジュールのことだった。高級なリゾート地で起きた殺人事件を穏便に解決するために派遣されたメグレが、周囲を覆うヴァカンスの雰囲気に惑わされながら、真相を突き止める話。
もっとも、事件自体は、高級リゾート地の裏町みたいな所で暮らす、半端な人達の間で起きたものなので、そちらにはメグレもそんなに違和感は感じてないように見えるし、話の作りもメグレものらしさが立ち込めていた。
それにしても、南仏の明るい風景が印象的ではあった。メグレが南仏へ行く話は、他にもあったと思う。あれも、本書と似たような雰囲気だった気がする。

訳者の解説が、いかにも、この本で初めてメグレに接しました、的な感じで、今はそういう時代なんだなあ、と思った。巻末の著作リストもやたらと中途半端で、今はメグレものに情熱のある訳者・解説者って、いないの?、という感じだったのが、だいぶ寂しかった。長島良三さんも亡くなって、もう随分経つし。
小説の翻訳自体はしっかりしているように思えたから、いいんだけれどね。
(2016.4.11)

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感想「アジアの未解読文字」

「アジアの未解読文字」 西田龍雄 大修館書店
今は使われなくなって、読める人間も居なくなってしまった昔のアジアの文字について、解読の研究状況をまとめたもの。この種のテーマだと、中近東とか中南米の文字が扱われることが多い印象があるが、本書は主に漢字圏の文字を扱っている。それは意識してのことらしい。もちろん、著者の研究対象がそこ、ということもあるが。
もっとも、1982年の本なので(古本屋で見つけて買った)、今ではここに書かれている状態からは、相当研究が進んでるんじゃないかと思う。中国の関与が大きく影響する分野だし、80年代以降の中国は激変しているし。
とはいえ、素人が通りすがりに眺めるには、これでも十分な内容。

取り上げられているのは、西夏文字、契丹文字、女真文字など。漢字をベースにして作られた文字なので、一見見分けが付かなかったりする。
日本も漢字から文字を作ったという状況は同じだけれど、万葉仮名からひらがなやカタカナになって、明らかに単純化してるから、そうなる意味はあったんだなと感じ取れる。それに比べて、この辺の文字は、なんだか、わざわざ新しい文字を作る必要がなさそうに思えてしまう。でも、そこはその言語ならではの必要性みたいなものがあったんだろう。ナショナリズム的なものもあったのかもしれないし。

古典的な暗号解読の方法に似たやり方で、文字が解読されていくプロセスが楽しい。異言語や異言語の文字というのが好きで、そういう関係の本を時々読んでるし、本書もその一環だけど、面白く読めた。というか、見れたかな。そんなに丁寧には読んでないから。字面を見ているだけで楽しかった(^^;)。

こうした文字の文化的な背景への考察も興味深かったけれど、その辺は付け足しかな。というか、文字が未解読だと、その文化への理解も限られてくるということだな。
(2016.4.10)

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感想「原子力政策研究会100時間の極秘音源」

「原子力政策研究会100時間の極秘音源」 NHK ETV特集取材班 新潮文庫
「原子力ムラ」の内側の重鎮たちが、日本に原発が導入されて広がっていった経緯を記録として残しておくべく、語り合って録音したテープをベースとして作られたドキュメンタリー番組の書籍化。

資源小国の弱みや、深刻な電力不足が現実問題としてあった時代に、原発の導入が決定されていった経緯はよく分かるし、そこで十分な検討なしに、実用化ばかりが先行していったことや、一旦走り始めると、利益ばかりが重視され、安全性がないがしろにされていった経過も、この国の社会構造として、まあ、そうなるだろうな、というものだった。

技術系の開発の仕事がどんな風に動いていくか、知らない訳じゃないんで、311の原発事故の後、表に出てきたいろんな話は、全然意外じゃなくて、よくある話に思えた。ただ、原発という、何かあった時の被害がとんでもないものになるような技術なら、さすがにいくらなんでも、一般的な開発業務よりは安全性が特に重視されているんだろうと、漠然と思っていたのが(だからと言って原発が絶対安全だとも思ってなかったが)、当時、いろんなことが表沙汰になって、どうやらそうじゃなかったらしいと分かったのは、やっぱり衝撃だった。その程度の感覚で原発をやっていたのかと思ったし、やっぱり本当に信用出来ないんだと、はっきり分かった。そこが俺の「現時点での」反原発の原点ということになるかもしれない。
本書を読んで、その感覚を再確認した感じがする。

実際の所、開発してる側としたら(特に下っぱは)、普通にやるべき業務をこなしていた、という以上の感覚はないんだろうと思う。むしろ、本書に書かれている通り、使命感みたいなものがあったとしても、不思議はないから、いくらか不正行為があっても、目的は手段を正当化する、くらいのことは考えていただろうな。俺もそこに居たら、そうだったかもしれないと思う。だから、やってた方に悪気がないのも不思議はない。
結局、扱っているものの深刻さをどこまで考えているか、何か起きたらどうなるのかを考える想像力の問題なんだと思う。でも、そういう感覚がある人間は、多分、最初からこんなにヤバいものには手を出さないんだよな。結果的に何も考えてない人間が、危ないものに手を出して、破滅的な事態を作り出す。文明って、そうやって滅んでいくのかもしれないという気もする。

事態が動いて加速がつけばつくほど、止めるのは難しくなるというのも、この本に書かれていることだと思う。だから、最初が肝心。何が起きるか、どういうリスクがあるか、よくわかってもいないものを始めちゃいけないということだと思う。
それじゃあ進歩はないかもしれないけど、文明が滅びるよりはマシじゃないかな。ただ、肝心な場所にバカが一握り居れば、プロセスが進んでしまうのも確かなんだけど。
ある意味、そういうふうな一握りのバカに好き勝手させないためのシステムが民主主義かもしれない。それにしても、バカが一握りじゃなくて、マスになっちゃったら、もうどうしようもないんだが。
(2016.4.10)

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感想「ジャック・リッチーのびっくりパレード」

「ジャック・リッチーのびっくりパレード」 ジャック・リッチー ハヤカワポケミス
先日亡くなった小鷹信光が作品をセレクトした短篇集。
読んでいて思うのは、前回の「あの手この手」の時も思ったんだけれど、俺が一番好きな短篇作家って、リッチーなんじゃないんだろうか、ということ。これだけ、どれを読んでも面白いと思える作家は、他に思い当たらない。まあ、これだけの数の短篇を書いていて、逆に長篇はほとんど書いていない作家は、そうそうはいないので、比べる相手が少ないというのはあるんだけれど。
(すぐに思いつくのはホックくらいだし、俺は、ホックがあれだけ量産したのは凄いと思ってるけど、パズラーとしての質はともかく、読んで面白いかどうかについては、かなり波があると思ってる)
ひねくれたユーモアのセンスとか、間の外し具合とか、透けて見える人生観とか、師匠と呼びたいくらいだし、実際、多分にそういう所はあるかもしれない(^^;。
自分が小説を書くなら、こういうのを書きたいと思っていたし、ターンバックルみたいな生き方が出来たらいいのにな、みたいなことを、昔は思っていた。

本書も粒がそろってる短篇集で、どれが一番好きとか、とても選びにくい、というか、選べなかった。まあ、飛びぬけて物凄い作品はなかった、ということでもあるけれど、それもまた、リッチーらしいといえなくもないかな。

ところで、小鷹信光が解説で、「原稿二千枚を超える犯罪小説を百分の一に圧縮したような」と書いているのは、「ようこそ我が家へ」なんだろうと思うけれど、これが「おそろしい物語」だとは思えなかった。翻訳だから、ニュアンスがうまく伝わってこないのかもしれないが、小鷹信光という人は、書かれた文章を読んでいて、とても思い込みの激しい人物だったように感じていたし、それは考え過ぎじゃないか?と思ったことも一再ならずあったから、これもその口かなあ、と思わないでもない。
苦みのきいたクライムストーリーの一群が、日本では紹介されてこなかったという趣旨のことも書いているけれど、少なくとも本書に収められているタイプの作品であれば、過去に読んだ記憶はあるし、そこまで言い切るのは、ちょっと誇張が入っているんじゃないか、とも思った(個人的な経験が裏にあるのかもしれないが)。やはり紹介されてこなかったという、ファンタジー風・SF風の作品というのも、シチュエーションがそうだというだけで、中身は通常のリッチーの小説と、そんなに違うとは思えないんだよな。殊更に書くようなことなのかな、と。
小鷹信光が書く文章には、そういう違和感を覚えることが時々あったな、というのを思い出したんだけれど、小鷹信光が紹介してくれたからこそ、俺もいろんな小説を読んでこれたわけだし、やっぱり、彼が恩人であるのは間違いない。
(2016.3.18)

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感想「民主主義ってなんだ?」

「民主主義ってなんだ?」 高橋源一郎×SEALDs 河出書房新社
去年の9月に出た本。前半はおおむね、SEALDsがどういう経緯で生まれて、今に至ってどんなふうになってるか、というあたりの紹介。後半は「民主主義ってなんだ?」というテーマでの討議みたいな感じ。SEALDsとしての主張とか、その辺がもっと前面に出て来るのかと思っていたが、本当に「民主主義ってなんだ?」というのを考えていく内容だった。

自分では、そういうテーマについて特に勉強したこともないので(高校の世界史と政経止まり)、書かれていることが、いろいろ新鮮だったし、改めて考えさせられたことも多い。
民主主義を疑うことまで含めて、「民主主義ってなんだ?」とやっているのが、真面目だなと思った。どちらかといえば、自分たちの考える理念があって、それを実現可能な手段としては民主主義がベストと考える、という順番になっているような気がする。だから、民主主義を神格化しているわけじゃないし、むしろどうやって民主主義を使っていくかというのを模索しているような印象。誠実なスタンスだと思う。
そうはいっても、運動で使うわかりやすくて求心力のあるキャッチコピーは、ややこしい話はとりあえず置いて、やっぱり「民主主義」になるんだよな、とは思う。目指している理念自体は、昨年のSEALDs主催の行動(や、その他の似たような行動)に集まった人たちの大半に共有されているものだとは思うけれど。自分自身も含めて。
それでも、SEALDsは特定の理念に凝り固まった集団ではないし、いろんな意味でバラバラな個人の緩い集まりだというのも、いいと思う。

なにせ「文学」をあまり読まないので、高橋源一郎は、マスコミでよく見かける作家だな、くらいにしか思っていなかった。この本を読んだりして、70年安保に関わって、警察に拘留されたこともあるというような背景を知ると、だいぶ見る目が変わってきた。今のような立場に居るべくして居る人だったんだな。全然知らなかった。
(2016.2.7)

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感想「震災とフィクションの“距離”」

「震災とフィクションの“距離”」 早稲田文学会
去年の初めくらいに本屋の棚で見かけて何となく買った。2012年の4月に早稲田文学の「記録増刊」として出ていた雑誌的な体裁の本なんで、売れ残りだったのかも? 
2011年3月11日の震災に対して、直後に早稲田文学が行ったチャリティの記録で、短篇小説やエッセイ的なもの19篇と座談会を2本収録している。また、本の後ろ半分はそれらの英訳・韓国語訳・中国語訳。

日頃、小説は結構読むけど、エンタテインメントが主体で、あんまり文学的なものは読まないから、収録されている小説の中には、どう受け取ったらいいのか、いまいちよくわからないものもあったりした。
エンタテインメントって、書かれる目的が明確だし、評価のポイントは多分に作家の技術だと思ってるから、いつもは割とそういう観点で小説を読んでるけれど、それは多分、評価基準が全然違う(と思う)文学には当てはまらないだろう。
本書について言えば、基本的には震災にインスパイアされた作品群ということになるんだろうけど、そういう所からこういう小説が生まれるんだ?、というわからなさみたいなものが、結構あった。作家の中では繋がってるんだろうな、と考えると、そういう回路を自分の中に作れる人だから、文学をやる(やれる)のかな、と思わないでもない。
それでも、わからなくても、読んでいてなにがしか伝わるものがある、と思う作品はあった。この本全体を覆ってる不安感や鬱的な雰囲気が、今の自分の気分とシンクロしてることもあって、わかるわからないはともかく、読んでいて、感じるものがあったということかなと思う。
せっかく読むなら、考えさせてくれる、よくわからない小説の方がいい、という気もするし(“わかる”小説なら、普段からエンタテインメントの方で、そこそこ分量を読んでいるわけで)。それに震災を直接描いたとしても、フィクションはノンフィクションに勝てないんじゃないだろうか、とも思う。まあ、タイトルから考えると、その辺が、まさにこの本のテーマでもあるんだろうけど。

座談会は、ある程度は、こうした小説が書かれる舞台裏を見せてくれたし、文学の作家というのが、思いのほか、どういう風に読まれるのかというのを考えながら、小説を書いているらしい、ということも分かった。あの震災で、書けなくなった小説家、作品が作れなくなった芸術家という話を、いくつも耳にして、感覚的に分からなくはないけれど、自分の内面を表現するものであれば、外で起きた出来事とはあんまり関係ないような気もするんだが、と思っていた。でも、文学と言っても、そこまで閉じたものではないということなんだな。というか、むしろ俺があんまり狭く考えすぎているんだろう。エンタテインメントと、そこまで本質的な違いってのはないんだろう。
ただ、座談会については、そういう箇所以上に、当時の世の中の雰囲気みたいなものが伝わってくるところが、4年以上経った今読むと、興味深かった。座談会の中で、そういう発言をする役割を振られていたのかもしれないけれども、川上未映子の発言が一番あけすけに核心を突いている感じがした。特に原発に関する部分。何かが大きく変わってもいいはずなのに、(少なくともいい方向には)結局何も変えられないんじゃない?というようなことを、露骨に言っているし、とりあえずは今のところ、それが当たっている状況。俺が鬱っぽくなってるのも、多分にそれが理由だし、と思ったりした。
(2016.2.5)

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感想「消えたイングランド王国」

「消えたイングランド王国」 桜井俊彰 集英社新書
イングランドというのは、イングランド人による統一王朝は142年しか続かなくて、その王朝が1066年にヘイスティングスの戦いでフランスから来たウィリアムに負けた後は、今日に至るまで、フランス由来の王様を戴いているんだとか。そのたった124年の「イングランド王国」について書いた本。

イギリスの歴史に特に強い関心はなかったから、というのはあるにしても、そんないきさつは全然知らなかった。一通り、高校の世界史で、さわりくらいは勉強した覚えはあるが、身になってない。百年戦争とか、ロビンフッドの伝説とかには、そういう背景があったのか、と分かれば、イギリスを舞台にしたいろんなものやことの見方が、ずいぶん変わる。それと、元々のイングランド人って、どういう人種なのか、どうもよくわからないと以前から思ってたんだけど、だいぶすっきりした。おおざっぱに言って、支配者層がフランス由来のノルマン人で、一般人がアングロサクソン人という構図なんだね。まあ、どっちにしても、元々はゲルマン人なんだろうけど。

それ以上に印象が強かったのは、そういう状況になる前から、イングランドは北欧やフランスから来た人たちと戦ったり、そういう人たちがやってきて定住したりという歴史があった、というあたり。その辺を読んでると、あの辺の「国」の感覚って、やっぱり今の日本の「国」とは違うんじゃないかな、と思う。むしろ、日本の中に、江戸時代まであった「国」に近いんじゃないんだろうか。そう考えると、ノルマン人に支配されたイングランドといっても、大和に支配された九州とか東北とか、その程度のことなんじゃないのかな、という気もする。

でもって、そういう国と国との距離感の近さが長い間続いた結果として、今みたいなヨーロッパ(少なくとも西欧)の状況が生まれた、と考えると、日本が外国と自然にそういう関係を作るには、まだ全然時間が足りてないのかもしれないと思う。今はこういう時代なので、半ば強引に「国際化」してるわけだけど、いろいろとぎくしゃくするのは、やっぱり仕方ないんだろう。ただ、そういうヨーロッパの歴史から学べば、(ヨーロッパがこれまで経験したような)無駄な血や破壊を伴わずに、もっとうまく他の国と付き合っていける可能性があるんじゃないのかな、とも思う。もっとも、この辺は、この本の趣旨とは全然関係ない話。
(2016.1.22)

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イースタンリーグ ヤクルト対DeNA(5/1)

2016.5.1 (日) 13時 戸田
B 000400100 5
S 000102000 3
[敗]田川、[勝]飯塚
[H]B:白崎(田川)、渡邊(田川)

前日以上に人出が多かったように見えた戸田のイースタン。

今日の先発は今年の高卒新人、高橋奎二(初見)。ライアン小川みたいな大きいフォーム。華々しい上に、安定感も抜群で、3回パーフェクトの素晴らしいピッチング。
しかし、4回に登板した田川がメタメタで…。2死はすんなり取ったが、続く白崎にレフトへホームランを打ち込まれると、そこから連打。ヒット2本の後、渡邊雄にレフトへスリーランを打たれて0-4。さらにヒットを2本打たれた所で、とうとう岩橋に交代。
その裏、そこまでまずまず順調に来ていたDeNA先発の飯塚に対し、廣岡は三ゴロだったが、白崎が取り損ねて出塁。畠山が四球で続き、森岡内野ゴロで2-3塁になって、松井淳の犠飛で(ノーヒットで)1点返した。
6回にも廣岡がヒットで出たが、畠山は併殺打。ただ、これは結構鋭い三遊間の当りで、白崎のファインプレーだったと思う。白崎、いろいろ目立ち過ぎ(^^;。でも、ここから、森岡、松井淳、鵜久森(タイムリー)、西田(タイムリー)の4連打で2点を返して1点差に迫った。畠山もヒット性の当りだったし、この後の奥村の二直も鋭いライナーだったことを考えると、飯塚はもう終わりじゃね?と思ったんだが、7回の表にDeNAが1点追加してたこともあってか(このタイムリーも白崎(^^;)、7回も続投。だいぶ危なっかしく見えたが0点でしのいだ。DeNAは厳しく鍛えるチームだね(^^;。
ヤクルトの投手陣は4回途中から5回までの岩橋、6回の平井諒は、まままあの内容で無失点だったが、7回の竹下は先頭打者三振の後、自身の投ゴロ悪送球でランナーを出すと、以降は制球がボロボロになり、四球・ヒットで満塁にした所で風張に交代。この風張が白崎にタイムリーを打たれて3-5。それでも、後続は断って、8回も無難に抑え、最終回も久古が無失点。しかし、打線が8回は小杉、9回は大原に抑えられて敗戦。8回9回ともランナーは出したが、どっちもライナーが野手の正面を突いてゲッツーを食らってしまい、ちょっと運のなさもあったかもしれない。

それにしても、高橋は良かった。強烈な印象だった。今日は、まだ本格的には投げさせてないという意味での3回限定だったのかな? もっと長いイニングで投げるのを見てみたい。
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