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J2リーグ第2節名古屋対岐阜

2017.3.4(土) 14時 豊田スタジアム
観客 21878人 主審 井上知大 副審 藤井陽一、西水流優一

 名古屋グランパス 1(0−0)1 FC岐阜
           (1-1)

 得点 79分 岐阜・田中
    90分 名古屋・内田

昼はヤクルト戸田球場に行っていたので、夜になってDAZNで見たが、不安定で大変だった。リアルタイムじゃないからトラブルはないかなと思っていたが、そんなことはなく、なかなか配信がスタートしなかったり、動きがカクカクだったり、途中でPCがフリーズしたり。これは、だんだん改善されるのかね。この状態で1シーズン見続けるのは、かなりつらい。

名古屋は前節と同じメンバーが先発。でも、前節とはかなり違う試合展開になった。J2の厳しさを見せられたと思った。
岐阜はJ2でも強い部類のチームじゃないはずだけど、プレッシャーの強さとか早さとかが、前節の岡山とは段違いに厳しかったし、ああ、やっぱりこれがJ2だよなあ、という感じ。岡山戦では、とにもかくにも、それなりうまく回せていたパスが全然機能してなかった。中盤でボールを奪われて押し込まれての繰り返しで、特に前半は試合の主導権を握れていた時間帯は、ほとんどなかったと思う。
八反田と小林の2ボランチが弱くて、そこから度々危ない場面になっていたから、前半のうちに小林をワシントンに代えたのは妥当だったんだろう。ワシントンは、それほど気の利いた展開を出来る選手ではなさそうだったが、とりあえず体はがっちりしてて強いから、中盤の抑えとしては効いていた。
岐阜も、もう少し巧さがあれば、前半のうちにスコア出来たんじゃないかと思うが、そこはやっぱりJ2か。
後半は、岐阜の勢いがいくらか落ちて来て、名古屋が持てる時間が増えたとは思うけど、決定的なシュートまで持っていける場面はほとんどなかったし、何とかこらえてスコアレスドローってとこかなと思い始めてた終盤の79分、左サイドでディフェンスが田中の切り返しで抜かれて、シュートを打たれて失点。これは負けちゃうなと思った。直後に(というか失点前に準備してたんだが)玉田に代わって入ったフェリペ・ガルシアも、いまいちフィットしてないように見えたし。でも、85分に投入したシモビッチが強烈に効いた。前線のシモを軸にして、名古屋が岐阜ゴール前で試合を進められるようになって、CKを連取。90分についにCKから内田が同点ゴール。ゴール前でシモにマークが集中して、潰れた後ろで押し込んだものだから、やっぱりここもシモの存在感が効いていた。
その直後にも、もうひとつゴール前で決定的な場面があって、ここで押し込めてればなあ、という所だったけど、そこまでのツキはなかった。

まあ、とりあえず最低限の結果は残ったとはいえ、今後の覚悟が必要だなと思わされた。岡山戦で、ちょっと楽観的になってた部分もあったけど、そんなに甘いもんじゃないね。
それにしても、岐阜も大幅にメンバーが変わったそうだから、チーム作りの条件が名古屋とそんなに違うわけでもないと思うんだが、きっちりチームとして機能してたのは、大木さんの力だったのかな。岡山戦を見た後では、ヤヒロは結構いい監督じゃないかと思ってるが、J2のような場所での経験は大木さんの方が圧倒的に豊富なはずだし。

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