J2リーグ第4節名古屋対水戸
2017.3.18(土) 14時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 9320人 主審 山本雄大 副審 木川田博信、福岡靖人
名古屋グランパス 2(2−0)1 水戸ホーリーホック
(0-1)
得点 25分 名古屋・OwnGoal
33分 名古屋・シモビッチ
49分 水戸・林
DAZNの中継を2日遅れで見た。結果は知っていた。
先発は、バックラインに故障で出遅れていた新加入の外国人選手シャルレスが入り、ワシントンが1ボランチ。玉田も入った(中継ではインサイドハーフと言ってた)。前節でアラが目立ちまくっていた八反田と大武が外れた形。
あと、ここまでの試合は、杉森がDF登録ながら、上がり目で右サイドハーフぽい位置取りで、実質3バックぽくなってたのが、この日は杉森が外れて宮原が右SBに入った4バックになっていたとか(現場で見てないんで、中継で見聞きした内容から判断)。そして、シモビッチがトップに入った。
選手の入れ替えがかなり功を奏した印象。相手が水戸だったから、というのもあるかもしれないけれども、シャルレスが入ったバックラインは安定感があったし、そのひとつ前にワシントンも、守備を固めていたように見えた。ワシントンには期待できそうにない展開力は、玉田が十分に補っていた。
前半半ばの先制点は、内田のゴール前へのクロスを、水戸のDFが合わせたボールがゴールに突き刺さったオウンゴールだったが、前半は名古屋が主導権を握る試合が出来ていたと思う。ここ2試合は、押され放しの時間帯が大半の展開だったけれど、この試合はある程度、パスが回る試合運びが出来ていた。
30分過ぎには中盤の玉田からの縦パスを永井がゴール前にきっちり折り返し、シモビッチが技有りのトラップとシュートで2点目。シモビッチは前線で効きまくっていた。彼の残留は本当にでかい。前でしっかりポイントを作れていた。
ただ、楽勝ペースに見えたが、最終スコアを知っていたので、この先はあんまりいいことないんだなと思っていた…。
後半に入ると、いきなり水戸の激しいプレッシャーにさらされ、押されまくり。開始早々、FKからのこぼれ球を押し込まれて2-1。その後も名古屋は、劣勢な状態から一向に脱出できず、このまま行ったら、またやられるぞ、的な雰囲気だったと思う。水戸は岐阜ほどの迫力はなかったと思うが、押されてる時間が長く続けば、事故の可能性も高まるし、実際、かなり危ない場面もあった。
それでも20分頃から名古屋は持ち直した。監督の指示で玉田の位置取りが変わったという、中継アナの話があったので、その辺がうまく効いたのかもしれない。次第に名古屋が主導権を回復し、以降は比較的安心して見ていられた(カウンターは少し怖かったが)。2-1で逃げ切って、勝ち点3を獲得。
これで、ちょっと一息つけたかな。シャルレスの復帰は大きい。彼が入ることで、いろんなポジションが玉突きで改善出来ていた気がする。ただ、相手が水戸だから、という面もあるのかもしれないし、もう2-3試合は見てみないと、だろうな。 次は強豪のはずの松本が相手だし、そこで結果を残せれば、いくらか明るい展望が見えて来ると思う。
(2017.3.22)
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