J2リーグ第5節松本対名古屋
2017.3.26(日) 14時 松本平広域公園総合球技場(アルウィン)
観客 15509人 主審 松尾一 副審 村田裕介、小曽根潮
松本山雅FC 1(1−0)2 名古屋グランパス
(0-2)
得点 15分 松本・高崎(PK)
47分 名古屋・OwnGoal
88分 名古屋・OwnGoal
現地観戦。アルウィンに行ったのは15年ぶり。2002年と2003年にジェフ主催で名古屋戦が行われた時以来。ただし、行ったのは2002年の方だけだったと思う。2015年の松本戦は行かなかったので、ここでの松本戦観戦は初めてだった。
天候は雪。ただ、数年前に山形で経験したような降り積もる雪ではなかったし、気温もそれほど低くなかったので(しかも前半はほぼ止んでいた時間帯も長かった)、試合を見るのにそれほど不自由はなかった。
例によって事前に情報は全く仕込んでいなかったので、シャルレスが居ないことに驚愕。しかも代役が磯村なので落胆。他に居ないのかよ…。
試合が始まってみると、どうやら中央に櫛引、左が磯村、右が宮原の3バックで、DF登録の内田は左サイド上がり気味、開幕から杉森が右サイドでやってたような位置取りに見えた。
さらに驚いたのはボランチを、ワシントンと組んで和泉がやってるように見えたことだ。ただ、これは悪くなかったと思う。和泉はよく動いて、ボールタッチが多く、鍵になりそうなプレーを続けていた。フィジカル的にキツいな、という場面はあったにせよ。磯村はやっぱりで、あぶなっかしいったらなかった。
15分頃、内田がペナルティ内で相手選手(ハユマ)と交錯してPKを与え、早々と先制された。
つまらない失点を引きずり、前半の名古屋は生彩を欠いた。球はそこそこ持てるが、相手を崩しきれず、ミスでボールを失ってカウンターを食らう場面が度々。相手のシュートミスやナラのセーブで救われたのが3回くらいあったかな。このままではどうにもならない、という雰囲気が濃厚。
でも、後半は布陣を変えてきた。ヒサトを杉本に代えて左サイドのハーフに置き、内田はバックラインに下げて4バックになっていたようだった。
後半開始早々、左からの永井のクロスを松本DFがゴールへ送り込んでしまい、思いがけずあっさり同点。後で録画で確認したが、DFはかすったくらいの感じで、永井のゴールでも良かったような気はした。
時間が早すぎたので、この得点については、布陣の変更は影響したとは考えにくいんだが、左サイドに入った杉本はよく動き、スピードもあって、非常に効果的だった。バックラインも磯村の負担が減って安定した。後半は名古屋が主導権を握った試合運びだったと思う。
それでも、身体を張って守る松本のディフェンスをなかなか崩し切れなかった。ピッチがかなり凸凹しているようで、グラウンダーのパスやドリブルが、うまく足に付かない場面が多かった気がする。雪や雨でピッチが濡れていたのも影響したかも。その辺で、意図したようには組立しきれてない感じはした。
しかし後半の終了間際、攻勢に出たタイミングで、シモビッチの捌きを受けて、ゴール右側からゴール前へワシントンが強いクロスを入れ、松本DFがゴールに叩き込んで逆転。オウンゴール2発で逆転勝利。
2点目のゴールについては、DFの手前にフリーで永井が居たので、DFが触ってなくても得点できた可能性は高かったと思う。松本のディフェンスを崩し切っていた。というか、自分が見ていた角度からは、永井が決めたように見えたんだよな(^^;)。
結果的には、期待を大きく上回るとてもいい試合だったと思う。なにせ、勝ち目があるとは、あんまり思ってなかったから(^^;)。後半途中から、雨が結構強くなってきて、ちょっと大変だったし、帰りのシャトルバスは乗るまで雨の中で50分くらいかかったんだが、ほとんど気にならなかった。
松本はJ2では強豪のはずたし、そこに競り勝ったのは、選手にも自信になるんじゃないだろうか。
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