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J2リーグ第14節名古屋対町田

2017.5.17(水) 19時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 7708人 主審 高山啓義 副審 田島宏則、田尻智計

 名古屋グランパス 2(1−0)1 町田ゼルビア
           (1-1)

 得点 10分 名古屋・玉田
    76分 町田・谷澤
    90+2分 名古屋・シモビッチ

開幕戦以来のホームでの現地観戦。

名古屋の布陣が、今年初めて見るような、はっきりした4バック。DFは右から宮原・櫛引・磯村・内田。ボランチは田口とワシントン。サイドの右が玉田、左が和泉で、前がシモビッチと杉森。
メンバー的には、シモとワシが入って、そりゃそうだろうな、という感じ。磯村のDFと杉森の起用は、ちょっとどうかなと思ったけど、改めて考えると、そんなに選択肢もなかった。寿人を使って来なかったのは、少し意外だったが。まあ、現実的な感じはしたから、その辺は前節の結果も受けて、さすがに監督も考えてきたのかなと。

始まってみると、杉森の出来が今年一番だった。やっぱりFWらしいFWの位置で起用されたのが、水を得た魚というか。よく動いていたし、回りとも連携出来ていた。10分に杉森が左から切れ込んで、中央へ入れたボールを玉田が蹴り込んで先制。いつ以来の前半の先制点だよ、みたいな。自分の目の前で見たのは、それこそ開幕戦以来。
その後も、主導権を持った試合は出来てたと思う。町田は、あんまり守備を固めて来なかったし、バランスの取れた試合運びをしようとしていた印象で、おかげで名古屋はやりやすかっただろうと思う。
でも前半半ばに町田GKのキックをチャージしたシモが決めきれなくて、その後も好機を作りながらも追加点が遠い。後半も半ばに差し掛かると、町田に裏を取られかかる場面が生まれるようになり、30分には右サイドからゴール前に入れられ、シュートがDFの足に当たったこともあるが、決められてしまって同点。やっぱり?、みたいな感じ。
しかしまあ、ここから粘れるのが今年の名古屋なのも確か。というか、左サイドに投入した杉本が、いつものようにガンガン勝負しまくり、ロスタイムに入った直後のタイミングで中へ送ったボールが、ついにシモに合って勝ち越し。何とか勝った。

劇的に勝って盛り上がるのはいいんだけど、試合終了ギリギリで何とかするのは、これで何回目? 正直、もうちょっと安心出来る展開の試合を見せて欲しいわ。
でもまあ、この試合は、杉森の良さは引き出せていたから、収穫はあっただろうな。あと、今年のチームにどうも欠けていると思える大きい展開のボールを、何度も磯村が蹴っていたのが目についた。色々不安は大きいイソだけど、いいかも、と思えるプレーを見せてくれてたのは良かったと思った。
それにしても、今年、一番チームを救ってる回数が多いのはシモだと思うけれど、出場時間比率で考えると、杉本がダントツなんじゃないだろうか。杉本も、あれが90分出来るわけでもないにしても、ああいう気迫が、もう少し他の選手にあってもいいと思うんだが。
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