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セリーグ ヤクルト対DeNA(6/23)

2017.6.23 (金) 18時 神宮球場
B 0001400020  7
S 0010040201X 8
[勝]石山、[敗]平田
[H]B:戸柱(ブキャナン)、筒香(ブキャナン)

リーグ戦再開初戦。だいたいこういう節目でDeNAと当たると、DeNAが勝負弱さを発揮してくれちゃう、というイメージだったが。

先発投手はヤクルトがブキャナン、DeNAが井納。
1回、3回とブキャナンはランナーを3塁に置いたが、DeNAの拙攻にも助けられ無失点。そうすると3回裏にヤクルトが坂口のツーベースで手堅く先制。
しかし4回表に、ブキャナンが戸柱に一発を浴びて、あっさり同点。さらに5回には、梶谷のタイムリーで1点失って逆転された後、筒香にスリーランを食らって4点差。今日のDeNAは、いつもと違うみたいだと思った。
しかし6回裏に、井納が崩れた。グリーンが粘って出た四球から、2四球1安打で無死満塁。ここから内野ゴロ2つで2点を返し、さらに坂口、上田の連続ツーベースで一気に同点。
8回裏にはDeNA3番手の砂田から、ヒットと四球で2死1-3塁。上田のスリーベースで、2点勝ち越し。
後は9回表を秋吉が抑えるだけだったが、ヒット、四球、犠打で1死2-3塁になり、桑原にスリーベースを打たれて、まさかの振り出し。しかし、ここで勝ち越せないのがDeNAの勝負弱さだったな。
延長に突入した10回裏、DeNA5番手の平田から、先頭の藤井がヒットで出て、井野が送り、武内の右中間へのタイムリーでサヨナラ。

今年は1軍に昇格してから、そこそこの打率を残して、1軍に居続けてるとはいえ、このタイミングで、近年、終わった感の強かった武内のサヨナラ打&ヒーローインタビューを見るとは。ちょっとびっくり。でも、まあ、良かったんじゃないかな。
で、やっぱりDeNAは勝負弱かったと。牽制死とか、チャンスで出ないタイムリーとか、拙攻が多過ぎたな、という感じ。
それにしても、秋吉もあかんね。登板間隔が開き過ぎた?
同じくらいあかんのは山田だろう。1安打はあったけど、これも半分はDeNAの守備ミスぽかったし、内野ゴロに終わった6回と8回のチャンスのどっちかで打っていれば、もっとすんなりヤクルトが勝っていたはず。いまだにスランプから抜けられてないらしい。
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感想「ネロ・ウルフの事件簿 アーチー・グッドウィン少佐編」

「ネロ・ウルフの事件簿 アーチー・グッドウィン少佐編」 レックス・スタウト 論創社
去年の10月に出ていた、論創社版ネロ・ウルフもの中篇集の3冊目、最終巻。やっと読んだ。
第2次世界大戦中から終戦直後の時期に書かれた作品を集めたもので、アーチーが従軍して、「アーチー・グッドウィン少佐」になっている作品が含まれる。とはいえ、肩書きがそうだというだけで、ウルフの事務所で、助手的な仕事をしているのは変わらないんだが。
帯には「戦時色が濃い」と書かれているし、背景に戦争が見えている作品ばかりではあるが、ウルフやアーチ―がやってることは、日頃ととりたてて変わってないので、それほど特別な雰囲気は感じない。また、エラリー・クイーンがやっていたような、戦意高揚・戦争協力的なニュアンスを感じさせる作品群でもない。スタウト自身は、戦争協力の団体に積極的に参加していた、というようなこともあったと記憶しているんだけれど、これらの作品には、その辺の要素は持ち込まれていないように見える。他の所でどうだったかは知らないが、少なくとも、ウルフ物については、そういう活動とは分離していたということか。
スタウトは、戦後のウルフ物では、政治的なニュアンスのある作品を、結構いろいろ書いているんだけれど。


収録作品は4作。

「死にそこねた死体」
これは未読だったかもしれない。
愛国心に燃えてしまった結果、従軍するべく探偵業を放り出して、ダイエットとトレーニングに励んでいるウルフを、軍が探偵仕事をやらせるために正気に返らせようと、アーチーを派遣してくる。
ウルフの奇行、強引にウルフを殺人事件に巻き込もうとするアーチーの悪だくみ、リリー・ローワンとアーチーの痴話?喧嘩など、シリーズ物らしい面白さは十分。事件の真相も、かなり意表を突いているだけでなく、納得出来るもので、割と良い出来と思う。

「ブービートラップ」
過去に読んだことがあるような気がするが、よくわからない。
アーチーは、軍の任務として、ウルフの助手に復帰した状態になっていて、ウルフは軍の仕事を受けているが、過度に禁欲的な生活はもうやめている。なので、全体的には通常のウルフ物とほとんど変わらないように見える。
複数の容疑者に罠を仕掛けて、引っかかった人間が犯人、という話なので、名探偵物ですらないような気もする。あまり面白みがない。
戦時色が一番強く出た作品ではあると思うし、そこに寄りかかり過ぎたプロットになっていると、言えなくもないのかな。

「急募、身代わり」
既読。原文邦訳で2回読んでることを確認したが、内容をさっぱり覚えていなかったのは、どうにも…。読んだのは2004年だから、13年も前じゃあ、しょうがないかなあ、とは思いつつ。ウルフが脅迫状を受け取って、身代わりを雇うというシチュエーションが面白いし、プロットも割としっかりしている。話が調子良過ぎな感はなくもないが、犯人が自分に都合がいいと思えた時機を捉えただけ、と考えれば、納得は出来るか。

「この世を去る前に」
これも既読。ただし、原文でしか読んでないので、邦訳を読むのは初めて。これも読んだのは2004年。ウルフが、戦争の影響で入手が困難になっている肉を手に入れるため、ヤバそうな依頼を引き受けて、面倒な状況にはまり込む、というあたりは覚えていた。この状況設定も含め、ウルフのキャラクターの面白さが十分に出ている中篇と思う。戦争が終わって、落ち着き始めた時期に書かれたものだからかな。そういう余裕が感じられる気がする。

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イースタンリーグ ヤクルト対DeNA(6/22)

2017.6.22 (木) 13時 ヤクルト戸田球場
B 100220002 7
S 30370000X 13
[勝]中島、[敗]熊原
[H]B:シリアコ2(中尾、徳山)

2日ぶりのDeNA戦。
昨日は雨で流れた。朝からかなり雨が降っていて、中止は結構早い時間に発表されてたが、試合の時間帯も暴風雨に近い天候だったので、中止は正解だった。

今日の先発はヤクルト中尾、DeNAは熊原。
中尾はあんまりいい所を見たことがないピッチャーで、初回、2死後にシリアコにソロホームランをレフトへ打ち込まれた時は、ああ、やっぱり、と思った。
しかし、熊原がそれを上回る残念っぷりだった。とにかくボール先行で、まともにストライクが入らない。ストライクを取りに行くと打たれる。初回、4安打1四球、西浦の2点タイムリーツーベース、奥村のタイムリーで簡単に逆転。2回裏は走者を出しながらも、得点出来なかったが、3回には2死後4連打で、さらに3点追加。
4回表、中尾が細川の2点タイムリーツーベースで2点を失い、まだ分からない?、と思った(ちなみに、サード廣岡の1塁悪送球が絡んだ)。
しかし、4回裏、DeNA2番手の国吉が、熊原を上回るダメっぷりを見せた。ストライクが入らず4四球、さらに5安打で、ヤクルトは7点を取って、試合を決めてしまった。
それでも中尾は、5回表、1死後に四球を出す不安定ぶりで、ここで徳山に交代。何かアクシデントもあっての交代だった可能性もあるが、正直言って、中尾は安定感がなさ過ぎたと思うので、仕方ない。ただ、徳山も次打者のシリアコに、レフトへツーランを打ち込まれてしまった。これでもスコアは13-5なので、痛くはなかったとは思うが。

この辺の時間帯、試合がダレきっていて、正直、もう帰っちゃおうかなと思った。しかし、この後は、双方、まともなピッチングをする投手に代ったので、比較的すんなり試合が進んだ。DeNAは福地、高崎、藤岡、尾仲、ヤクルトは中島、成瀬、土肥、岩橋。最後の岩橋はヒット3本を打たれて2失点する、あまりよろしくない内容だったが、これも大勢には影響なく、ヤクルトが勝った。

今日はとにかく、DeNAの最初の2人のピッチャーがダメ過ぎた。一昨日の三嶋といい、今日の国吉といい、このあたりのピッチャーがこんな状態じゃあ、DeNAも厳しいに違いない。この辺に頼らなくてもいい投手陣を、1軍で構築出来ているのなら話は別だが、そうでもなさそうだよな。
ヤクルトについては、故障から復帰のバレンティンが出場して2安打、きっちり走塁も守備もやっていたので、すぐに1軍復帰するんじゃないかなと思う。これは好材料か。
中尾については、結局、個人的に残念なイメージを払拭できなかった感じ。
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イースタンリーグ ヤクルト対DeNA(6/20)

2017.6.20 (火) 13時 ヤクルト戸田球場
B 220011000 6
S 00020600X 8
[勝]村中、[S]松岡、[敗]野川

暑そうだなと思っていたが、雲が薄くかかっていたのと、川風があったので、思ったほどでもなかった。

先発投手はヤクルトが高橋、DeNAが三嶋。
高橋がひどい出来だった。初回、制球が悪く、2安打3四球で2失点。2回も5安打で2失点。しかもこの回は自身の牽制悪送球もあったし、奥村のファインプレーの一直併殺がなかったら、もっとボロボロになっていた可能性が高い。期待の若手のはずだったのに、このところ、見るたびに、どんどん内容が悪くなっている気がする。変な所に迷い込んじゃったのでなければいいけど。
3回から登板した田川がそれなりにまとまったピッチングだったとはいえ、早々に負けムードになっていたが、4回裏に、今度は三嶋がおかしくなった。いきなり3連打で無死満塁。しかし、押出しと内野ゴロで2点取ったのみ。5回表に田川がバッテリーエラーも絡んで1点を失い、6回表には3番手村中が1失点と、着々と離される良くない流れ。
ところが6回裏に、また三嶋が乱調。2安打1四球でまた無死満塁。今度は比屋根がタイムリーを打って、まず1点。1死後、DeNAの投手は2番手の野川に代ったが、山崎がタイムリーでもう1点。さらに押出し四球で1点差になった後、谷内の右中間への走者一掃タイムリーツーベースで、とうとう逆転。
7回以降は、菊沢・風張・松岡とつないで無失点に抑え、ヤクルトが逃げ切った。

正直、双方のピッチャーがしょっぱ過ぎて、ダレた試合だったので、逆転勝ちといっても、イマイチな感じ。
高橋はちょっと心配になってきた。なんせ、まともにピッチャーを育てられないチームだからなあ。
それから、廣岡が復帰?していたが、4三振と全くいい所がなかった。まあ、元々三振の多いバッターではあるが。彼も1軍で、変な癖が付いたんでなきゃいいんだけどね。
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ファーム交流戦 ソフトバンク対巨人(6/18)

2017.6.19 (日) 13時 タマホームスタジアム筑後
G 010000500 6
H 000000110 2
[勝]今村、[敗]攝津
[H]H:真砂(中川)

俺にとっては、赤の他人同士の試合だけど、こういうタイミングでもないと、来る機会のなさそうな球場なので。
これで現行12球団のうち、ファームチームの本拠地主催試合に行ったことないのは広島だけになった。でも、何かのついでに、由宇へ行くのは難しそうだ。

タマスタ筑後は、数年前の鎌スタととてもよく似ていた。まだ、今の鎌スタほどは突き抜けてないという意味で(^^;)。今の鎌スタって、ある意味、(球場運営的には)野球自体はどうでもいいと思ってるフシがあるけど、ここはそれはない。
ただ、この球場は九州新幹線も止まる筑後船小屋駅の真ん前にあるが、駅の周辺に町はなくて、ほぼ公園と田園しかない。平日昼の開催が多いファームの試合を安定して運営していくには、常連になってくれる近所の暇なオヤジの群れが欠かせないのでは、と思っているが(それこそ鎌ヶ谷オヤジみたいな)、ここでそういう層をつかむのは難しそうに思える。どうなっているんだろうか。

試合の中身は、まあ、ある意味、どうでも良かったんだが(^^;)。
ソフトバンク先発の攝津が、序盤のボール先行の不安定なピッチングの中で1点を失い、負け投手になった。よく1点で済んだなというのと、4回以降(6回まで)はよく立ち直ったなという感じ。ただ、7回に代わって登板した島袋が、四球4つで押し出しの1点、さらにリリーフの野澤が連打されて追い打ち。
ソフトバンクも、0対6になった7回に、真砂が巨人2番手中川からソロホームラン、8回には3番手土田から、連打でもう1点取ったものの、リリーフの乾、戸根に後続を断たれた。
勝ち投手は巨人先発の今村。それほど安定感は感じなかったし、6回には力尽きて、四球3つで2死満塁のピンチを中川に救ってもらう内容だったが、不思議と打たれず、クリーンヒットは1本だけだった。適度に荒れてたということかな。あと、巨人の内野守備がとても良かった。特にサードの柿澤は好守連発だった。

それにしても、陽射しが強くて暑かった。
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久留米、筑後国分寺跡

タマスタ筑後へ行く前に、久留米で降りて、寄り道。
久留米は2013年に鳥栖に行った時も寄ったが、あまり時間が取れなくて、JR駅近くの久留米城跡をササッと回ったくらいだった。今回の目的は筑後国分寺跡。
西鉄久留米で降りて徒歩。久留米はJRよりも西鉄周辺の方が繁華街というのが分かった。
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国分寺跡までは、道を探しながら30分くらいかけて行ったが、はっきりわかってれば、もう少し早かったはず。そもそも、西鉄にもJRにも、もっと近い駅がある。もっともJRは久大本線だから、あまり使えない駅かも。

筑後国分寺跡は日吉神社という所の境内の一角にあった。分かって行かないと、見つけにくそう。周辺に看板の類いは見当たらず、地図から判断して、この辺のはずと思って、神社の境内に入って見回して、ようやく見付けた。跡地の前には説明板が立っていた。もっとも、日吉神社の中にあると知っていれば、行くのは問題ないか。
遺構としては礎石がいくつか残ってるだけという、毎度のパターン。ただ、実質的に別の神社が跡に建ってるという形なので、いまいち面白くなかった。周辺が住宅地というのも含めて、最近行った中では、出羽国分寺跡の印象に似てた。
なお、礎石の背後に、大きな石碑が建っていて、碑文が刻まれていたが、近寄ってじっくり見ることが出来なかった。写真も撮ってみたが、文字が摩耗している上、字体も古くて読めなかった。
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2013年に久留米に来た時、市の観光地図に国分寺跡が載ってないなと思ったが、現地を見て、確かに久留米市は、ここを地図に載せるような扱いはしてないな、という感じがした。まあ、観光資源が、他にいくらでもある街みたいだから、この程度の場所をアピールする必要もないんだろう。
ちなみに、筑後国分寺は、市内の別の場所に、今も生きてる後継の寺もある。時間がなかったので、今回はそちらはパスした。後継の寺には、元々、それほど興味がないことでもあり。

説明板には国分寺尼寺跡の記載もあり、事前に地図でも調べてあったので、行ってみたが、こっちの存在感の無さはもっと凄かった。住宅地のまん中に、敷地を切り欠いて建てた石碑が1本建ってるだけ。しかも「国分寺跡」としか書いてないので、ここで合ってるのか?、と思うくらい。尼寺跡は、こういう、わかりにくいのが多いね。
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JRの久留米駅へ出て、筑後船小屋へ向かったが、途中、西鉄久留米をかすめるルートになった。西鉄とJRの駅間は徒歩30分くらいの距離だった感じ。
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福岡

福岡空港はこの5年間で3回目、去年も来てるから、すっかりお馴染みだよな、と思っていたら、ターミナルビルの大規模改修が始まって、すっかり様変りしていて、まごついてしまった。改修中だから、あちこち仮拵えだらけだったし。

宿が平和台の近くだった。そういえば、福岡城跡って、平和台の隣だけど(というか、平和台は福岡城跡の敷地の一部だろう)、福岡に来るたびに平和台に来てる割に、城跡の中には入ったことないなと思って、宿にチェックインした後行ってみた。石垣とかはがっちり残ってるが、建物は、再建も含めて、あんまりない。よくある城跡公園みたいな感じ。ただ、かなり広い。
ちなみに、天守閣はあったんだかなかったんだか、わからなくなってるという話で、そんなもんなんだなと思った。もっとも、幕末にはなかったにしても、17世紀頃の記録は十分じゃない、という話なんだろうけれど。天守に相当する場所には入れて、展望台のような造りもあり、いい見晴らしだった。
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城跡から平和台球場跡を見下ろしてみたら、子供が遊んでるのが見えた。2013年に最初に行った時は、遺跡の発掘調査をやってて、中に入れなかった。そんならと思って、行ってみた。あくまでも、中世以前の遺跡としての保存で、球場関係のモニュメントの新設は見当たらないようだったが、今は中に入れる原っぱになっているから、球場があった状態のイメージは、しやすくなっているだろうな。
ついでに、周辺の資料館みたいなところも入ってみてもいいかなと思ったが、予想はしてたけど、5時終了で、もう閉まってた。
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J2リーグ第19節福岡対名古屋

2017.6.17(土) 14時 レベルファイブスタジアム
観客 13281人 主審 家本政明 副審 相樂亨、西橋勲

 アビスパ福岡 3(0−1)1 名古屋グランパス
         (3-0)

 得点 14分 名古屋・シモビッチ
    71分 福岡・石津
    83分 福岡・城後
    90+1分 福岡・石津

4節続けて現地観戦。

ここは、見た目が格好いいので、一度行ってみたいと思っていながら、昨年、熊本地震で中止になってて、前まで行ったが中に入れず引き返したのを含め、昔から縁がない感が強かったスタジアム。ようやく中に入れて、試合が見れて良かった。

でも、試合の中身については、結局、また自滅しちゃったなあと。

前半14分、杉森のクロスからシモが決めて名古屋が先制したが、相変わらず2点目が入らない。最大の決定機(というか他になかったかもしれない?)は、35分に杉森がGKもかわした場面だったが、今日も決め損ねた。まあ、角度が厳しかったかも?、とは思ったが。
やっぱり、2点目を取りに行こうという積極性が乏しいなあと思わないわけにはいかない。相手が固めている前で、無難な球回しに終始している場面が長過ぎる。特に田口が、と思うんだけど、彼は彼なりにバランスを取ってるのは分かるし、脆弱なディフェンスをカバーする働きは決して悪くない。ただ、体格が華奢なので、競り負けが度々あるのは否めないが。
とはいえ、福岡にも決定機らしい場面はほとんど作らせなかったし、前線でシモビッチがうまくボールを捌いていたし。福岡は、かなりガツガツ来てたが、それも空回りしてる感じで、前半は名古屋が優勢に試合を運んでいたのは確かなので、まあ、今日は何とかなるのかなあ、と思っていた。甘かった。

後半立上りは、負けてる福岡が当然、積極的に出てきて、名古屋は押され気味だったが、次第にペースを取り戻し、攻勢に出始めた。事故が起きたのはその矢先の14分。右サイドで宮原からパスを受けて、仕掛けようとした押谷が、トラップが大きくてボールを失い、奪い返そうとしたプレーが、足の裏を向けたタックルになってしまい笛。警告だな、しゃあないなと思ったら、一発退場。それはちょっと厳しいんでは、と思ったが、こっちは遠目で見てるだけだから、その辺はなんとも。ただ、少なくとも、そんなに厳しいタックルにいかないといけない局面ではなかったから、この場面の押谷がバカヤローだったのは確か。
まあ、日頃のプレーを見る限り、押谷がそういうプレーをやりがち、という印象はあるし、それはヤヒロにも分かってたんじゃないかな。故障中の玉田か八反田が居たら、多分、あの場面で押谷は出てなかったと思うな。そういう意味でも自滅かもしれない。
押谷が退場になった後、名古屋は見るからに浮き足立って、福岡にばしばしシュートを打たれ始めた。それでも精度が悪くて助かっていて、何とか25分を越えたんだが、ここでCKから石津に叩き込まれて同点。石津(と坂田)は福岡が数的優位を見て、後半20分に同時に投入してきたもので、そういう意味でも押谷の退場は効いたと思う。
ちなみに、同じタイミングで名古屋もシモを永井に代えていて、裏狙いのカウンターによる追加点を狙ったんだろうと思ったから、一応納得はしたけど、その形にはあまり持ち込めなかった。
そして、32分にシャルレスが痛んで、櫛引に交代。シャルレスは試合中、度々倒れ込む場面があり、必ずしも完全な状態じゃなかったのかな、とは思った。それにしても、シャルレスが担架で運び出されようとして、担架の棒が折れちゃったのには驚いたわ。結局、歩いて出た。
で、38分に、右サイドから崩され、これも途中出場の城後に決められて逆転。シャルレスが櫛引に代わった影響が出たのかどうか。
ロスタイムには、石津にもう1ゴール決められ、1対3。終わってみれば、惨敗の3連敗。

ここ2試合に較べると、それほど圧倒的に優勢だったわけでもないけど、退場者を出して数的劣勢になったのが敗因なのは、かなりはっきりしているので、やっぱり自滅だと思う。いろんな巡り合わせが悪いのも確かなんだが。
今の状況からどうすれば抜け出せるのか、よく分からない。ナラや玉田が復帰して、チームの気分が変われば良くなるのかもしれない? ベテランだし、いくらかはチームを落ち着かせる効果は、あるんじゃないのかな。そういう意味では、ヒサトがずっとベンチに居るんだけど、どうして使わないんだろう。
チーム力を上げる必要はあるにしても、一朝一夕にはねえ。
本当に厳しい状況だわ。
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イースタンリーグ ロッテ対ヤクルト(6/16)

2017.6.16 (金) 13時 ロッテ浦和球場
S 033000020 8
M 001000000 1
[勝]館山、[敗]原
[H]S:原

用事があって、プレイボールには間に合わず。それでも2時半頃に行ってみたら、ちょうど5回終了後の切れ目だった。その時点でスコアは、ヤクルト6-1ロッテ。原泉のスリーランとかがあったらしい。
ヤクルトの先発は館山で、6回もマウンドに上がった。ロッテの打順の進み方から考えて、相当ランナーを出してたはずなんだが(大半はヒットだったらしい)、それでも1失点で凌いでいたのは、館山の近頃の芸風そのものだなと思った。ただ、2軍でこういうピッチングで勝てていても、大抵は、1軍では通用しないんだよな。館山もそういう状態に陥っているから、1軍で先発しても、失敗して即2軍へ戻る繰り返しになってる、と理解してる。2軍では、もう少し、圧倒的な内容で勝つことを繰り返せるようでないと、1軍で結果を残すのは難しいんじゃないだろうか。
で、今日の館山は7回まで投げて1失点。これだけ見ると、好投には見えるんだが。
後続の投手は、8回は村中、9回は今年初めて見た松岡。2人とも三者凡退で片づけた。

打線は、6回から登板したロッテの成田を8回に攻めて、相手の野選やスクイズで2点を追加し、最終スコア8-1で勝った。

6点を取った攻撃を見れてないんで、なんか消化不良気味ではあったけど、まあ、見た範囲でも2-0で勝ちだった(^^;

それにしても、今年のイースタンのヤクルトは、なんだか、スクイズが多い気がする。高津の方針? 育成のための2軍の試合で、あんまり細かいことやっても、しょうがないんじゃないかという気もするんだけど、バントやスクイズも練習しないといかんのは確かではあるか。
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交流戦 ヤクルト対楽天(6/14)

2017.6.14 (水) 18時 神宮球場
E 000010010 2
S 10010100X 3
[勝]由規、[S]秋吉、[敗]安樂
[H]S:グリーン(安樂)、E:ウィーラー(ルーキ)

先発投手はヤクルトが由規、楽天は安樂。
どちらの投手も今季はイースタンでしか見てなかったが、由規は近年では一番調子良さそうだったし、安楽は5/24に、かなりショッパいピッチングを戸田で見ていたから、何とかなるんじゃない?と思っていた。
ただ、由規はブルペンでかなり球がばらついている感じだったので、少し不安はあった。実際、制球を乱して崩れかける場面は度々あったけれど、今日は不思議なくらい、いい当りが野手の正面を突きまくった。投ゴロを自分で処理する場面もあって、そこではいいフィールディングを見せていたと思う。5回にウィーラーのツーベースで1点失っただけで、7回を投げきった。ツキに恵まれていた感はあったとはいえ、悪くないピッチングだったと思う。

打線は、初回に雄平のタイムリーツーベースで先制。 4回には山田がツーベースで出て、暴投で3塁へ進み、グリーンのタイムリーで2点目。6回にはグリーンがライトへでっかいホームランを放り込んで3点目。
安樂には、思ってたよりはうまく抑えられた気がするけど、いいタイミングで追加点を重ねられた感じ。というか、グリーンの活躍がでかかった(守備のポカはあったが…。イースタンの試合で、ああいうエラーは見たことなかった気がするが)。1軍に上がって初戦は活躍したけれど、そのあとはパッとしないぽかったので、良かった。俺が見てないとダメなのかな?(^^;) ああいうでっかいホームランは、戸田で何度か見ている。
8回表、ルーキがウィーラーにホームランを打たれて1点差。勝ち試合をぶち壊すことでは定評のあるルーキが、またやってしまうか?と思ったが1点に止め、同じく、いまいち信頼感に欠ける秋吉も、9回に登板して、らしくない気合いの入りまくった投球で、ヒットは打たれたが無失点で切り抜け、逃げ切った。

3対2なんて、まともなスコアの勝ちは、いつ以来だろうね>ヤクルト。5/28のナゴヤドーム以来かな。
まあ、多分にツいてた試合だったとは思うので、ここからの一気の復調とかは、あんまり期待しにくい、とは思うが…。
個人的にはグリーンの1号が見れただけでかなり満足したが(^^;)。
ちなみに、廣岡はパッとしなかったな。やはり1軍はまだ早すぎるのか。安樂は、イースタンの試合では打てていたピッチャーだったのに。守備機会がなかったので、懸念が大きい守備のチョンボがなかったのは良かったが。
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感想「ラム・パンチ」

「ラム・パンチ」 エルモア・レナード 角川文庫
「ザ・スイッチ」の13年後の後日談的な作品。1992年の刊行で、邦訳は1998年。
邦訳直後に読んだはずなので、ほぼ20年ぶりの再読。

主人公のジャッキー・バークはスチュワーデス(昔の本なので、表記はCAではなく、スチュワーデス)。「ザ・スイッチ」に登場した悪党オーディルが武器密輸で稼いだ大金を、アメリカ国内に運び込むのに協力している。捜査官がそれに目を付け、ジャッキーを抱き込んで、オーディルを摘発しようとした所から話が始まる。

「ザ・スイッチ」から再登場する他の人物は、オーディルの仲間だったルイスとメラニー。今回、「ザ・スイッチ」を読み返した限りでは、割と短めの長篇ということもあり、この3人は半端な小悪党という程度の印象で、それほど作り込まれたキャラクターではないように感じたけれど、レナードには、彼らを書き足りなかったという気持ちが残っていたんだろうか。今回はじっくり描かれていて、人物像がくっきりしている。

この3人とジャッキー、成り行きでジャッキーと組む形になっていく保釈金融業者のマックス・チェリー、捜査官のニコレットなどが、それぞれ自分の思惑に基づいて、互いに駆引きしていく。その過程は、綿密に立てたプロットに合わせて登場人物が描かれているというよりも、一人一人が勝手に動き回っているような感じがする。こういうオープンな裏のかきあい、化かし合いが描かれている所が、レナードの小説の面白さのひとつだと思う。登場人物が自立している感じというか。
中でも、周囲の人間すべてを手玉に取るような動きを見せるジャッキーが、一番したたかと思えるわけで、タランティーノが映画化した時のタイトルが、「ジャッキー・ブラウン」なのも無理はない(ジャッキーが白人から黒人に変更になった影響で、セカンドネームが「ブラウン」に変わっている)。なお、「ジャッキー・ブラウン」は見てない。

ただ、ジャッキーを含めて、鬱屈している感じがある登場人物が多く、抜けたような楽しさが、今一つないような気はした。たとえば、ルイスやメラニーは、「ザ・スイッチ」からの印象で、抜け(マヌケ?)担当のキャラかなと思って読んでいたんだけれども、そういう展開にもならなかったし。

本書のすぐ前の長篇が、先日読んだ「Maximum Bob」になる。「Maximum Bob」を読んで、レナードの作品の持ち味というのを再確認したくなって、本書を読み直してみた。本書はオーディルの摘発と、彼が貯えたカネが、ストーリーのはっきりした軸になっていて、割ととりとめのない展開で進む「Maximum Bob」よりも、小説のまとまりはいいと思うし、ミステリ的な面白さも上じゃないかと思う。
ただ、「Maximum Bob」のとりとめのなさこそが、レナードの持ち味だったような気もするわけで、少し微妙。もう少し読み返してみないとだめかな。

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J2リーグ第18節東京対名古屋

2017.6.10(土) 15時 味の素スタジアム
観客 12659人 主審 上村篤史 副審 塚越由貴、田尻智計

 東京ヴェルディ 2(0−1)1 名古屋グランパス
          (2-0)

 得点 15分 名古屋・杉森
    65分 東京・ドウグラス ヴィエイラ
    67分 東京・ドウグラス ヴィエイラ

3節続けての現地観戦。

先週ほど露骨じゃないけど、また自滅だったなと。

前節の敗戦でミスがあった酒井はサブ、楢崎はベンチも外れた。代役は久々の小林と初出場の渋谷。ついでに?玉田もベンチ外。まあ、でずっぱりで疲れも溜まっているだろうし。代役は八反田。

先週同様、内容では相手をかなり圧倒してたと思うし、前半の早い時間帯に、細かい崩しの連続から、杉森が綺麗なプロ初ゴールを決めて先制したが、その後の決定機でシュートがことごとく決まらない。
前半終盤にはヴェルディのミドルがゴールに吸い込まれ、ああ、またか、と思ったが、オフサイドでノーゴール。助かった、と思った。しかし、これ、あとで状況説明を見ると、ちょっとヴェルディに気の毒なレフェリングだったような…。
後半も名古屋が主導権を取って攻めたが、相変わらず決定機のシュートが全く決まらない。特に前半終盤のクロスバー直撃以降、3発連続で外した杉森は…。
こういう時のお決まりのパターンで、後半半ばに、ゴール前へのクロスを途中出場のドウグラスに決められ、2分後にはバックラインの裏へのロングボールから、またドウグラスに決められ逆転。
すっかりペースを失った名古屋は、それでもシモビッチ中心に惜しい形は何度か作ったけれど、運もなく、そのまま敗れた。

今回も、決定機にちゃんと決めとかないとこうなる、という典型的な試合。内容は悪くなかっただけに…。ただ、やっぱり慎重になりすぎている気はする。完全に崩しきるまではシュートを打たないから、怖さもないような。

それにしても、この敗戦は痛い。収穫は、渋谷はどうも不安定、というのが分かったくらいかな。やっぱりナラでないと。
青木・和泉・杉森を軸に、左サイドから作る攻撃はなかなか魅力的だし、ついに杉森のゴールも生まれたし、ポジティブな要素はないわけじゃないけど、昇格を考えると、とにかく勝ち点がとれないことには、話にならないわけで。試合運び自体は、4バックで杉森をトップに起用してから、それ以前に比べて、確実に良くなっていると思うんだが。昇格のための順位・勝ち点ということがなければ、もっと気楽に見て、面白くなってきたなあ、とか言ってられる気がするんだが。しんどいなあ。

ヴェルディは、あまりJ2ぽい試合運びでなかったように見えた。スピード感があって、華々しくて、結構面白かったし、そういう意味でも、試合自体は面白かったと思うんだが、名古屋的には結果が付いてきていないんでねえ。
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なんだか、昔よりやつれた?(^^;気がするヴェルディ君。
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感想「ザ・スイッチ」

「ザ・スイッチ」 エルモア・レナード サンケイ文庫
1978年刊行の長篇。邦訳は1986年で、直後ではないが、2-3年のうちには読んでたはず。「Maximum Bob」を読んで、いくつか考えたことがあったので、約30年ぶりに再読してみようと思った。

主人公のミッキーは、やり手の不動産業者と結婚し、良き妻・良き母親を演じて来た女性だったが、夫との関係は破綻しかけていた。そのミッキーを、3人組の悪党が誘拐して、夫に身代金を要求する。しかし夫は、ちょうど妻宛に離婚届を送達した所で、妻が誘拐されたまま殺されてしまえばいいかもしれない、と考え始める。事態がうまく運ばないことに悪党たちが焦る一方で、誘拐されたことで日常の束縛から解放されたミッキーの心境に、変化が起きる。

かなり初期の作品なので、「Maximum Bob」とは結構タッチが違う。かなりサスペンスを意識して、コンパクトに書いている感じがする。ただ、話がどういう所に落ち着くのか、先が読みにくい展開なのは変わっていない。もっとも、かなり昔とはいえ、一度は読んでいたから、何となく分かったけど。30年ぶりにしては、意外に覚えていたな、と思った。細かい所は全然だったけど、アウトラインくらいは。
コンパクトな分だけ、やや物足りなさはあるけれど、気楽に読める面白い小説ではあると思った。楽しめた。
で、やっぱり主役は女性だし、思い通りに事が進まずあたふたする男の登場人物(悪党だけでなく、主人公の夫や、その周辺の男たち)は、基本的にマヌケ扱いだね。レナードには、そうでないタイプの作品もあるけれど(タフガイ的な男が、ばりばり活躍するタイプの小説。もっとも、そういう場合も、主人公の性格や設定はだいたいひねっているが)、少なくともこういう系統の作品群はずっと続いているはず。

ところで、訳者あとがきに、レナードの小説の書き方を紹介しているくだりがあり、まず登場人物の名前を付け、肉付けして行くうちに、登場人物たちが動き始めたのを、小説に書く、というようなことが書いてある。書いている途中は、レナード自身も結末が分からないんだとか。
それって、「Maximum Bob」の感想で書いた、「舞台と個性的な登場人物を設定し、あとは多分に成り行き任せ(に見える)というのがレナードのスタイルだと感じてる」というのと、かなり近い気がする。作品から読み取っていたのかなあ。いや、多分、この解説とか、レナードのスタイルについて書かれた他の記事を読んだ記憶から、そういうイメージが漠然と作られていたんだろうな、きっと。
とはいえ、少なくとも見当違いの事を書いていた訳ではないということがわかって、良かった。
(2017.6.8)

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感想「いつも、気づけば神宮に」

「いつも、気づけば神宮に」 長谷川晶一 集英社
1980年以来のファンという著者による、ヤクルトスワローズ本。
自身の観戦の記憶を元に、9つの「系譜」を設定して、昔の選手やスタッフにインタビューを行い、テーマ毎にまとめている。
さすがにファン歴が長い上に、かなり深いだけあって、インタビューの内容も相手も、ツボを心得ている。通りすがりのライターには期待出来ない、と思われる充実ぶり。
特に、日頃、あまりインタビューが行われないような、大物以外の人たちから聞いている話が興味深かった。渋井とか八重樫とか。それに苫篠弟(今は兄がヤクルトのコーチだが)。

スワローズの全てについて肯定的な、アバタもエクボみたいな強引なまとめが、気にならないわけではない。インタビューされた人たちは、軒並み、ヤクルトはいいチームと口を揃えるし、著者はそれをそのまま肯定する。そんなわけはないだろと思う理由はいくつもあるから、嘘つくなよとは思うが、球団の全面協力がなければ成り立たなそうな本てある以上、それを言ってもしょうがないわな。
外部からの視点として、広沢へのインタビューに基づいて、チームに対する必ずしも肯定的でない意見を、多少入れているあたりに、チームべったりではないという所を、一応見せようという意識を感じる。でも、結局、そうはいっても…、という所に落としていくんだが。
もう少し、客観的に見て納得出来る球団分析は出来ないものかな、とは思う。スワローズはいいチームと言いつつ、他のチームのことは知らないけれど、という但し書き付きで語っている人が何人かいる。そういうのは、全然、客観的な評価じゃないから。そういう意味でも、広沢のコメントが入っているのが、意味があるわけだけど。

ただ、本書に関しては、そうした欠点を補うだけの情報量はあると思った。
あとは、まあ、長年チームのファンだった人間にとって、そのチームが客観的にいいチームかどうかは、実はどうでもいいことなんだよな、とも思った。
自分も何だかんだ悪口言いつつ、鞍替えしようとは思わないし。でも、客観的な証拠が得られない限り、スワローズが一番いいチーム、というような言い方をする気はない。それとこれとは話が別。アバタはあくまでもアバタ。
(2017.6.7)

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イースタンリーグ ヤクルト対巨人(6/9)

2017.6.9 (金) 13時 ヤクルト戸田球場
G 00001000000 1
S 00100000000 1

陽射しが強くて暑かったが、雲が結構多くて、陽が翳れば割としのぎやすかった。

先発投手はヤクルト館山、巨人大竹。どちらも悪い出来ではなかった感じ。
3回にヤクルトが先制したが、三輪がツーベースで出て、内野ゴロで三進した後、山崎の足で稼いだ内野安打で還ってきたもの。この場面以外は大竹が投げていた6回までで、ランナーが二塁まで行ったのは一度だけ。
館山は5回に1失点したが、こちらも藤村がツーベースで出て外野フライで三進し、内野ゴロで還ってきたもの。館山も5回まではランナーを二塁に進められたのはこれだけで、今年見た中では一番の安定感だったかもしれない。それでも6回7回は得点圏に走者を背負ったが後続を断ち、8回1失点で降板。
ただ、ヤクルトも巨人も、2番手以降の投手を全く打てなかった。ヤクルトはギルメット、菊沢、竹下と繋ぎ、巨人は土田、中川、戸根、乾のリレー。四死球は双方あったが、ヒットが全く出なかった。
そう考えると、投手が好投したというより、貧打戦だった?という気もしないではない。ヤクルトはグリーンと廣岡が上に行って、打線の薄さは否めなかった。もっとも、巨人の方は、そこそこのメンツがいたけれど(立岡、ギャレット、堂上、藤村、松本…)。館山は、そういう選手たちにはそれなりにヒットを打たれていたから、それを考えると、1軍ではどうなんだろうなと思ってしまうが。

そんなわけで、結果は延長11回引分け。
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感想「Maximum Bob」

「Maximum Bob」 エルモア・レナード Penguin Books
未邦訳の長篇。1991年の刊行で、作品順としては「ゲット・ショーティ」と「ラム・パンチ」の間。

フロリダのパームビーチで保護監察官を務める主人公のキャシー・ベイカーが、警官への暴行で公判待ちになっている若者デイル・クロウの担当になったことをきっかけに、混乱した状況に巻き込まれていく。

その他の主な登場人物は…、
デイルの担当判事のボブ・ギブス。量刑が重いことに定評があり、それで犯罪者の恨みも買っている。「Maximum Bob」のあだ名で知られる。
ギブスの妻リーン。水族館で人魚ショーに出演していた時に、溺れて臨死体験をしたのをきっかけに、100年前にワニに食われて死んだ黒人少女の人格が取り付いて、スピリチュアルな言動をするようになった。ギブスはそれを承知で結婚したが、近頃、持て余し気味。
デイルの伯父エルヴィン。刑務所帰りで、衝動的で暴力的な性格。破綻した人間だが、悪賢い。
ゲイリー・ハモンド。ギブスの家に巨大なアリゲーターが放された事件の捜査で、キャシーと知り合う警官。

キャシーを中心に、彼女に好意を持つギブス、エルヴィン、ハモンドの三人の男の動きが絡み合いながら、話が進んでいく。
個々のエピソードは面白いが、話の進みかたは行き当たりばったり。デイルは途中で居なくなってしまうし、巨大アリゲーター事件は、うやむやな感じのまま、話の半ばで適当に決着する。おおざっぱといえば、その通り。
でもまあ、いつものレナード調ではあると思う。舞台と個性的な登場人物を設定し、あとは多分に成り行き任せ(に見える)というのがレナードのスタイルだと感じていて、あまり予定調和的でない所が、この作家の面白さだと思っている。むしろ、そういう意味では、本書の終り方は、普通の小説のように、いかにも盛り上がった結末になっている所が、ちょっと珍しい気がしたくらい。
また、例によってヒロイン(キャシー)は格好いいが、いかにもレナード的な、癖のある人物であるギブスの存在感が、話の中盤から後半にかけて、少し薄いような気がする。そういう意味では、少しらしさが薄い作品とはいえるのかもしれない。邦訳されてないのも、その辺が理由の一部だったりするのかな。

ただ、自分自身も、レナードの小説を読んだのはかなり久々なので、過去の作品と比べてどう違うのかというあたり、本当の所はどうなのか、何とも言えないかも、とは思った。

レナードを原文で読むのは初めてだった。俗語・隠語的な表現が多そうだから、読むのは難しいかなと思っていたが、そうでもなくて、文章自体はむしろ読みやすかった。当然、意味を掴みきれてない部分は多々あると思うが、自分の英語力では、それは何を読んだって同じだろうなという気はするし(^^;)。

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尾張国分寺跡

美濃国分寺跡の後に行った。ここも車で連れて行ってもらったが、名鉄国府宮駅から行けることは分かった。駅からはちょっと遠いが、近くまでバスがあるらしい。近所に比較的有名なスポット(矢合観音)もあるようなので、アクセスにはそんなに困らないんだろう。

ここは、美濃に比べると、衝撃的なくらい、何もなかった(^^;。
50平米もなさそうなくらいの空地に、塔の土台の石が数点、地面の上に顔を出していて、近くに「尾張国分寺塔跡」と刻まれた石碑が建っているだけ。石碑も、正面からは写真が撮れない状態。
この周辺に広がる国分寺跡全域の調査は行われたそうだが、周辺は私有地なので、その状態が維持されていない。あまり頻繁に人が出入りするのも、望ましくないのかもしれない。もっとも、私有地と言っても植木畑だし、遺構も、埋まってさえいれば、破壊されるようなこともないだろうから、それでいいのかもしれない。
広々とした空き地というのが国分寺跡のイメージだけど、何もなくなって埋没してるという意味では同じことかな。これはこれで悪くない。
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なお、今回使ったルートは、途中に道案内の看板などは出ていなくて、小道に入り込んだ所に、ようやく「塔跡」という矢印が出ているだけだった(「尾張国分寺」とも書いてない)。ちゃんと分かっていないと、たどり着くのは相当厳しいなと思ったし、何もない感をさらに強めたんだが、後で調べると、案内板が出ているルートもあったらしい。
近所には、現在稼働している国分寺が建っていて、そちらにも案内のようなものはあったのかもしれないが、時間がなかったので、寄らなかった。
名古屋からそう遠くない場所なので、また行く機会はあるかもしれないし、その時は、もう少し、周辺を見てこようかと思う。

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美濃国分寺跡

豊田スタジアムに行った翌日に、ついでに寄ってきた。
今回は車で連れて行ってもらったので、自力でアクセスする方法はよくわかってないが、美濃赤坂駅が割と近いらしい。美濃赤坂駅にはレンタサイクルがあるらしい。

公園として整備されているけれど、建物は特に何もない状態で、今まで行った国分寺跡の中では、標準的なレベルという感じかな。整備はされているけど、山並みを背景に広々した空き地が広がっていて、天気も良かったし、気分のいい場所だった。
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隣に建っていた大垣市歴史民俗資料館では、全国の国分寺を写真付きで丁寧に紹介していて、とても面白かった。こういう資料館は、割といつも、時間に追われるようにして行っていることもあり、ほとんど入ったことがないが(入ったことがあるのは、4月に行った上野国分寺跡くらい)、結構面白いのかもしれない。

隣には後継寺院の国分寺が建っていたが、稼働中(^^;のお寺には、それほど興味がないので、外から見ただけ。
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近所には国分尼寺跡(推定)もあった。ただし、こちらは石碑以外は何もない。ここにある、と分かっていて行かないと、見つけるのはかなり難しそう。隣接した寺(願證寺、威徳寺)の一隅に建っている、みたいな感じだった。
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J2リーグ第17節名古屋対金沢

2017.6.3(土) 14時 豊田スタジアム
観客 14746人 主審 榎本一慶 副審 村田裕介、眞鍋久大

 名古屋グランパス 2(1−1)3 ツエーゲン金沢
           (1-3)

 得点 24分 名古屋・シモビッチ
    45+1分 金沢・佐藤
    61分 金沢・金子
    69分 名古屋・杉本
    87分 金沢・佐藤

今年初めてのトヨスタでの現地観戦。

名古屋に良かった部分は確かにあったんだけど、全体の印象としては、ヒドイ試合だった、と言うしかない。2対3の敗戦という以上のダメージがあった感じ。

先発の布陣は、前節に対し、左SBを内田から青木に代えて、あとは変更なし。
立ち上がりから内容では金沢を圧倒していたと思う。パスはうまく回っていたし、アイディアも豊富な攻撃が出来ていた。特に青木の攻撃参加が目を引いて、ヤヒロは内田(宮原もだと思うが)に、こういうのを期待してるんだろうなあと思った。ただ、ゴール前の最後の所がなかなかうまく合わずに得点が取れなかったが、24分に櫛引とのパス交換から、シモビッチが決めて先制。これで一安心かなと思ったんだが。
やっぱり、試合が一方的な展開だった分、守備に油断があったのは否めないと思う。前半終盤、櫛引のミスからあわやという場面があって、そこは切り抜けたけれど、ロスタイムにナラがゴール前で蹴ったボールが、相手FWの足に当たって跳ね返ってゴールに入る、唖然とする失態で同点。

後半の名古屋は立ち上がりから、かなり浮き足立った雰囲気で、優勢は変わらないにしても、ミスが多くて、得点の形を作りきれないし、守備も危なっかしさがつきまとっていた。
12分に杉本を投入し、お馴染みのパターンで攻撃を強化したが、その前に16分に酒井のバックパスのミスから失点してしまう。
ここで杉森に代えてヒサトを投入。分厚く攻めて、ついに24分に杉本が同点ゴール。また杉本がチームを救ったか?と思ったが。
ただ、ここまでの展開からして、この試合は、名古屋のバックラインにボールが入ったら、何が起こるか分からないという不安感が満載。そうはいっても、状況的にも試合展開的にも、名古屋が同点で満足するわけにはいかない試合だったから、リスク承知で、追加点を取りに前掛かりになるのは必然。そこを金沢が狙うのも当然の戦略。
ロスタイム目前の時間帯に、それがまんまとはまり、相手FWが抜け出し。対応した酒井が、軽くかわされるミスを犯し、決勝点を決められておしまい。やっぱりそうなっちゃったか、という感じではあったけど、かなりがっかりしたのは間違いない。

山口戦以来の下位チームに対する大きな取りこぼし。チームがうまくいってないから仕方ない、という感じもあったあの時に比べ、この日の試合内容は格段に良くなっていただけに、勝てたはずの試合を油断して落とした、という感じがすごく強い。もったいないというか、やりきれないというか。
後半の2失点の酒井のミスも、前半ロスタイムのナラのミスがなければなかっただろうなあ、と思うと、よけいやりきれない。何度も窮地を救ってきてくれたナラだから。
チームがダメージをうまく払拭するのを願うしかないか。
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交流戦 ヤクルト対西武(6/2)

2017.6.2 (金) 18時 神宮球場
L 100000200 3
S 001100000 2
[敗]原樹理、[勝]菊池、[S]増田
[H]S:大引(菊池)

4日連続の西武戦観戦(^^;だけど、今日は神宮、1軍。今季初の交流戦観戦。

先発投手はヤクルト原樹理、西武菊池。1回表にヒットのランナーを秋山のツーベースで還され、西武に先制された。この場面、バレンティンの守備にイマイチ感があったと思う。
しかし3回に、山田・坂口の連打で追い付き、4回には大引のホームランで逆転。
原樹理は好投していたが、7回に捕まり、連打と犠打で1死2-3塁として、バッテリーエラーで同点。遠目から見てた限りでは、ワンバウンドしたにしても、キャッチャーが後ろにやっちゃいけないボールに見えたが…。
さらに内野ゴロでもう1点入り逆転。
7回裏にヤクルトも1死2-3塁のチャンスを作ったが、後続が倒れて得点出来ず(インフィールドフライを野手が落球するという珍しいものを見た。落球してもアウトなんだが)。そのままスコアは動かず淡々と終了。

かなりつまらない負け試合。つまらない失点だったし、それを挽回できる攻撃もない。今の打撃陣の状態では、しょうがないかねえ、という感じだが、てこ入れしようにも手頃な人材がいないよな。やっぱりグリーンを上げてみるしかないかな。
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イースタンリーグ ヤクルト対西武(6/1)

2017.6.1 (木) 13時 ヤクルト戸田球場
L 000000000 0
S 00001006X 7
[勝]田川、[敗]岩尾
[H]L:グリーン(川越)

3日連続の観戦。
朝方雨が降ったが、早々に上がって、プレイボールの頃は、むしろ陽射しが気になるくらいの天気。それでも、例によって、川風のおかげで、だいぶ涼しかった。
6回の表裏あたりの時間帯に、一時、通り雨があったが、そんなに大した降りにはならなかった。

先発投手はヤクルトが高橋、西武は岩尾。
高橋は初回、2死取った後、3連続四球で満塁にしたが、次打者を三振に打ち取って切り抜けた。2回は三者凡退で、この回までで交代。今年、高橋が2イニング以上投げるのは、まだ見たことがない気がする。故障明けなので、慎重にリハビリさせているのかな。投球内容も、速いストレートはあまり使わずに、緩いボールや変化球主体で投げさせているようで、その辺もリハビリを考えてということなのか、ピッチングに幅を持たせようとしているのか、どっちかなんだろう。制球がいまひとつなのも、その辺の影響が出ている感じ。まあ、いずれにしても、育成中ということなんだな、と思う。
3回からは田川が登板。正直、田川は制球に波があり過ぎる印象なので、ここから試合が長くなるかなあと思ったんだが、今日の田川は、ほどよくばらついていた感じで、西武打線をうまく手玉に取ることが出来ていた。
西武の岩尾も好投していたと思う。速いテンポできっちりした投球で、ヒットは打てるが後が続かない感じで4回まで無得点。しかし、5回1死後に原泉がヒットで出て、次の井野の打席で盗塁を敢行。まさかという感じだったし、タイミング的にもアウトに見えたが、キャッチャーからの送球を受けたセカンドが弾いてセーフ。しかも、ボールがこぼれてるのを見た原は3塁へ突っ込んだ。さすがにこのタイミングはアウト、と思えたが、ショートからサードへの送球が狂ってセーフになってしまう。暴走と紙一重の走塁が、西武の守備を混乱に陥れた感じ(^^;。そして井野が内野安打で原を還してヤクルトが先制。
田川は快調に回を重ねて、8回表まで2四球と遊ゴロ失のランナーしか許さず、継投でノーヒットノーランの可能性が見えてきた。
8回裏、西武は、結局5回の1失点のみで好投した岩尾に代えて、川越を登板させたが、これが乱調。2死とはいえ、2四球でランナーが溜まった所で、グリーンがライトへでっかいスリーランを打ち込んだ。ここから後はボロボロで、ヒット・四球・野手のエラーも絡んで、この回6点。
正直、ちょっと試合がだらけ過ぎたので、田川は大丈夫かなと思ったが、9回表もきっちり三者凡退に打ち取って、ノーヒットノーランを達成した。

継投のノーヒットノーランだし、四球での走者が多過ぎる感もあるので、ちょっと割引いて、と思ってはいたけど、さすがに9回は、少しドキドキしながら見ていた(^^;
ノーヒットノーランを目の前で見るのは、ガトームソンが神宮で楽天をノーヒットノーランで抑えるのを見て以来だったな。あの時は、3回くらいから見ていたけど、今日は最初からだったし。やっぱり、結構、感慨深い。それにしても、田川がこんなピッチングをするとは、ちょっとびっくりした。
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