J2リーグ第19節福岡対名古屋
2017.6.17(土) 14時 レベルファイブスタジアム
観客 13281人 主審 家本政明 副審 相樂亨、西橋勲
アビスパ福岡 3(0−1)1 名古屋グランパス
(3-0)
得点 14分 名古屋・シモビッチ
71分 福岡・石津
83分 福岡・城後
90+1分 福岡・石津
4節続けて現地観戦。
ここは、見た目が格好いいので、一度行ってみたいと思っていながら、昨年、熊本地震で中止になってて、前まで行ったが中に入れず引き返したのを含め、昔から縁がない感が強かったスタジアム。ようやく中に入れて、試合が見れて良かった。
でも、試合の中身については、結局、また自滅しちゃったなあと。
前半14分、杉森のクロスからシモが決めて名古屋が先制したが、相変わらず2点目が入らない。最大の決定機(というか他になかったかもしれない?)は、35分に杉森がGKもかわした場面だったが、今日も決め損ねた。まあ、角度が厳しかったかも?、とは思ったが。
やっぱり、2点目を取りに行こうという積極性が乏しいなあと思わないわけにはいかない。相手が固めている前で、無難な球回しに終始している場面が長過ぎる。特に田口が、と思うんだけど、彼は彼なりにバランスを取ってるのは分かるし、脆弱なディフェンスをカバーする働きは決して悪くない。ただ、体格が華奢なので、競り負けが度々あるのは否めないが。
とはいえ、福岡にも決定機らしい場面はほとんど作らせなかったし、前線でシモビッチがうまくボールを捌いていたし。福岡は、かなりガツガツ来てたが、それも空回りしてる感じで、前半は名古屋が優勢に試合を運んでいたのは確かなので、まあ、今日は何とかなるのかなあ、と思っていた。甘かった。
後半立上りは、負けてる福岡が当然、積極的に出てきて、名古屋は押され気味だったが、次第にペースを取り戻し、攻勢に出始めた。事故が起きたのはその矢先の14分。右サイドで宮原からパスを受けて、仕掛けようとした押谷が、トラップが大きくてボールを失い、奪い返そうとしたプレーが、足の裏を向けたタックルになってしまい笛。警告だな、しゃあないなと思ったら、一発退場。それはちょっと厳しいんでは、と思ったが、こっちは遠目で見てるだけだから、その辺はなんとも。ただ、少なくとも、そんなに厳しいタックルにいかないといけない局面ではなかったから、この場面の押谷がバカヤローだったのは確か。
まあ、日頃のプレーを見る限り、押谷がそういうプレーをやりがち、という印象はあるし、それはヤヒロにも分かってたんじゃないかな。故障中の玉田か八反田が居たら、多分、あの場面で押谷は出てなかったと思うな。そういう意味でも自滅かもしれない。
押谷が退場になった後、名古屋は見るからに浮き足立って、福岡にばしばしシュートを打たれ始めた。それでも精度が悪くて助かっていて、何とか25分を越えたんだが、ここでCKから石津に叩き込まれて同点。石津(と坂田)は福岡が数的優位を見て、後半20分に同時に投入してきたもので、そういう意味でも押谷の退場は効いたと思う。
ちなみに、同じタイミングで名古屋もシモを永井に代えていて、裏狙いのカウンターによる追加点を狙ったんだろうと思ったから、一応納得はしたけど、その形にはあまり持ち込めなかった。
そして、32分にシャルレスが痛んで、櫛引に交代。シャルレスは試合中、度々倒れ込む場面があり、必ずしも完全な状態じゃなかったのかな、とは思った。それにしても、シャルレスが担架で運び出されようとして、担架の棒が折れちゃったのには驚いたわ。結局、歩いて出た。
で、38分に、右サイドから崩され、これも途中出場の城後に決められて逆転。シャルレスが櫛引に代わった影響が出たのかどうか。
ロスタイムには、石津にもう1ゴール決められ、1対3。終わってみれば、惨敗の3連敗。
ここ2試合に較べると、それほど圧倒的に優勢だったわけでもないけど、退場者を出して数的劣勢になったのが敗因なのは、かなりはっきりしているので、やっぱり自滅だと思う。いろんな巡り合わせが悪いのも確かなんだが。
今の状況からどうすれば抜け出せるのか、よく分からない。ナラや玉田が復帰して、チームの気分が変われば良くなるのかもしれない? ベテランだし、いくらかはチームを落ち着かせる効果は、あるんじゃないのかな。そういう意味では、ヒサトがずっとベンチに居るんだけど、どうして使わないんだろう。
チーム力を上げる必要はあるにしても、一朝一夕にはねえ。
本当に厳しい状況だわ。
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