J2リーグ第26節名古屋対愛媛
2017.8.6(日) 18時半 パロマ瑞穂スタジアム
観客 11473人 主審 西村雄一 副審 八木あかね、平間亮
名古屋グランパス 7(3−0)4 愛媛FC
(4-4)
得点 2分 名古屋・佐藤
18分 名古屋・田口(FK直接)
32分 名古屋・シモビッチ
48分 名古屋・田口
58分 愛媛・丹羽
69分 愛媛・白井
70分 愛媛・河原
72分 愛媛・丹羽
74分 名古屋・青木
81分 名古屋・青木
90+6分 名古屋・田口
DAZNで見ていた。
名古屋は、かなり凄い布陣。ケガ人やら出場停止やらで、人手不足が顕著。
バックラインは3バックで、前節がデビュー戦だったイムを真ん中に、右が宮原、左が和泉。ボランチは田口と小林。サイドは右に青木、左はデビュー戦の大学生(特別指定選手)秋山。前線は中央がシモビッチで、寿人とシャビエルが2シャドーみたいな感じ。
メンバーの中に、ここ3試合で合流した選手が3人。バックスは本職がイム一人だけ(まあ宮原はずっと右SB的に起用されているが)。
ディフェンスは当てにならないから、相当、点を取らないと厳しいんじゃない?と思っていて、まあ、それは当たっていたわけだが。
開始2分で、シモビッチからの裏へのボールに反応した寿人がゴール。こんなスムーズなゴールは今年初めて見た、という感じ。想像以上に早い時間に先制できたが、次のゴールも思いがけず早かった。18分にゴール正面からの田口のFKが直接決まる。多少、相手のGKのミスもあったかな、という気はしたけれど。そして32分に青木のクロスからシモがゴール。
名古屋がやりたいようにプレー出来てた前半で、不安があったディフェンスも、中盤でよくプレスして潰せていたし、イムも奮闘していたし、ほとんど危なげなかった。まあ、ここから負けるのは、相当難しいだろうと思ったんだけどね(^^;。
後半頭に、秋山のクロスから田口が決めて4-0。いよいよ、さすがにこれは勝ったなと思ったんだが、まさか。
個人的な印象としては、田口がつまんない所で強引にボールを取りに行って、警告を貰ったのが引き金、という感じがある。無理するような場所じゃないし、とか、ブツブツ言ってたら、そのすぐ後に、右サイドから崩されて1点返された。それでも、この時点では、まだ気分的に余裕はあったけれど、65分にイムが痛んで、酒井に代った所で、がぜん危機感。マッチポンプ酒井だからなあ。そして、そこから7分間に立て続けに3点取られて同点。ああ、やっぱり、みたいな。
もっとも、必ずしも酒井が悪かった、とは思わない。人が入れ替わって、守備の体制を整える確認する前に、やられちゃったんだろうと思う。もちろん、浮足立つにもほどがあるが…。
それでもよく同点で止めた。シャビエルとの連携で、同点からわずか2分後に、青木が突き放すゴールを決められたのは、本当に良かったと思う。これで愛媛の勢いを止めて、名古屋に勢いが戻った。81分にシャビエルの個人技から青木が決めて2点差。89分に愛媛にきわどいシュートを打たれた時はビビったものの、これがきわどく入らなかったことは、愛媛から流れが離れた象徴だったように思えた。これでようやく勝てる気がしてきて、最後には、田口がとどめの一撃を決めて、7-4勝利。
とはいえ、勝ちを単純に喜べる試合じゃなかったな、としか言いようがない。
攻撃は華やかに噛み合ったけれど、守備はザル過ぎだろう。メンバーが居ないのも確かなんだが…。次節も人が居ないから、メンバーは入れ替えようがないよなあ。せめて、イム君が問題ないことを祈るしかないのか?
でも、青木は素晴らしいし、シャビエルも良かった。秋山は終盤は、体力切れだったのか、消え気味だったが、少なくとも後半序盤までは、いい働きが出来ていた。この後の試合は、どれくらい出てくれるのかな。
それにしても、ぶっつけ本番みたいな顔触れのこの試合は、バクチに勝った、とでもというべきなのかね。ヤヒロには、どこまで成算があったんだろう。相手が下位チームという計算はあっただろう、とは思うが。
とにかく、松本戦は、ここまで楽?ではないと思う。
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