J2リーグ第33節金沢対名古屋
2017.9.17(日) 17時 石川県西部緑地公園陸上競技場
観客 11173人 主審 窪田陽輔 副審 藤井陽一、イ サンギ
ツエーゲン金沢 3(1−0)1 名古屋グランパス
(2-1)
得点 6分 金沢・宮崎(PK)
58分 名古屋・秋山
72分 金沢・金子
74分 金沢・佐藤
DAZNでライブで見ていた。
名古屋の先発は、前節から大幅に変動。
3バックは新井の故障離脱に伴って、中央にイムがスライドし、左には櫛引。
2ボランチは小林が警告累積で出場停止で、代わりに和泉。
和泉が前節入っていた右サイドは、体調不良だった青木が復帰したので、まあ、これは元に戻った形。
左サイドは、昨日、早大の試合に出場していた秋山に代わり杉森。しかし、秋山もベンチ入り。これは、どうなってるんだろう。戦力として重要なのは確かだけど(それは試合が始まってよく分かった)、特別指定という、あっちにもこっちにも出れるという中途半端な身分の選手を、それをいいことに、こんな風に酷使していいものか。特別指定という制度自体、こんな風に使えちゃうんだとすると、運用に問題はないのか。もちろん、本人含め、納得した上で出てるんだろうけど、「やりがい搾取」みたいな言葉が頭に浮かぶわ。
トップは、シモビッチが体調に問題があるらしい?ということで、ベンチ。代わりに永井。
こうした、ヤヒロのチャレンジというわけではなく、やらざるを得なかった変更が、いろいろな問題を引き起こしてしまったという感じ。
開始5分で、金沢のゴール前へのクロスをポストに行った選手に、杉森が上から乗っかるような形で倒してしまいファール。しかも、これがペナルティの中でPKで、早々に1点を失う。またこんな時間から、マヌケなプレーでがっかりさせられるのかよ、みたいな。
いきなりビハインドを背負ったことで、試合運びは難しくなり、金沢に試合を支配されちゃった。こうなっちゃうと、選手もしんどいと思うんだよね。
それでも前半の半ばを超えたあたりから、名古屋に繋がりが出て来て、青木やシャビエルに惜しいシュートがあったが、決まらず。
後半、頭から杉森を秋山に交代すると、やっぱり左サイドの動きが全然違う。55分には永井に代えてシモビッチが入り、名古屋に勢いが出て来た。58分には名古屋がゴール前に押し込んだ流れから、秋山がミドルを打ち込んで同点。秋山の初ゴール。その直後には、青木のぎりぎりで外れたシュートがあり、これが決まっていれば…。
そこからは一進一退な感じだったのかな。名古屋はチャンスは作るんだけど、ゴール前へいいボールが入っても、誰も詰められない、みたいな場面が何度かあった。シモにしても青木にしても、なんだかいまいちキレがない感じで、その辺は体調の問題もあったんだろうか。
後半の後半に入ると、名古屋の選手の動きが明らかに悪くなっていた。70分頃、金沢のシュートがゴールに入る。これはオフサイドだったが、劣勢な展開になりかけているのは感じられた。そして、72分に左サイドからきれいに崩され失点。2分後に左からのクロスを、ゴール前で頭で合わされもう1点。81分にもクロスバーに当たるシュートを打たれ、完全に流れは金沢。そのまま終わった。
1-3での敗戦は、ホームで負けた時より悪い。しかも、ホームの試合は前半終了直前までは、名古屋が主導権を握っていたことを考えると…。
このところの試合での不調もあるけれど、やっぱり、大幅なメンバー交代が効いた気がする。守備的には、新井と小林の2枚が消えていたのが、相当痛かったと思う。和泉に存在感が感じられなかったし。ただ、和泉は毎試合ポジションが変っていて、使われ方も気の毒だと思うが。
攻撃的にも、ゴール以前に、ゴール前で細かくパスを繋いで肉薄する、という場面をほとんど作れていなかった。金沢にきっちり守られた、というのはあるにしても。永井はそういう試合運びに対応出来るほど、巧いプレーヤーじゃないと思う。でも、次節も永井を使わざるを得ないのか?
そういえば、シモビッチは、日頃は冷静なのに、つまらないラフで警告を貰っていた(それで次節は出られない)。よくわからないけど、何かフラストレーションが溜まっているのかね。
いよいよやばい感じになってきた気がする。
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