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感想「岳飛伝」14

「岳飛伝」14 北方謙三 集英社文庫
今度こそ、最終決戦に向けて、話が本格的に動き出した感じだけれど、戦線が広く薄くばらけている上、敵味方の関係もだいぶややこしいので、いずれにしても、そんなにスッキリとはいかないんだろうと思える。実際、話としても、焦点が多すぎて、いくらか散漫になってる気もする。
どうやら、決戦以降の時点では、日本がかなり絡んで来そうな気がするんだが、ここもどういう風に持っていくつもりなのか、よくわからない。平泉の藤原氏はいずれ滅びるけど、それも話に繋げてくるのかどうか。源平の争いなんかも関わってくるのか? 阿波の炳成世との絡みもどうなるんだろう。
ただ、分からないことだらけで、予想がつかないから楽しみ、というのはある。
途中に一瞬出てきた蒙古の若者は、テムジンなんだろうね。胡土児相手に、楊令と岳飛みたいな場面を演じているのは、そのまま、次のシリーズへの伏線ぽい。著者はこの時点で、既に次作をやる気十分だったということか。
(2018.1.4)

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