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「MEG ザ・モンスター」

原作小説「メガロドン」を2006年に読んでいて(感想)、割と気に入っていたので、観に行こうと思った。そもそも映画化ありきで書かれた小説ということだったし、書かれてから20年も経ったにしても、映像化向きな素材なのは確かなので。

古代の地球に棲息していて、今は滅んだはずの巨大鮫メガロドンが、現代に現れて大暴れ、という話で、小説はその暴れっぷりが読みどころだったはずなんだが、この映画では、まさにその点が全然物足りない。突然変異した怪獣ではなく生身の生物だから、現実には、現代の人間のテクノロジー相手にそうそう戦えるもんじゃない、とは思うんだが、この映画は、相当荒唐無稽で無茶な内容なので、メガロドンの戦闘能力の所ばかり、そんなにリアリズムでなくていいのに、と思った。だって、ちょっとサザエでも獲ってくるみたいな雰囲気で、潜水艇がマリアナ海溝よりも深い超深海までホイホイ潜っていくし、事故を起こした潜水艇の救援までのタイムリミットが数時間、みたいな状況で、中国近海からタイの田舎町まで、救援のダイバーを探しに行ってしまうし。昔の30分物の特撮ドラマならありだけど、みたいなレベルの雑な話作りだった。そういえば、研究所や潜水艇のセットの造りやセンスにも、微妙にその辺のドラマぽい雰囲気を感じたし、今時の大作映画にしては、お粗末過ぎないかと思った。それとも、この程度の作品は、今では大作じゃないのか。あるいは、3D効果に頼り過ぎた作品だったという可能性もあるのかな。今回見たのは2D版。

正直、期待外れだった。せっかくのジェイソン・ステイサムの主役も、これでは暴れたりなかったんじゃないかなと。

なお、中国資本で撮られていて、舞台や登場人物には中国色が濃い。今は、アメリカ映画でもこういうのが作られる時代なんだね、という感じ。そういう中に、マシ・オカが日本人役(結構重要な役)で出演していたのには、逆にちょっとびっくり。日本市場もにらんでいるということなのかな。もっとも、日本でマシ・オカがそれほど人気があるとは思えないが。
(2018.9.7)

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