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トップリーグ総合順位決定トーナメント2回戦 キヤノン対ホンダ

2018.12.9(日) 14時 秩父宮 

 キヤノンイーグルス 14(0−33)40 ホンダヒート
            (14−7)

秩父宮第2試合。勝てば9位決定戦、負ければ11位決定戦という試合。降格はないし、優勝なども絡まない中途半端な順位なので、双方あんまりプレッシャーはないのかなと思った。

キヤノンは強豪の一角に指を引っかけつつあるチーム、ホンダは昇降格を繰り返すエレベーターチーム、というイメージだったから、立ち上がりからホンダが圧倒的に優勢な試合になったのは、少し驚いた。
ホンダは13番(ノックス)の選手が、スピードと当りを兼ね備えて強力だった。彼を中心に、どんどん攻撃が回り、いろんな形でトライを積み上げた。キヤノンはミスが多く、自滅する場面もあって、前半はほぼ一方的な試合。ホンダ33対0キヤノン。

後半も50分過ぎまでは前半のペースが持続したが、そこでキヤノンは、ようやく1トライを決め、息を吹き返して攻勢に出始めた。しかし、これ以降のホンダが粘り強く守った。ゴール前まで押し込まれても、集中力を保って穴を作らず、キヤノンにインゴールへ飛び込ませない。75分に、ついに押し込まれて40対14になったものの、残り時間が少なかったこともあり、余裕で逃げ切った。

入替戦以下でならともかく、トップリーグでホンダがこんなに強い試合を見たのは、多分初めて。ここ2年くらい、トップリーグのチーム間の力関係を、あまりちゃんと把握出来てないが、ホンダは、今は結構強くなっているのかな? キヤノンがそんなに弱体化したという話も、聞いていないが。
まあ、今年はパナがベスト4に入れなかったし、リーグ内の力関係に、かなり変動が起きてるのは確かなんだろう。多分、来年のW杯の影響だろうな。

来週、ホンダはNECと9位決定戦、キヤノンは東芝と11位決定戦。東芝が11位決定戦というのも、力関係の変動を感じさせるが、まあこれは、東芝の会社事情によるものだろうから、少し話が違うかなと。
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トップリーグ総合順位決定トーナメント2回戦 豊田自動織機対宗像サニックス

2018.12.9(日) 11時半 秩父宮 

 豊田自動織機シャトルズ 31(5−20)32 宗像サニックスブルース
              (26−12)

この日の秩父宮第1試合。勝てば13-14位決定戦、負ければ15-16位決定戦に進むという試合。いずれにしても入替戦に進む道だけど、なるべく楽な相手とやれるように、上の順位の方がいいわな。

立ち上がりはサニックスが攻勢で、ゴール前まで分厚く押し込んだが決めきれない。織機は20分過ぎに反撃すると、あっさりトライで先制。サニックスはそれで勢いをなくしたように見えたから、やっちゃったかな、という感じがした。
しかし26分に自陣の深い位置でボールを奪って、そこからカウンター。あっさり逆転に成功すると、勢いを取り戻した。すぐ後にも同じような形からカウンターで攻め込み、これをとっかかりにPGで追加点。さらにPGとトライで加点して、20対5で折り返し。
後半序盤もサニックスが猛攻。特に55分過ぎの、SO(エメリー)のインゴール内へのキックからのトライは圧巻だった。相手選手と競り合ってボールを掴んだ11番(屋宜 ベンジャミンレイ)が、そのままランディングして、点差を25点まで広げた。
しかしここから織機の猛攻が始まった。 左サイドで11番(シオシファ リサラ)がスピード勝負を仕掛け、サニックスは追いきれない。10分間に立て続けに3トライで、あっという間に8点差。
サニックスも反撃したが、トライ寸前のノックオンなどで取りきれず、77分には織機のトライでついに1点差。
しかしその後は、サニックスが何とか持ちこたえて、逃げ切った。

双方にいい時間帯があり、華やかな個人プレーも見れたし、第三者的には面白い試合だったが、当事者はしんどかっただろうなあ。
サニックスの攻勢時のイケイケな奔放さに比べて、織機は途中まで、少しスマートに試合をしようとし過ぎたのかな、という気もした。後半途中に、シオシファ リサラの連続トライで吹っ切れてからは、勢いを見せただけに。
来週、織機はコカ・コーラと15位決定戦(というか、最下位決定戦というか)。最下位になると、ドコモとの入替戦になり、会場はドコモのホームでキンチョウスタジアムのようなので、不利は不利かもしれない。サニックスは日野自動車と13位決定戦。
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J1リーグ第34節名古屋対湘南

2018.12.1(土) 14時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 19840人 主審 飯田淳平 副審 相樂亨、大塚晴弘

 名古屋グランパス 2(0−2)2 湘南ベルマーレ
           (2-0)

 得点 19分 湘南・菊地
    37分 湘南・梅崎(PK)
    67分 名古屋・ジョー(PK)
    75分 名古屋・ジョー(PK)

最終節、現地観戦。
勝った方がJ1残留。負ければJ2とのプレーオフの可能性が濃厚になる状況。

試合前に、先週亡くなった元GMの久米さんに対する黙祷があった。グランパスは、久米さんには、本当にお世話になった。チームが難しい時期になった後はいろいろあったにしても、この人がいなければ、2010年の優勝もなかったんじゃないかと思うし。

名古屋の先発は前節と変わらず。

スローペースな立ち上がりで、主審がファウルを細かく取ってくれるレフェリングだったこともあり、名古屋的には有利な感じの入り方が出来たと思う。得点まではいかないものの、チームの連動から好機をいくつか作った。
でも19分にあっけなく先制点を許す。右サイドからの攻めに対して、緩いディフェンスが続いた結果で、ガッカリするような失点。
直後にシャビエルがカウンターからゴール前に迫ったが、余裕のないシュートになり、決めきれない。
湘南がペースをつかみ始め、次第に押され気味。37分にはランゲラックがペナルティ内で相手選手の足を払ってしまいPK。0対2のスコアで前半終了。
名古屋もチャンスがないわけではないけれど、厚みのある攻撃が作れず、湘南の手堅い守備もあって、得点出来なかった。

後半は頭から、右サイドに相馬に代えて前田を投入。その効果もあってか、ゴール前までボールを持ち込む頻度は増えてきたが、湘南の余裕のある試合運びを崩すのは難しそうだった。得点がないまま20分を過ぎると、状況は絶望的に見えてきた。
しかし、22分にゴール前への秋山のクロスに反応しようとしたジョーが、湘南DFと交錯して倒れ、PKを貰った。ジョーが決めて1点差。にわかに活気が戻るスタジアムの雰囲気。
30分には右からのゴール前へのクロスを、湘南DFが手に当ててPK。これもジョーが決めて、ついに同点。
ただ、自力でのJ1残留には勝ちが必要だったし、その時点では他チームをあてに出来なかった。湘南は引き分けでもOKだったから、名古屋は完全にディフェンシブな相手から点を取りに行く形になり、難しい状況になったと思う。そういう中でも、シャビエルや玉田が短い距離からシュートを打つことは出来たが、決められない。2対2引分けでの試合終了で、場内の名古屋サイドは、ダメだったか…、という雰囲気が垂れ込めた。

でも1分くらいすると、あちこちでザワザワ。それがだんだん広がっていった時の感覚は、なんとも言えない。何とかなったみたいだけど正確な状況がわからないまま、安堵の空気が広がっていき、ついに場内に公式情報でのJ1残留確定のアナウンスが流れて、一気に爆発した感じ。
負けたのは磐田で、しかも90+4分のオウンゴールが決勝点てのが分かったのは、さらに後だった。劇的すぎる幕切れだった。
こういうのは、他人事で何度か見聞きしたことはあるけど、当事者で現場にいて体験して、こんなことって、本当にあるんだなと、しみじみ思った。スタジアムで25年もチームを見ていると、いろんなことを経験する。
とにかく、J1残留が決まったのは本当に良かった。そこは素直に喜びたい。

とはいえ、冷静に考えれば、結局、自力では残留を決められなかったし、そんなにもめるような形のPKではなかった(攻勢を掛けた中で、相手にミスが出て得たPKだった)にしても、得点はPKでの2発だけ。攻撃をうまく組み立てられたとは言い難く、まずい守備も目立った。微妙な内容と言うしかない試合だった。残留さえ決まればいい試合だったし、これで今年のチームはおしまいなんだから、ブツブツ言っても全然建設的じゃないが。
来年は、こんなにしんどい思いはしたくないなと思う。でも、その感覚がヤヒロには伝わらなそうな気がするのが、なんとも…。

何はともあれ、名古屋の今シーズンは終了。
それにしても、来年こそは、今年のチームをベースに積み上げる形になるんだろうか? 結局、今年は結果的に、ほとんどそうはならなかったものな。
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あんまりよくわからないけど、残留決定が報じられて、選手たちが大喜びしてる風景
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よくお客さんが入った年だった。来年もこの勢いが続くようだと、チケット確保は、きっちりやらないといけないかも。それはちょっとめんどくさいんだが。
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湘南のゴール裏。この試合、結果的に双方が残留を決める形になれて、良かった(試合中は、全く考えてなかったけどさ(^^;)。すべて決まった後、のどかな雰囲気になれたのには、相手チームのおかげもあっただろうし、妙に節目節目で対戦する因縁があるチームだけど、この日の相手が湘南で良かったと思う。
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試合後の湘南のゴール裏。先日亡くなったニカノールに捧げられた横断幕が見える。Jリーグで見てきた人たちが、次々亡くなっていくのも、歴史が刻まれていく一部なのかもしれないけど、寂しい気持ちはする。
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