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感想「犯罪コーポレーションの冒険」

「犯罪コーポレーションの冒険」 エラリー・クイーン 論創社
エラリー・クイーンのラジオドラマ集。論創社から出るのは3冊目。ただし今回は、アメリカで刊行されたラジオドラマ集の翻訳だった過去2冊と異なり、日本でオリジナル編集されたもの。
収録作の大半は、過去になんらかの形で読んだことのあるものだったが、ラジオドラマとしては、いつも以上に楽しめた気がする。編者が、出来の良い作品を選んだ、と言っているだけのことはあるかもしれない。あとは、一度読んでいるので、こちらも変に構えず、気楽に読んだ影響もあったかも。
収録作で一番面白かったのは「放火魔の冒険」かな。プロットが手が込んでいるし、明らかなプロットの流用と分かる小説作品もないので、オリジナルな作品として楽しめたと思う。
それに対して、「奇妙な泥棒」や「見えない手がかり」あたりは、作品そのものとしてはいまひとつと思うものの、他の作品との関係というところも込みで考えると、興味深いものがあった。まあ、その辺は、編者の解説の力もあるのだけれど、とりあえず、どの作品も面白く読めた、とは言っていいと思った。
(2018.9.11)

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