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「アクアマン」

今年初めて見た映画。結構、前評判が良かったのと、テレビで流れてたCMだと、B級アクション映画ぽかったから、面白そうだと思って見に行ったが、ちょっと違った。

アメコミの映画化ではあるけど、今時は、そういうのが超大作になるから、それだけでは判断がつかない。実際、この映画も、相当製作費がかかってると思われる、豪華な造りだった。内容の半分くらいが海中のシーンで、そこは当然CG使いまくりの凄い映像。
お話は、地上人と海底人の間に生まれた主人公が、海底人の地上侵攻を食い止めようとするというもので、結構チャチではあるけど、そのために、海底人の国アトランティスの都市に行ったり、失われた古代都市の跡へ行ったりするし、そのビジュアルがまたいちいち豪華。そういう舞台で、海底人や海底世界の幻想的な生物たちと戦う。まるっきり、ガチガチのヒロイック・ファンタジーだな、という感じ。
もうちょっと、チャチでチープなヒーローものをイメージしていたから、ありゃりゃ、と思った。主人公のキャラも、軽いようでいて、意外にシリアスだし。もっとも、戦闘員の装備や兵器なんかは、近頃の仮面ライダーや戦隊ものなんかとそう大差がないように見えて、案外チャチとは思ったけれど、こういうのはCGで作れちゃう時代だから、まあ、しょうがないな。どっちかというと、逆に、それほど予算のないテレビドラマでも豪華感が出せちゃうということなんだから。
映画自体は華々しくて、面白かったけれども、見ようとしてたのはこういうのじゃなかったんだよな、とは思った。

もうひとつポイントがあって、のんきな魚や海生哺乳類の見せ場がほとんどなかったのも期待と違った。
終盤の方で、お姫様の乗り物としてシャチが出てきて、来た来たと思ったけど、ほんのワンシーン。こういうふうな海の生き物たちが、どんどん動き回るような場面がもっとあるかなと考えてたんだけど、出てくるのは兵器みたいに重装備した鮫とかタツノオトシゴとかばっかりで、残念という感じ。

まあ、こっちが勝手に期待してたのと中身が違ったというだけなので、映画そのものがダメだったというつもりはない。
(2019.2.11)

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