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YBCルヴァン杯第3節 名古屋対川崎

2020.8.12(水) 19時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 4858人 主審 池内明彦 副審 堀越雅弘、竹田明弘

 名古屋グランパス 2(2−2)2 川崎フロンターレ
           (0-0)

 得点 1分 名古屋・相馬
    6分 川崎・三笘
    7分 名古屋・シャビエル
    38分 川崎・三笘

 退場 71分 川崎・大島(警告2回)

フジテレビONEの生中継で見ていた。

グループリーグ最終戦。勝ったチームがグループリーグを1位抜けする試合だったが、実は引分けならば、他のグループの勝ち点状況から見て、両チーム共グループリーグを抜けられるという状況だった。ただ、川崎は負けてもほぼ抜けられそうな得失点差だったらしいが、名古屋はそこまでは気楽でなかったから、微妙なところ。

名古屋の先発は、先週土曜の浦和戦に近い顔ぶれ。差分はトップが金崎でなく山崎(金崎はレギュレーション上、出れなかったんだとか。おそらく、シーズン途中での加入の影響。知らなかった)。シミッチの代わりに前田。ただし布陣は、いつもの2ボランチに両サイド、トップ下と1トップではなく、中盤4人に2トップ。2ボランチは稲垣とシャビエルで、サイドが左が相馬、右がマテウス。2トップが山崎と前田。顔触れ的には、リーグ戦と同等なメンバーで、ガチに勝ちに行ったという感じ。ただ、川崎側も、ほぼベストメンバーを揃えていたらしい。
名古屋に関しては、シャビエルのボランチって、ありえるの?と思ったが、ここがこの日のキモだった感じ。

開始から名古屋がいきなり攻め込み、左サイドを駆け上がって、シャビエルから出たボールを拾った相馬がシュートを打つと、相手DFに当たってコースが変わり、ゴールの中へ。開始1分の先制点という、思いもしなかった展開。
そこから名古屋がいいペースで試合を運び始めたが、6分にゴール前にボールを入れられると、シュートをはじき返したランゲラックのこぼれ球を、三笘に押し込まれて同点。
しかし、直後に中盤で奪ったボールからカウンターで、シャビエルがゴールを決め、また名古屋が勝ち越し。
その後も、名古屋が優勢に試合を進めていたように思えたが、38分に川崎に攻め込まれると、ゴール前の三笘にまた得点されてしまう。
2得点はどちらも、シャビエルをボランチに入れた奇襲効果が発揮されたものと思うけれど、今季の名古屋にしては、ずいぶんあっさり、川崎に決定機をものにされてしまったあたりは、ボランチの守備的な弱さが出たものだったかもしれない。まあ、現時点でリーグでは盤石の首位にいる川崎が、 それだけ強いというのも確かなんだろう。
追いつかれてからは、次第に川崎に流れをつかまれた印象だったが、とりあえず同点で前半を乗り切った。

後半はマテウスをシミッチに代え、いつもの布陣に近い状態にした感じ(シミッチがボランチで、シャビエルがトップ下。前田が右サイドに動いた)。ただ、後半は前半ほど決定的な場面は生まれなかった。62分に前田と相馬を、石田と青木に代えたが、それほど大きな変化は生まれなかった気がする。
71分に川崎の大島が警告2回で退場になり、名古屋は数的優位になったが、そこからはむしろ川崎の方が優位に試合を運んだ印象。名古屋は、どうしていいか、よくわからなくなっているように見えた。攻めていくか引分け狙いか、というあたりが、しっかり徹底されなかったんじゃないかな。
それでも、82分に吉田に代えて太田を入れると、太田はとりあえず、それなりに積極的に仕掛けていたから、完全に引分け狙いに徹したわけではなさそうに見えた。ただ、そのまま90分が経過すると、さすがに名古屋も川崎も攻勢を止めた。セーフティーなボール回しをロスタイムの5分間繰り返し、試合終了。引分けで、2チームともグループリーグ突破。

2回先行したことを考えれば、名古屋に勝って欲しかったなと思うが、2度の先行をどちらも追い付かれたことを考えると、セーフティーに引分け狙いで十分だったかという気もする。ちょっともやもやしたけど、リアリズムってことで、この結果でいいんだろう。
むしろ、中二日でリーグ戦が来るわけだし、そっちを気にするべきかもしれない。マテウスを比較的早く休ませられたのは、良かったんじゃないかな。稲垣は、ちょっと気の毒。フル出場しただけなく、前半のボランチの相棒がシャビエルというのは、相当負担が大きかっただろう。しかも土曜の相手は、この日、試合がなかったFC東京と味スタでのビジターゲーム。なかなかしんどい試合になりそう。

ちなみに9/2のノックアウトステージ初戦の相手も、味スタでのFC東京に決まっている。

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