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J1リーグ第15節名古屋対横浜FM

2020.9.9(水) 19時半 パロマ瑞穂スタジアム
観客 4005人 主審 山本雄大 副審 唐紙学志、赤阪修

 名古屋グランパス 2(1−1)1 横浜F・マリノス
           (1−0)

 得点 1分 横浜・ジュニオール・サントス
    24分 名古屋・シャビエル
    74分 名古屋・マテウス
 
DAZNで見ていた。

名古屋の先発は、前節鹿島戦からは、右SBが成瀬からオ・ジェソクに変更。鹿島戦途中に故障でリタイアした前田が、阿部に代わった。

開始早々、右サイドでオ・ジェソクがマリノスのプレッシャーに遭って、低い位置でボールを失い、そこから攻め込まれて、ジュニオール・サントスのゴールを許す。開始1分。公式戦2試合連続で、3失点して負けていることでもあり、またか、という感じで、意気消沈させられた。
マリノスの、他のチームよりワンテンポ速く感じられるスピード感と、前線からのプレスには手強さがあった。名古屋も、高いラインの裏狙いの攻撃を繰り返すことで、決定機になりかける場面はあった。ただ、そのうちうまくいくこともあるだろうな、とは思いつつ、既に先制されていることでもあり、うまくいくまで、守備が持ちこたえられるかな?、とも思っていた。
しかし、24分にマテウスが右サイドを突き抜け、連携して中央に走り込んだ金崎へクロスを送る。金崎がDFと交錯して潰れ、逆サイドに流れたボールを、走り込んだシャビエルが合わせて同点ゴール。見事なゴール。
33分にもマテウスがパスカットから持ち込んで、シャビエルがパスを受け、決定的なシュートを放ったが、ここはGKにセーブされた。とはいえ1−1の同点での折返し。開始直後の失点ではかなりがっくりしたが、同点にしてから後の名古屋は、ボールの支配率はマリノスに譲るものの、手堅く、いい内容で試合を進めていて、見ていて面白い試合になっていた。

ハーフタイムのメンバーチェンジはなかったが、スコアが動かないまま、59分に阿部が相馬に交代。ただ、これも直接試合の運びへの影響はなかったように思う。
71分に後ろからのロングパスを受けて、シャビエルがマテウスにクロスを送り、マテウスは決定的なシュートを放つが、GKにセーブされた。しかしその2分後、中盤で金崎がボールを受け、ファールを受けながらシャビエルに出したボールを、シャビエルが右サイドから入ってきたマテウスに繋ぎ、マテウスのコントロールしたシュートが、ギリギリでゴールを捉えて、ついに勝ち越し。
勝ち越した後は、ランゲラックが2回、シュートを止める好セーブを見せたし、守備陣も奮闘を続けた。吉田豊は持ち前の粘り強い守備で左サイドを死守したし、オ・ジェソクも、開始直後の失点を挽回しようとするかのような、力を出し尽くした守備で右サイドを守った。オ・ジェソクは終盤、足がつって、成瀬に交代。終盤は、他に、シャビエルが山崎、米本がシミッチに交代。このメンバーで最後の数分を守りきって2−1で逃げ切った。

開始直後のがっかり感とは裏腹の、見事な逆転勝ちだった。今年のチームは、今までの名古屋とはちょっと違う粘り強さがある。元々そう思ってはいたけれど、ここ2試合の完敗を見て、ちょっと破綻し始めているかなと不安を持っていた。そういう気持ちを払拭してくれる試合だったと思う。

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