WEリーグ第4節 大宮対浦和
2021.10.2(土) 14時 NACK5スタジアム大宮
観客 3364人 主審 梶山芙紗子 副審 朝倉みな子、一木千広
大宮アルディージャVENTUS 1(0-1)4 浦和レッズレディース
(1-3)
得点 5分 浦和・安藤
49分 浦和・楢本
82分 浦和・菅澤
87分 浦和・遠藤
88分 大宮・カトラー グレイス エリン
WEリーグ初のさいたま市ダービー。
昨年のなでしこリーグで優勝した浦和と、今年急造されたチームの大宮では、チーム力に少し差がありすぎるんではないかな、と思っていた。
実際、立ち上がりから浦和が優勢で、かなり一方的に押し込んだ末、5分に楢本?のクロスから安藤が押し込んで、浦和が先制。
それでも大宮は浦和の攻勢を何とかしのぎつつ、時折、カウンターから相手ゴールに迫る場面も作った。特に左サイドの仲田は、競り合いでの強さとスピードで、よくチャンスの起点になっていたと思う。前半の後半は、五分に近い戦いができていたんじゃないかという感じ。
しかし後半の立ち上がり、大宮は、浦和・安藤が中央を突破してくるドリブルを止められず、そのままシュートを許し、GKが好セーブではじいたものの、こぼれ球を楢本に決められて失点。
0-2になった後も、試合展開自体は、それほど変わった気はしなかったけれど、時間が経つにつれて、大宮の守備が緩み始めた気はする。35分過ぎには、そこまでうまく封じていた浦和FWの菅澤に起点を作られ、島田のクロスを菅澤に決められて0-3。
42分にも、島田のパスから遠藤に決められて0-4。この辺になると、浦和の攻撃陣の連携に大宮のディフェンスが付いていけなくなっていた感じ。
しかしその直後、大宮のバックラインから前線に入ったロングボールを、途中出場していたFWグレイスが合わせて得点。一矢は報いて、試合を終えた。
事前に思っていた通り、浦和の優位は明らな試合だったけれど、後半の半ばまでは、それなりに拮抗した試合は出来ていたと思う。ただ、残念ながら、浦和が見せたような攻撃時の連携は、大宮はまだ十分作り切れていないという印象で、その辺は急造チームのかなしさじゃないかと思っている。個人のいいプレーはいろいろあったけれど、チームとしてのまとまりが、やはりまだ不足している感じ。試合を重ねていけば、そのあたりは熟成してくるのでは、と思うのだけど。その辺は監督やコーチ、スタッフ陣の手腕にかかってくるだろうな。
浦和サポのみなさん。10/1から緊急事態宣言が解除されたので、ビジター席が設置された。思ったより人数が少ない気はしたが、ビジター席設置が決まったのが間際だったのと、ほぼ同時刻に浦和のトップの試合があった影響かなと思う。
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