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J1リーグ第36節 G大阪対名古屋

2021.11.20(土) 14時 パナソニックスタジアム吹田
観客 16343人 主審 木村博之 副審 越智新次、浜本祐介

 ガンバ大阪 1(0−3)3 名古屋グランパス
        (1−0)

 得点 8分 名古屋・シュヴィルツォク
    22分 名古屋・柿谷
    29分 名古屋・シュヴィルツォク
    53分 大阪・パトリック

2018年以来の吹田での現地観戦。ワクチンシートでの観戦で、ここはホームエリアだったはずだけれど、名古屋サポが大量に紛れ込んでいた。自分は一般客モードで、名古屋サポ的なリアクションはほとんどしなかったつもりだが、名古屋ユニを着ていて係員にチェックされるサポが目立ったし、一応ホームエリアなんだから、ちょっとどうかな的な光景は結構あったと思う。自分に見えた範囲では、トラブルまでにはなっていなかったけれど。

先発はDFが宮原、中谷、ミンテ、吉田。ボランチは稲垣、木本。前は、相馬、前田、柿谷、シュヴィルツォク。

前半は圧倒的な名古屋ペース。前の試合から2週間のインターバルで、ここまで元気になるのか、と思うくらい、選手の動きが軽快に見えた。逆に言えば、前節まではそれだけ疲れていたということか。
立ち上がりから決定的な場面を続けて作り、8分に、相馬が左サイドを抜け出して、中へボールを送ると、シュヴィルツォクがきっちり決めて早々と先制。22分には右サイドを前田が破り、中の柿谷に送って2点目。さらに29分、左サイドから相馬が起点で、またシュヴィルツォク。
ガンバも決して動きは悪くなく、ゴール前に攻め込まれる場面もあったけれど、名古屋は持ち前の堅守を発揮して、粘り強く守った。カウンターから攻められる場面も、攻守の切換の速さで、うまく凌ぎ続けた。その一方で、速い攻撃でガンバの守備を脅かし続けた。
名古屋って、こんな強いチームだったのか、と思う前半だった。特に相馬が本当に切れていた。

しかし後半は一転。ガンバの選手交代が機能したのと、戦術的な指示もあったのか、積極的にゴール前に顔を出す選手が増えて、攻撃が分厚くなったように思えた。
名古屋は押し込まれて、自ゴール周辺からなかなか出られないまま、53分にパトリックにゴールを許す。
66分にはクロスからパトリックの決定的なシュートを食らうが、ここはランゲラックが好守。
72分にはまたゴール前でごちゃつく中、パトリックに拾われてゴール…と思ったが、これはオフサイドで助かった。
その後も名古屋が優勢とは言い難い試合展開が続いたが、ガンバも焦りが出てきたか、思うようにボールが回らなくなり、名古屋の守備に手堅さが感じられるようになってきた。終盤は森下を右サイドバックに入れる、近頃お馴染みの5バックで逃げ切りに向かい、3対1で名古屋が勝利。

名古屋の快勝ではあるけれど、オフサイドになったパトリックの2点目が決まっていたら、どうなっていたかな、という気はした。神戸戦、仙台戦を思わせる後半の失速は、こうしてみると、選手の疲労だけでなく、戦術的な要素もなくはないのかなという気がしてくる。でも、あと2試合しかないんだし、いまさらその辺をどうこういうような時期でもないだろう。得点は3点とも素晴らしかったし、素直にいい勝ちだったということでいいかなと。
シュヴィルツォクはこのところ、試合を重ねるごとにフィットしてきているようで、シーズンが終わってしまうのがもったいない感じ。
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ビジター席の名古屋サポのみなさん。
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