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感想「町かどの穴」

「町かどの穴」 R・A・ラファティ ハヤカワ文庫
多分、かなり久々に刊行されたラファティの新刊。ただし日本で編纂された短篇傑作選で、全篇既訳らしい。2冊組の1巻目で、2巻目「ファニーフィンガーズ」も、もう出ている。
久々にラファティを読んだ感じで、読んだ覚えのある短篇も多いけれど、どれも楽しんで読めた。この人ならではの、アイディアの突飛さ・濃さと、ひねった言い回しだらけのコミカルな語り口は、何度読んでも面白い。まあ、結構刺激は強いので、あまり立て続けに読むと、食傷気味にはなるが…。
収録作中で、どの辺が好きか考えてみたが、大量にある短篇から選ばれた傑作選だけあって、レベルが揃っていて、かなり難しい。迷った結果として、「クロコダイルとアリゲーターよ、クレム」「いなかった男」「その町の名は?」あたりかなという結論。あまりSF的な要素が濃くない方が、自分の好みかもしれない。
(2012.12.12)

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