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J1リーグ第4節 川崎対名古屋

2022.3.12(土) 17時 等々力陸上競技場
観客 18114人 主審 飯田淳平 副審 五十嵐泰之、川崎秋仁

 川崎フロンターレ 1(1−0)0 名古屋グランパス
           (0−0)

 得点 25分 川崎・マルシーニョ

今年初めての名古屋の試合現地観戦。延長されたCOVID19に対する蔓延防止措置が出ている状況だが、今回はビジター席が設定されていることでもあるし、もろもろ考えて割り切った。
ただ、以前の等々力の販売状況や、今回は上限2万人で制限が掛かっていたことを考えて、チケットを取るのは難しいのでは、と思っていた。特にビジター席は、等々力で設定されるのは3年ぶりなので、なおさらそう思ったのだけど、意外に相当余裕があった。中止になったけれど、2節の味スタもそんな感じだった。COVID19に対する警戒心の強さの表れなのか、観戦が面倒な状況が続いたことでスタジアム離れが起きているのか、それ以外に理由があるのか。

名古屋の先発は、GKランゲラック、DFが宮原、中谷、藤井、吉田。前節で負傷退場したチアゴが欠場で、代わりに藤井。ボランチが稲垣とレオシルバ。右サイド相馬、左がマテウス。トップ下が仙頭、トップが酒井。ここまで見てきた感じだと、藤井は別にして、どうやら現時点ではこれが、健太のファーストチョイスの先発メンバーらしい。

試合は立ち上がりは穏やかに見えたが、15分頃からペースが上がり始めた。
名古屋は相馬が右からの仕掛けが起点になる場面が多いように感じた。中央では仙頭が結構面白い捌き方をしているようにも見えたけれど、連携がまだ未熟な中では、なかなか難しいのかな、という印象。
川崎は3トップが名古屋のバックラインの裏を執拗に狙っている感じで、連携も取れていて、怖さはあったけれど、以前のような圧倒してくる迫力は薄かった気がする。
しかし結局、25分にそういう形から失点してしまった。
そこから後の前半、名古屋の試合ぶりはかなり悪かったと思う。川崎の執拗な攻めに耐えるだけで、ボールを中盤から前へ、ほとんどつないでいけてなかった。まだチームが出来てない感がありありで、そのまま0対1で折り返し。それでも1点差で持ちこたえれば、 相馬の突破などの個人技で、何とかできる可能性もないではないかな、とは考えていた。

後半になると、相馬とマテウスのサイドが入れ替わっていた。ここは健太がかなりこだわっていたポイントと感じていたから、少し妥協してきたのかなと思った。
また、レオシルバが前半よりも前目で仕掛ける場面が、目立ち始めた気がする。全体的に形にこだわらずに、積極的に仕掛けようという意識が感じられたように思う。
それによって、ゴールに近付く場面は増えた。ただ、完全に崩しきるほどの攻撃はなかなか作れなかったし、惜しい場面はあっても、シュートが枠へ飛ばなかった。
後半半ば以降は攻撃陣のメンバーを次々入れ換え、最終的に前4人は森下、齋藤、阿部、金崎という構成になり、激しく攻め込んで、40分以降は立て続けにCKを得たものの、ゴールには至らず。結局逃げ切られた。

内容から見て、名古屋はリーグ戦連覇しているチームを脅かすほどのチーム状態には、(まだ)なっていないと感じた。ただ、得点機自体は何度もあったし、攻められる時間は長かったけれど、失点は1で止めていることを考えるなら、現時点でそれほど悲観した内容でもないのではと思う。
ここ2試合、苦手な鳥栖に苦戦して、強豪の川崎に負けたわけだけど、チームの準備が十分でないことが分かっている以上、これはある程度、想定できた結果だったんじゃないかな。この後は、戦力が中位クラスと思われる相手との対戦が多くなるし、チームの力を測るなら、そこでどういう試合を見せるかというところを基準にするべきだと思う。早くも、戦術批判とか監督批判みたいな声が出て来ているようだけど、それはいくらなんでも時期尚早だな。

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[参考]
2020年以降の等々力開催の川崎対名古屋 COVID19の影響
2020.3.4 ルヴァン杯 中止
2020.5.23 リーグ戦 延期
2020.10.28 リーグ戦 ビジター席無し、観客上限1万2千人での開催
2021.5.4 リーグ戦 ビジター席無し、観客上限5千人での開催
2022.3.12 リーグ戦 ビジター席有り、観客上限2万人での開催

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