J1リーグ第7節 名古屋対湘南
2022.4.6(水) 19時半 豊田スタジアム
観客 6714人 主審 中村太 副審 堀越雅弘、村井良輔
名古屋グランパス 2(0−1)1 湘南ベルマーレ
(2−0)
得点 8分 湘南・大橋
49分 名古屋・OwnGoal
90+1分 名古屋・阿部(PK)
退場 89分 湘南・石原(一発)
DAZNで見ていた。
名古屋の先発はGKランゲラック、DFが森下、中谷、藤井、吉田。ボランチが稲垣とレオシルバ。右サイドがマテウス、左が仙頭、トップ下が柿谷、トップが酒井。
立ち上がり、柿谷を軸に名古屋が攻撃の形を作っていて、優位に試合を運んでいるように見えたが、8分に右サイドを攻め込まれ、稲垣が競ってCKになる。そのボールを大橋に決められ失点。
その後、名古屋は主導権を握った湘南の手堅い守備を攻略する手立てが見付からず、バックラインの裏へボールを放り込むばかり。しかも大半は不発。
それでも22分に、ランゲラックのGKを前線で酒井がポストして、マテウスのシュートがゴールネットを揺らした。追い付いたと思ったが、酒井がわずかにオフサイドでゴールは取消し。
湘南も追加点の可能性は薄そうに見えたが、とりあえずシュートまで持っていくだけ、名古屋よりはうまく行っている感じはあった。
終了直前にマテウスのきわどい直接FKはあったが、全体的にばっとしない名古屋の前半だった。
後半に入ると修正が入ったようで、ボールを繋いでの仕掛けや、サイドからのクロスも入るようになり、4分に右から森下が上がって中へクロスを送ると、湘南のDFが交錯して、ゴールへ送り込むオウンゴール。早々と同点にした。
以降は名古屋ペースになったが、なかなかゴールに届かない。ゴール前に厚く攻め込む場面もあったが、決定的なシュートが生まれない。
67分に柿谷が相馬に代わり、左サイド相馬、トップ下に仙頭。相馬のサイドからの動きが決定機になったりもしたが、決まらず。
逆に湘南が縦に入れたボールから、ゴールネットを揺らされる場面もあったが、ここは湘南のオフサイドでノーゴール。
82分にマテウスと仙頭が甲田と阿部に交代。
押し込みながらも決めきれず、引き分け止まりが濃厚になっていたロスタイム寸前、阿部のゴール前へのクロスに相馬が走り込み、ボールに触れた所で、一瞬遅く湘南DF石原が来て相馬を倒す。これがPKになり、阿部が決めて勝ち越し、そのまま名古屋が勝利。
オウンゴールとPKでの勝利、という言い方をすると、だいぶしょっぱく聞こえるものの、相手ディフェンスを崩した状態で得た得点ではあったので、棚ぼたというほどではない。ただ、自分で決めきったゴールではないから、ラッキー感はかなりある。
内容的に勝っていたのも確かだと思うけれど、湘南はCOVID19での選手の離脱が多いそうで、今季未勝利で大きく出遅れている最下位チームでもある。そういう相手に対する、多分に運にも恵まれての辛勝と考えると、勝ったのは良かったにしても、手放しでは喜べない気がする。ずっとそんな感じなのだけど、結局、今回もまた、次の試合を見てみないと、チーム状態の判断が付かないような気がする
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