« 感想「父親たちにまつわる疑問」 | トップページ | 「ピラニア(2010)」 »

「運命のボタン」

去年の3月にCATVの番組表を見て、キャメロン・ディアスの映画、というだけで録画してあったやつ。ずっとほったらかしてたけど、ようやく見た。2009年の映画。
内容は全く知らなくて、人情ものの映画かなんかと思ってたが、全然違って、リチャード・マシスン原作の、サスペンス的なテイストのSFだった(^^;。
夫婦(妻がキャメロン・ディアス)が謎の来訪者に押しボタンの付いた箱を渡され、それを押すと100万ドル手に入るけど、その代わり、どこかで知らない誰かが死ぬと教えられる。折しも財政が厳しくなっていた夫妻が葛藤する(そして決断の結果に翻弄される)話。

だいぶ気持ちに負荷が掛かる話だったので、どういう方向の話か知ってたら、今のタイミングでは見なかったと思う。キャメロン・ディアスの姿が見れたのは楽しかったけど(2009年なので、それなりの歳頃ではある)、基本的には人のいい夫婦が苦しめられる話なので、サスペンスとして楽しめるというよりは、見ていて単純につらかった。しかも彼らは、身体に障害を抱えていたり、望んでいたキャリアが得られなかったり、つらい思いをしている人たちなので、なおさら気の毒になってくる。それでも見始めちゃったのと、キャメロン・ディアスに対する義務感みたいなもので、何とか最後まで見通した。
基本的にはモラルについて語っている、という感じ。他人を犠牲にしてでも自分の利益を求めるのか、ということがテーマになっていて、ごく教訓的な話に思える。しんどい思いをしている人間に、さらに重荷が降りかかってくるという構図に、キリスト教の宗教的なニュアンスが、なにがしかあるんだろうかとも思ったけれど、その辺はよくわからないのでパス。
SF,サスペンスとはいえ、派手な場面はあまりなく、絵作りは割と地味で、SFXの使い方もさりげない感じ。テレビの画面で録画で見ても、そんなに物足りなくはない感じだったと思う。

|

« 感想「父親たちにまつわる疑問」 | トップページ | 「ピラニア(2010)」 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 感想「父親たちにまつわる疑問」 | トップページ | 「ピラニア(2010)」 »