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イースタンリーグ ヤクルト対西武(3/29)

2023.3.29 (水) 12時半 ヤクルト戸田球場
L 010002002  5
S 000005001X 6
[勝]高梨、[敗]齊藤大
[H]S:北村(山田)、L:滝澤(高梨)

先週末の巨人戦が土日とも流れて、行きそびれたので、急遽、行く気になった。それでも日曜は土手下の桜を見に行ったけれど、雨の中だったし、今日なら晴れてる中で花が散る前に見れるかな、とも思った。
試合開始前に球場に着いた時は、さいわい晴れていて、青空の下の桜が見られた。少し雲が多くてやや薄暗かったけれど、それくらいは仕方ない。

試合の方は、先発投手がヤクルトは高橋、西武は隅田。
高橋はローテーションに入っていそうだから、今日ここで先発ということは、来週週半ばのバンテリンドームで先発するのかな。4回を投げ、2回に3連打を食らって、陽川のタイムリーで1失点したが、全体としては安定感はあったと思う。5回は山野が投げ、0点に抑えた。
ヤクルト打線は、3回まで投げた隅田には、完全に抑え込まれた。走者はショートの悪送球で1人出ただけ。4回からの西武2番手は羽田で、こちらにも手が出ず、5回までノーヒット。
6回表はヤクルトは2番手高梨が登板し、無失点。その裏、相手エラーと盗塁で2死2塁として、川端がショートへ内野安打。送球の間に2塁走者の山崎が3塁を回ってホームへ突っ込んだが、西武の内野がいい連携でホームで刺してアウト。ちなみにこれがヤクルトの初ヒット。
ここまで、割と淡々と進んでいた試合だったが、7回から様相が大きく変わった。
7回表、高梨が1死3塁の場面で陽川を三振に取ったが、キャッチャーが捕球できず、3塁走者が生還して、西武が追加点。さらに次の滝澤にホームランを打たれ、0-3になった。
西武ペースの試合に見えたが、その裏、西武3番手の山田(高卒ルーキーらしい)が登板すると、これが制球難。1死後連続四球で走者が溜まった所で、北村がスリーラン。その後も四球は止まらず、1安打4四球で押出しで2点追加。ヤクルトが5-3と一気に逆転。西武はさすがに出井をリリーフに送って、この回を終らせた。
8回は、表に高梨が三者凡退、裏は出井が苦労しながらも無失点で終えて、このまますっきり終るかと思ったが、9回にまた波乱。
9回表の高梨は、1死後、ショートのエラーでランナーが出ると、その後ツーベースを打たれ、2死2-3塁までこぎつけたが、滝澤にセンター前へ打たれて、土壇場で同点にされる。やれやれ延長か、と思った。
裏は西武の齊藤大が登板し、あっさり2死を取ったが、四球で走者を出すと、次打者の三ゴロからのバウンドする送球をファーストが取り損ない、2死1-2塁。しかし次打者の橋本(今季の育成新人)はセンターにフライを打ち上げ、万事休す。と思ったら、センターが捕球しきれず落球。セカンドランナーが還ってヤクルトがサヨナラ。

基本的には四球やエラーで西武が自滅した試合という印象。無駄にくどい終盤戦だったが、延長に突入しなかっただけマシだった。試合後は、まもなく雨が降り出したので、なおさら。
ヤクルトの投手に関しては、高橋の仕上がりはまずまずなのかな。高梨もローテーションなのかもしれないが、良かったり悪かったりという特徴が、今日も見えていた気がする。バックに足を引っ張られた面はあるけれど、そこで持ちこたえられないのがちょっとね。
打線はとりたてていい場面もなかったけれど、新人の北村は今日のホームランがもう2号らしく、結構長打力がある打者なのかもしれない。
目立った選手という意味では、むしろ西武の方が、好投した隅田・羽田、好打・好守があった滝澤と、いい選手がいたように思った。

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土手下の桜。試合後に降った雨で、だいぶ流されちゃったんじゃないか、という気がするけど、どうかな。
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感想「七つの裏切り」

ポール・ケイン 扶桑社ミステリー
アメリカでは1946年が初出の短篇集が、昨年の年末に邦訳されたもの。近頃、木村二郎が昔の小説の邦訳を、続けて出している気配があるけれど、何か背景があるのかな。
解説で書かれている、ポール・ケインが、最もハードボイルドと言われていた作家、という話は、小高信光あたりが書いていたのを、以前読んだ覚えがある。長篇「裏切りの街」が1989年に河出文庫から出たのは、多分、その頃だったはず。読んでみて、そこまで面白いとは思わなかったような気もするけれど、本書を書店で見つけて、懐かしさもあって、買ってみた。
「最もハードボイルド」だけあって、人物の内面をほとんど描かず、外見や行動だけを描写していくスタイルで、そっけない文章。それはそれでスタイリッシュで格好よくは見える。ただ、そういう描き方だと、あまりややこしいプロットは、分かりにくくなるので向かないのでは、と感じるのだけど、どうも話がやたらと複雑になる傾向がある。昔、確かジョン・L・ブリーンあたりが書いたハードボイルドをおちょくったパロディ小説で、格好つけた主人公が複雑で支離滅裂な解決を口頭で延々と説明し続ける、というのを読んだ覚えがあるけれど、まさにそんな感じがある。
もっとも、1946年以前の作品群なので、当然、時代背景も古いし、そもそもが現代の小説とは違う、クラシックなスタイルで書かれたミステリだという前提で読む分には、これはこれでそれほど違和感はないような気もする。格好のよさはあるし、ストーリーにも、結構洒落たひねりが効いていたりもするので、面白く読むことは出来た。
ちょっと硬すぎる訳文は気になった

(2023.3.18)

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YBCルヴァン杯第2節 広島対名古屋

2023.3.26(日) 14時 エディオンスタジアム広島
観客 8807人 主審 木村博之 副審 武田光晴堀越雅弘

 サンフレッチェ広島 1(1-0)2 名古屋グランパス
            (0-2)

 得点 29分 広島・川村
    61分 名古屋・森下
    63分 名古屋・永井

スポーツライブ+での録画放送を録画して見た。名古屋が勝ったことは知ってたが、詳細は全然知らなかった。

名古屋の先発は、GKランゲラック、3バックが丸山、中谷、野上。2ボランチが稲垣、長澤。右サイド甲田、左サイド内田。3トップは中央が酒井で、ターレスとマテウスがシャドーという感じ。

現時点でリーグ戦での起用の優先度が低いので、この試合に向けたモチベーションは特に高かったと思われる甲田とターレスが、立上りから積極的な仕掛けを見せていた印象。その結果として、いつもの試合に比べると、序盤から名古屋も攻勢に出ている時間帯が長かったように思う。甲田とターレスのテクニックやプレーの力強さも見ることは出来た。ただ、名古屋はいいプレーがあって、攻めてはいても、ゴールの可能性のあるエリアには、なかなか入り込むことが出来ず、好機を作り切れていなかった。
広島も似たようなものだったから、膠着に近い状態だったと思うのだけど、29分に広島が右サイドで満田が仕掛け、ゴール前へ入って来た川村へパスを通した。川村がここしかないという、ランゲラックの立ち位置から逆側の、ギリギリの場所へシュートを決め、先制される。これが多分、この試合で両チーム通じて最初の決定的な場面だったと思う。
スコアが動いたことで、試合の流れにも変化が生まれた感じ。35分には、丸山のクロスから稲垣の惜しいシュートが生まれ、38分には広島がCKから、またも川村がきわどいシュートを放ち、ここはランゲラックがファインセーブ。
双方、惜しい場面はあったが得点にはならず、0-1で折返し。

後半も名古屋はなかなか事態を打開出来ずにいたが、57分に長澤、甲田、ターレスを、米本、森下、永井に代えると、いきなり結果が出た。61分に米本のパスを受けた森下が、左サイドからゴール前に向かい、鮮やかなシュートを放って同点ゴールを決める。63分には、米本の裏へのパスを永井が受けて、GKと1対1を決め、あっさり逆転。
その後、68分に広島に、FKからゴールにボールを入れられるが、これはオフサイドでノーゴールになる。
70分に酒井に代わってユンカーが入り、この辺から後は、リードした名古屋の手堅さが目立った。ユンカーは追加点を狙いに行くというよりは、高いキープ力で広島に容易にボールを渡さないことで、守備的に威力を発揮していたように見えた。
名古屋が主導権を握ったまま、2-1の逆転勝ちで試合を終えた。

選手交代からの鮮やかな逆転劇で、素晴らしかった。ただ、裏を返せば、先発起用のメンバーでは、膠着を打開できず、相手に先制を許した流れを変えられなかったわけで、そこに物足りなさはあったと思う。交代で入ったのは、日頃のレギュラーメンバーのわけだから、控えメンバーとの差が見えてしまったと言えなくもないかも。
ただ、まだルヴァン杯は続くし、甲田もターレスもこれからも機会はあるだろうから、次はもう少しいい所を見せられるといいと思う。ちなみに長澤に関しては、よく動いて、十分な働きを見せていたと思うけれど、今の米本は神がかっている感じなので、結果が見劣りするのはやむを得ない気がする(^^;。
(2023.3.28)

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イースタンリーグ ヤクルト対巨人(3/26)

雨のため、昨日に引き続き中止。ヤクルト戸田球場に行ってみたけど、朝、早々の中止決定だったし、3連戦の最終日なので、痕跡も何もなかった。

20230326kyujo
試合やってないのに行った理由は、毎年見てる土手下の桜。先週日曜は、写真を撮る気にもならないくらい、咲いてる気配がなかったのに、週末に向けて、近所ではどんどん咲いて散り始めてるくらいだったので、今日見に行かないとダメかもと思って、雨の中を出かけて行った。
やっぱり満開だったし、近所の桜よりは咲き方は遅い感じで、まだ散り始めてはいないようではあったけど、さすがに次の週末までは持たないだろうから、行って良かったと思う。
それにしても、金曜も試合はやれたけどやっぱり雨が降ってたし、今年のここの桜は雨に祟られたな。週中の西武戦まで持てばいいけど。


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「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

手っ取り早くいうと、コインランドリーを経営する熟年女性が、宇宙の危機を救うヒーローになる話で、多元宇宙(マルチバース)をネタにした、SFアクションコメディというところ。あまり知らないけれど、こういうジャンル映画がアカデミー賞作品賞を取ったというので、いろいろな反響があったらしい。
なんとなく映画紹介を聞いていた時点では、多少興味を感じた程度で、そこまで積極的に観に行く気はなかったのだけど、「インディジョーンズ 魔宮の伝説」に出演した、少年だったキー・ホイ・クァンが、すっかりおっさんになって、この映画に出てるとか、ジェイミー・リー・カーティスが出演してるとか、その辺のエピソードが聞こえてくると、だいぶ関心が増してきた。とどめになったのは、監督が「スイス・アーミー・マン」を撮った人たちだ、というのを知ったこと。これはテレビで見たが、変な映画で、かなり強烈に印象に残っている。そういうわけで、結局見に行った。

3部構成になっていて、大雑把な記憶では(だから、間違っている所はあるかもしれない)、第1部の「everything」は、まさにジャンル映画そのものの、SFアクションコメディという感じ。宇宙の危機に巻き込まれた主人公の女性と、彼女を巻き込みに来た異世界の、彼女の夫に相当する人物が、カンフーアクションで敵と戦い続ける。アクションは華々しいし、SF的なギミックのアイディアは面白いし、笑えるし、まさにジャンル映画という感じ。
それが一段落した所で、第2部「everywhere」に進む。第1部をベースにしつつ、主人公が送ってきた辛い人生、選択次第であり得たはずの彼女の別の人生、今の人生での家族との断絶、苦悩などが語られて、一転して暗いトーンになる。そういう中で主人公が、夫の心情に触れたことや娘への愛情から、よりよい結末へ前向きに進んでいこうとする話になっていく。
そして第3部の「all at once」は短い締めくくり。

第2部のある種のシリアスさが、この映画を特別なものにしていると思うけれど、だからいいとか、そういうことはあまり言いたくない。むしろ、ジャンル映画でもこれくらいのことは描くんだよ、と思うので。
ストーリーにはいろいろな要素があると思うのだけど、一番大きいのは人と人のつながりという部分なのかな。あまりにも慌ただしい日常の中で殺気立って、いろんなもの、とりわけ夫や娘との関係が壊れ始めている主人公が、事件をきっかけに家族や周囲の人々との人間関係を回復していくというのが、ストーリーの中心になっていると感じた。
主人公は、救世主として選ばれた自分を倒しに来た敵を、最初は戦って倒していくのだけど、ある時点から「倒す」のではなく、「癒す」ことによって、「敵」という存在でなくして、救っていく。それによって自身の人間性も回復していく。そういう話でもあると思う。
ただ、それだけだったら、多分、そこまで面白いとは感じなかった。バカなアイディアの数々が、シリアスな要素と拮抗してあちこちに登場することで、いいバランスになっていたと思う。この辺が、いかにも「スイス・アーミー・マン」の監督らしい感じ。

多元宇宙を駆け巡る展開なので、場面転換がめまぐるしいし、速いスピードで話が進んでいくから、なかなか追い切れなかったりもする。字幕で訳しきれていないのか、説明不足と感じる部分もいろいろある。
コミカルな要素とシリアスな要素が境目なしに混ざり合っているというのも、そこが面白さである一方、話の振れ方にやや戸惑う部分もあった。
だから、正直、一度見ただけでは消化しきれてない感じはするのだけど(だからといって、もう一度見るというわけでもないが)、興味深い映画だったことは間違いないし、感銘も受けた。見に行ってよかったと思う。
(2023.3.21)

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オープン戦ヤクルト対DeNA(3/22)

2023.3.22 (水) 13時 神宮球場
B 000000000 0
S 00000002X 2
[勝]星、[S] 久保、[敗]石川

今年初めての神宮球場。オープン戦に全然行かないまま、シーズンが始まってしまうのもつまらないなと思って、2回裏からだったけれど見に行った。

先発投手はヤクルト小澤、DeNA濱口。
小澤に安定感があり、5回を被安打2、与四球2でまとめて無失点。制球が安定していて、球数が少なかった。良かったと思う。
対する濱口は、初回は見てないが、2回以降、いまいち思い通りにストライクが取れないようで、苦労していた感じ。とはいえ、5回まで100球を費やしながら、こちらも無失点で乗り切った。
6回からは双方継投に入った。
ヤクルトは、今野、大西、星が1回づつ投げ、中では今野がヒットと四球で走者を溜めたが、失点にはならなかった。あとの2人は三者凡退で、上々の出来。
DeNAは、三浦が1回、入江が2/3回、三嶋が1/3回を投げて、無失点。0-0のまま、8回裏は石川が登板。
ここで先頭の武岡がヒットで出て犠打で2塁へ進み、長岡がツーベースを放ってヤクルトが先制。続く古賀もツーベースで、もう1点。
2対0になった9回表、ヤクルトの投手は久保で、ヒット2本は打たれたが抑えきり、ヤクルトが2対0で勝った。DeNAは3塁も踏めなかったのでは。

小澤の好投と、長岡の堅守・好打が印象に残った。長岡は今年も結構やるんじゃないかな。
ただ、チーム状態とか勝敗に関しては、今、アメリカ出張に行っている主力選手が戻ってくれば、どっちのチームもメンバーがそれなりに入れ変わって来るだろうし、あんまり考えてもしょうがない気がする。
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イースタンリーグ ヤクルト対日本ハム(3/19)

2023.3.19 (日) 12時半 ヤクルト戸田球場
F 000213100 7
S 000000000 0
[敗]石川、[勝]上原

イースタンリーグの今季開幕戦は昨日の予定だったのだけど、雨で中止になり、今日が開幕戦。
試合開始前、ちょっとした開幕戦セレモニーがあり、戸田市長の挨拶があったりした。戸田を出ていくことが決まったチームの開幕戦で挨拶というのも微妙だな、と思ったけれど、まだ3年居るのは確かなので、まあ、いいのかな。

先発投手はヤクルトが石川、日本ハムは上原。石川は9番の打順に入っていた。おそらく上の開幕ローテに入っていて、その準備のためだと思う。以前はこういうパターンをよく見たけれど、近年はあまり見ていない気がする。
一方で上原は、昨年から本格的に二刀流に取り組んでいるのだそうで、投手兼DH。つまり試合開始時点で9人対9人だったわけで、イースタンが全面的にDH制を導入して以降、試合開始時点でこういう形なのを自分が見たのは、初めてのような気がする。
ちなみに同一選手が投手とDHで同時に登録されるのは、大谷から始まったいわゆる「二刀流」が近年ルールに取り込まれたもので、この日の上原は、その初めて実際に適用だったのだそう。エポックメイキングな試合を(知らずに)見ていたことになるな(^^;。

石川は3回までヒット1本、しかもそれも盗塁失敗でアウトになったので、9人で終らせる順調な出だしだった。しかし4回に、ショート小森のお手玉で先頭打者をランナーを出すと、その後3連打を打たれて2点を失い、先制を許した。ただ、3連打も必ずしもクリーンヒットばかりではなく、内野の守備がいまひとつにも見えたので、そんなに打ち込まれた印象はなかった。5回も先頭打者死球の後、次打者の遊ゴロを小森が併殺を取りに行って失敗して無死1-2塁になり、そこから犠打と内野ゴロで失点。石川は5回3失点で交代になったが、だいぶ気の毒な感じが残った。
6回からは新外国人ピーターズが登板。速い球がある一方、球種もいろいろありそうで、雰囲気は悪くなかったのだけど、日本の野球にまだ慣れてないせいもあってか、6回は出した走者に走り回られ、ボークも取られて3失点。7回には内野の連携ミスも絡んで1失点。石川同様、内野守備に足を引っ張られながらの投球だった。それでも8回は無失点で凌ぎ、9回2死まで投げた。なぜか最後の1人は柴田が登板したのだけど、どういう意図の交代だったのかな。球数?
ヤクルト打線は上原に6回2安打と抑え込まれた。上原は回が進むにつれて調子を上げて来た感があった。一方で打撃も6回に2点タイムリーツーベースを打っていたし、上出来な二刀流だったと思う。その後も打線は7回は福島に三者凡退に抑えられ、8回は相手エラー、9回は川端のヒットで走者は出したものの、後が続かず、3安打完封負け。3塁を踏むことも出来なかった。

ヤクルトの見せ場はほぼない試合だった。
内野に関しては、ここ2-3年、吉田大成、長岡、武岡といったあたりが手堅い守備を見せていたのだけど、大成は戦力外で現役引退(スタッフ入りしたらしい)、長岡は昨年ブレイクして上に行ってしまい、武岡も今は上にいるらしいので、今年はメンバーが一新されて作り直しになる可能性がある。守備の鍛え直しが必要になるかもしれない。もっとも、上が開幕してみないと、ファームのレギュラー的な顔触れがどうなるのかは、あまりはっきりしない。4月に入れば、その辺は見えてくるんじゃないかな。
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J1リーグ第5節 名古屋対東京

2023.3.18(土) 14時 豊田スタジアム
観客 33139人 主審 飯田淳平 副審 聳城巧、西尾英朗

 名古屋グランパス 0(0−0)0 FC東京
           (0−0)

今年初めてのホーム現地観戦。

名古屋の先発は、先週の柏戦と同じ。

立ち上がりは動きのある試合だったけれど、そのうち膠着が始まり、そのまま動きが止まってしまったように思えた。
選手は動いているけれど、双方の堅守が噛み合いすぎているような感じで、攻撃面の見せ場が、双方共にほとんどない前半だった。
選手のボールタッチの精度がいまひとつ低いようにも思われた。ずっと雨が降っていたから、ピッチはかなり濡れていたはずで、その影響はあったはず。それも膠着の原因だったかもしれない。
それから、選手のフィジカルコンタクトで試合が止まることが多く、流れの悪い試合になっていたが、これも雨の影響でプレーの精度が落ちていたせいかな。主審の飯田さんが、ファールで試合を止めすぎじゃないかなとも思ったけれど、ピッチ状態も考えて、事故が起きないように早め早めに止めていたのなら、それはそれで見識だと考える。実際、試合中、セーフティをかなり意識している気配が感じられた。
あと東京に関しては、今年の開幕戦でラフプレーが問題になっていたはずだし、そういう警戒感もあったのかもしれないね。
にしても前半は、何も起きない45分という感じだった。41分に左サイドの永井からボールを受けて、マテウスがシュートを撃ち、サイドネットだったのが、唯一、わずかに盛り上がった感じ。

後半は双方、メンバーは変わらずスタート。
前半の反映か、少し激しい感じの立ち上がりになったけれど、やはりなかなか決定的な場面には至らない。それでも前半よりはゴールに近いエリアでのプレーは増えていたと思う。
12分に名古屋、ユンカーがカウンターで中盤からボールを持って持ち上がり、連動して左に永井、右に野上と森下が上がっていき、絶好機を迎えたが、ユンカーが右へ出したボールを受けた森下のシュートは、大きく枠を外してしまう。
この流れの中で、和泉が足を痛めたような気配もあって、丸山に交代。丸山は3バックの左に入り、野上が右のサイドへ。柏戦でもあったパターンで、こういうふうにも使えるということで、この先、野上は重宝されそう。
同時に東京がこのタイミングでアダイウトンを投入。ほどなく、早速きわどいシュートを打たれたが枠外。
名古屋は79分に、ユンカーのパスからマテウスがGKと一対一になるが決められない。
直後に東京も、右からディエゴ オリヴぇイラが抜け出し、ゴール前のアダイウトンにクロスを送るが、藤井が寸前でクリア。多分ここが、この試合で一番あぶなかった場面。
82分に、永井とユンカーが酒井と長澤に交代して、3ボランチ2トップにシステム変更。
終盤、マテウスに代わって入ったレオナルドが、相手ゴールに迫る動きを見せたりもしたが、結果には繋がらず、スコアレスドローに終った。

最終的に、噛み合い過ぎた試合らしい結果に落ち着いた、という気もする。決定機は名古屋の方が多かったし、東京は枠内シュートをほぼ打てていなかった。ここまで毎試合のようにあった、ランゲラックがきわどいセーブをする場面は、ひとつもなかったはず。それを考えれば、名古屋の勝機は間違いなくあったはずで、それを物に出来なかったのは残念。東京は怪我人が多いなど、チーム状態は必ずしも良くなかったようなので、次回の対戦でどう転ぶかはわからないし。名古屋も、今、チームを引っ張っているユンカーや米本が、この調子でずっと行けるとは限らない。
ただ、雨の影響など、必ずしもコンディションに恵まれていたわけでもない状況下で、ある程度上位が計算できるチーム相手に、ここまで試合を運べたのは良かった。順調にチームが滑り出しているのは間違いないと思う。
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東京サポのみなさん。
20230318tokyo

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感想「テキサスのふたり」

「テキサスのふたり」 ジム・トンプスン 文遊社
1965年の作品。この著者の長篇の中では、最後期に近い時期になる。
テキサスを舞台にした小説で、プロのギャンブラーの男が主人公。彼には行動を共にしている妻同様のパートナーの女性がいて、この二人がテキサスの各地で遭遇する出来事を描いている。邦題の「ふたり」は、この二人を指しているのだろうが、原題は邦題とは少し違っている。あとがきによると、原題は意味が取りにくい言葉なのだそう。

主人公は財政上の問題を抱えていて、事情があって、そのことをパートナーにも話せない。自力で解決しようとするが、努力はすべて空回りして、事態はどんどん悪い方向へ向かい、破局の気配を濃厚に感じさせながら話が進んでいく。

トンプスンらしい展開ではあり、読んでいると結構しんどい。主人公は自伝的な要素がかなり取り込まれているキャラクターで、他にもある、そういう方向性の作品同様、アウトサイダーではあるけれど、本質的はいいやつなので、なおさらつらくなる。
ただ、トンプスンのノワールな一連の犯罪小説とは違い、ひたすら主人公を追い詰めていくだけではなく、彼の周囲にいるテキサスの個性の強い人間たち(敵も味方もいる)の列伝のような要素も、しばしば組み込まれているので、その部分が息抜きにはなる。

というか、この小説の読みどころは、主人公を巡る物語(波乱に富んだこれまでの人生の物語と、現在進行形のサスペンス色の強い物語が絡み合う)とともに、そうしたテキサスの人物や風土が描かれている所にあると思う。ヒューストン、フォートワース、ダラス、ビッグ・スプリングと舞台は移動していき、それぞれの都市の特徴が丁寧に描かれていく。どこまでが現実に見合った描写なのか、現代にも通じることなのかは分からないけれど、アメリカの小説や映画などでしばしば見掛ける、テキサスの独特な雰囲気を強く感じさせてくれる。

読んでいるとつらくなってくるので、なかなか読み進められなかったのだけど、読み終わってみれば、最後期らしい口当たりの良さもある作品だったかな、という気もする。再読すると、だいぶ印象は違ってくるかもしれない。

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J1リーグ第4節 柏対名古屋

2023.3.12(日) 15時 三協フロンテア柏スタジアム
観客 9866人 主審 中村太 副審 渡辺康太、村井良輔

 柏レイソル 0(0−1)3 名古屋グランパス
        (0−2)

 得点 41分 名古屋・ユンカー
    52分 名古屋・永井
    70分 名古屋・OwnGoal

現地観戦。

名古屋の先発は、前節鳥栖戦からの選手の変更は、3バックが丸山が外れて野上、右サイドが森下で、これらは水曜のルヴァン杯神戸戦と同じ。あとは前節のまま。

前半の柏は、個人の技術の高さと、ポジションにこだわらない自在な連携で、うまく試合を組み立てていたと思う。そうした柏の組織的な攻撃を、名古屋は人数を掛けた守備で防ぎつつ、3トップを中心にした速い攻撃を仕掛けていた。ただ、前半半ばくらいまでは名古屋が相手ゴールに迫る場面はあんまりなくて、五分の印象だったけれど、むしろ柏の方がゴールに近いかな、と思っていた。8分にはCKからの流れで柏にシュートを打たれ、毎度おなじみのランゲラックの好セーブでしのぐ場面もあった。
徐々に名古屋に勢いが出て来たのは前半が後半に入ってからだったと思う。29分に永井が、米本の縦パスから惜しいシュートを撃った。33分には野上からのロングボールを受けて、ゴール前で永井がGKと交錯。永井が危険なプレーで警告を受けたけれど、得点機という意味で、きわどいタイミングだったのは確か。試合序盤は存在感が薄く見えた永井が、この辺から目立ち始めた。
そして41分に、ユンカーがゴール前の混戦で、一瞬の隙を突くゴールを決めて、名古屋が先制。ロスタイムにもユンカーは、巧みなトラップからシュートを撃ったが、これはGKに阻まれた。
名古屋が1点リードで折り返し。

後半の柏は、ハーフタイムに投入された仙頭を中心にゴール前に攻め込んできた。
5分には左サイドからゴール前へボールが入り、シュートを撃たれたが、またもやランゲラックのスーパーセーブで防ぐ。
そして逆に7分、ユンカーの巧みなトラップからパスを受けた永井が鋭いシュート。きっちり決まって名古屋が2点目。
この辺からは名古屋の優勢ははっきりしてきて、安心して見ていられる試合になった。
28分には右サイドを駆け上がった森下が、ゴール前へ速いクロスを送り、ユンカーが待ち構える前で柏のGKとDFがクリアで交錯して、ゴール内へボールを送り込んでしまい、オウンゴールで名古屋が3点目。
そして名古屋が主導権を握ったまま、試合終了。名古屋が3-0で快勝。

名古屋はここまで、いい感じで来ているとはいえ、下位と思われるチームとの対戦ばかりなので、どこまで信用していいんだか、と思っていたけれど、柏相手にこういう試合が出来たとなると、信用していいのかな、という気がしてくる。
もっとも、今季の柏はまだ未勝利だし、実は下位候補なのかもしれないけれど(^^;、少なくとも前半の試合ぶりを見る限りは、チームに力はあるように思える。
名古屋は当面の勝ちパターンを、早くも見つけつつあるような気がする。人数を掛けて堅く守って、速攻で先制して優位に試合を運び、強力な前線で追加点を伺いつつ、人数を掛けて守り切る、という感じ。マッシモの時に比べると、先制した後も、さらに得点を狙える試合運びになってる所が魅力的だと思う。でもそれは戦術というより、明らかにユンカー加入の効果だなあ。
ユンカーはゴールやアシストの場面だけでなく、そこいらじゅうで見事なプレーを披露していて、見ていて楽しいし、素晴らしいんだけど、依存度が高くなりすぎるのは、昨年までの浦和でのユンカーの稼働ぶりを考えると、少し用心が必要に思える。
また、今後、対戦相手に研究されること、これから川崎や横浜など、本当に強力なチームと当たることなどを考えると、今の状況がどこまで続くかは、なんともいえないね。
それから、なんのかんの言っても、毎試合、危険なシュートは必ず打たれているし、GKがランゲラックでなければ、こういう状態にはなっていない。また、湘南から復帰した米本が第2節から出場して、1年間のブランクを埋めるような凄い働きぶりで、明らかにチームの好調に貢献しているのだけど、ここまでの奮闘をずっと続けるのは厳しいんじゃないか、とか。長い目で見ての、そういう不安要素はある。
ただ、酒井など、控え組も好調さを感じさせる選手が多いし、層はそれなりに厚い気がするので、不調になっても建て直しの手は打てるのでは、という期待は持ってる。その辺は、それこそ監督の手腕次第かな。
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名古屋サポのみなさん。20230312nagoya

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YBCルヴァン杯第1節 神戸対名古屋

2023.3.8(水) 19時 ノエビアスタジアム神戸
観客 4084人 主審 荒木友輔 副審 中野卓川崎秋仁

 ヴィッセル神戸 0(0-1)2 名古屋グランパス
          (0-1)

 得点 23分 名古屋・酒井
    75分 名古屋・酒井

スポーツライブ+での録画放送を録画で見た。試合結果は知ってた。

名古屋の先発は、3バックは丸山が外れて野上が入り、右が野上、左が藤井。ボランチは稲垣の代りに長澤。ただし、稲垣はベンチ入り。右サイドが森下、左サイドが内田。3トップはマテウスだけそのままで、左が重廣、中央は酒井。大幅に変えたというよりは、控えと先発が何人か入れ替わったという感じ。

立上り20分くらいまでは、神戸に支配されていた印象。開始4分には危険なシュートを打たれ、ランゲラックの好セーブで逃れたものの、以降もペースをつかめず、ボールを持ってもうまく組み立てられない時間が続いた。20分に野上が右サイドをドリブルで持ち上がり、中へ入れたボールを左から重廣が合わせに行ったのが、初めてのチャンスらしいチャンスだったと思う。ただし、シュートは枠を捉えられなかった。
しかしその3分後、ハーフウェイ付近での混戦でマイボールにすると、重廣が右サイドへ展開し、森下が持ち上がって中へ送り、ゴール前で重廣が合わせに行ったがDFにクリアされた所で、そのボールを拾った酒井がきっちり枠へシュートを飛ばし、名古屋が先制。
これ以降は一転して、名古屋優勢になった。シュートへ持ち込む場面は少ないものの、名古屋の方がゴールの可能性のある攻撃を多く仕掛けていたと思う。その流れのまま、前半終了。

後半は米本が稲垣に交代してスタート。現時点でのボランチの主力2人を、半分づつ使うという感じ?
名古屋の前半のいい流れは後半も続いたように思える。
68分には森下が和泉に交代し、和泉が左サイド、内田が右へ。
75分、内田が右サイドからゴール前へクロスを入れ、マテウスがシュート。これはGKに跳ね返されたが、こぼれ球を酒井がまたもきっちりゴールへ送り込み、追加点。これでかなり勝ちが濃厚に見えてきた。
79分に酒井とマテウスが、レオナルドと石田に交代。レオナルドは前線で精力的に目立った働きを見せていた感じ。
84分に長澤が新加入の山田に交代。長澤は今季初出場だったけれど、名古屋がペースをつかんでからは、きっちりやれていた印象。今のところ、ボランチの順番としては3番目なんだろうけど、今後、出場機会はあるだろうな。
ロスタイム、守備の混乱から神戸に決定的なシュートを打たれる場面があったが、またもやランゲラックがスーパーセーブで凌ぎ、失点を許さず、2-0で名古屋が勝利。

勝ったことも良かったけれど、ここまであまり(全く)出場機会のなかった重廣、長澤、山田といったあたりが、悪くないプレーを見せてくれたのも良かったと思う。まあ、神戸もベストメンバーではないにしても、手応えは感じる内容の試合だったんじゃないかな。
酒井は見事な決定力だったけれど、2点とも、前で他の選手が競り合ってこぼれた球を決めたもので、慌てずにしっかり狙えたのかなと思う。前に厚みがあって、こういう形が取れたと考えれば、そういう所もチームとして、うまくはまった試合だったのかな。
この試合のいい雰囲気をリーグ戦につないでいければいいな。
(2023.3.10)

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春季教育リーグ ヤクルト対楽天(3/8)

2023.3.8(水) 12時半 ヤクルト戸田球場
E 000520000 7
S 030210001 7
[H] E:澤野(下)

今年初めての野球観戦。春季教育リーグはイースタンリーグのオープン戦みたいなもの、と捉えているけれど、観戦したのはCOVID19の関係もあって久々で、多分、2019年以来。

先発投手はヤクルトが山本、楽天は高田孝。

山本は3回まで投げ、毎回走者を出しつつも、大事には至らず無失点で切り抜けた。去年シーズン途中にロッテから移籍してきた選手だけど、去年のイメージなら、これくらいはやるだろうという感じのピッチング。
一方、ヤクルト打線は2回に高田を打ち込んだ。あっさりツーアウトは取られたが、そこから5連続安打で一気に3得点。しかし3回は三者凡退だったので、これで試合は落ち着くのかなと思った。大外れ。
4回表、ヤクルトは山本に代えて下が登板。この下がひどい出来。先頭打者はアウトにしたが、その後から4安打3四死球で、7人連続の出塁を許し、一気に5失点して逆転される。
しかしその裏、今度は高田に対して、小森・川端がツーベース、さらに松井がスリーベースを打って、あっさり同点に追い付く。
だが、5回も続投した下の乱調は収まらず、澤野にツーランを食らって、また2点の勝ち越しを許す。次打者をアウトに取って2死にしたところで、さすがに交代。丸山翔がこの回を終らせた。
ところがその裏、高田の乱調も続いた。ヒット3本で1死満塁の後、小森に四球で押出し。ヤクルトが1点差に迫った。こちらもさすがに、ここで2番手投手に交代。吉川が登板し、あっさりゲッツーで締めた。
いかにもファームのオープン戦らしい、雑な試合になってきたので、もう帰ろうかと思ったのだけど、丸山と吉川がそれなりに好投したようには見えたので、もう少し見ていくことにした。そして6回は、双方三者凡退ですんなり終った。
丸山はこのまま8回まで投げ切り、3回1/3を被安打2、無失点で終えたし、内容的にも好投と言っていいと思う。5回までのだらけた試合を引き締めてくれたという印象。
楽天は7回から継投に入った。7回は竹下、8回は石橋。ヤクルトは、竹下に対しては2死満塁まで攻めたものの、得点にはならず。石橋からは松井がツーベースを打ったが、後が続かなかった。
9回表は、ヤクルトが今年移籍加入の尾仲を送り、無難に無失点で切り抜けた。その裏、楽天の投手は王。いきなり連続四死球で、ヤクルトは無死1-2塁にしたが、併殺で2死2塁。小森のヒットで2死1-3塁になったが、続く奥村が遊ゴロ。終了かと思いきや、ショートがセカンドへ投げた球が悪送球。3塁ランナー生還で、土壇場で同点になった。さらに逆転の可能性もあったが、次打者西村は三振に倒れ、試合終了。

最後は笑ってしまうようなオチだったが、5回までのぐだぐだな試合を考えれば、似つかわしい幕切れだったかも。それにしても、楽天の澤野はツーランを打ったり、タイムリーエラーに絡んだり、大忙しだったなと。
ヤクルトは、丸山翔の好投と、下の出来の悪さが印象的だった。下は少し気に掛けてる選手なので残念。調整がうまく行っていないのかな。
新加入の選手が何人か見れたのは良かった。澤井、橋本、西村、尾仲。強烈な印象の残った選手はいなかったけれど、尾仲は新人ではなく移籍組ということもあってか、それなりの雰囲気があるように思った。
ちなみに9回裏には死球を受けた西浦の代走で、一旦退った川端が再登場するという、公式戦では見られないような場面があった。

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J1リーグ第3節 鳥栖対名古屋

2022.3.4(土) 15時 駅前不動産スタジアム
観客 7773人 主審 小屋幸栄 副審 五十嵐泰之、船橋昭次

 サガン鳥栖 1(0−0)0 名古屋グランパス
        (1−0)

 得点 83分 鳥栖・長沼

DAZNで見ていた。
名古屋のスタメンは、前節から森下が外れて野上が入った。ポジションは同じ右ウィングバック。森下は故障があるということで、先発から外れたらしい。ただし、ベンチには入っていた。

前半の名古屋は、ここ3試合の中では一番良い出来だったと思う。引き気味な構えではあるけれど引き過ぎず、ボールに対する競り合いも積極的で、ポゼッションはそんなに低くなかったはず。高い位置でボールを持つ時間が長いのに伴って、ゴールに迫る決定機の数も増えた。12分にユンカーのミドルが枠を捉え、17分にはユンカー→野上と渡って、最後はマテウスがシュート。いずれも相手GK朴一圭に処理されて、得点にはならなかったが。
野上は森下のようなやみくもな突破は見せなかったが、積極的にボールに絡み、32分にはゴール近くでクロスに反応してきわどいシュートも放った。よい出来だったと思う。
鳥栖の方がボールを持っている時間は長めだが、ゴールに近いシュートを多く打っているのは名古屋の方という感じの流れだったが、前半のラスト10分に入ると、双方の決定機の応酬になった。そういう中で、ユンカーの決定的なシュートが朴に止められる一方で、ランゲラックも決定的なシュートを2発防ぎ、GKの働きが目立った。そのまま前半は0-0で終了。

後半に入ると、疲れからか、双方の勢いが少し鈍ってきた感じで、試合運びから鋭さが薄れて来た。膠着気味の中、名古屋は55分に永井を森下に交代。左サイドに入った森下は、強引なサイドの突破を繰り返し見せ、持ち味を発揮したが、ゴール前にはなかなかつながらない。一方の鳥栖もペースダウンしていたので、流れから失点しそうな気配は薄かった。
75分に、和泉と野上が酒井と内田に交代。しかしこの交代は、試合の流れを名古屋に引き寄せることにはならず、むしろ自ゴール前で長く鳥栖にボールを回されるなど、劣勢な気配が漂ってきた。

83分にユンカーがレオナルドに交代。その少し後、シュートを打たれて、ランゲラックがなんとか外へ弾き、CKになったが、このCKから鳥栖に決められて先制を許してしまう。
こうなると鳥栖は逃げ切りに入る。ベテランの小野の巧みな時間稼ぎなどもあって、名古屋は攻め手を満足に作れないまま試合終了。0-1での敗戦。

今季初の敗戦とは言え、試合内容自体は、森下の投入までは、今季の試合では一番うまく回っていたように感じたので、そう悲観するような敗戦ではないと思う。前3人の連携、それに加えたサイドとの連携とか、前半の試合運びには見るべきものがあった。
前半の勢いのある時間帯に先制出来ていれば、前2試合と同じような結果になっていたんじゃないかと思うから、まあ、紙一重だったかなと。
ただ、鳥栖も昨季の順位は下から数えた方が早いチームだし、そういう相手にきっちり勝てなかったのは、少し残念。チームの状況を見るには、柏戦でどういう試合が出来るかがポイントかなと思っていたが、この敗戦でそれがいよいよ重要になってきた気がする。
もっとも、その前にルヴァン杯の神戸戦が1試合あるが、そこはどういうメンツで臨むんだろうか。

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