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感想「図像観光」

「図像観光」 荒俣宏 朝日新聞社
1986年に出た本。副題は「近代西洋版画を読む」。
3月いっぱいで閉店するという古書店(浦和の金木書店)に、たまたま通りすがって、店内を見ている中で見掛けて、興味を引かれたので、せっかくなので買ってみた。
著者の近世ヨーロッパで出版された版画本のコレクションを紹介する内容。精密に描かれている美麗な図版を眺めているだけでも面白いかなと思ったのと、西洋の絵には、描かれている構成要素にいちいち意味がある、みたいなことを聞きかじっているので、荒俣宏のことだから、その辺の蘊蓄も楽しめるかもと思って読んでみた。
その辺の期待は、一応、間違ってはいなかったと思う。「前口上」で著者も、画像を読み解いていく「観光」を意図しているという、本書の意図を語っている。荒俣の様々な知識の披歴は面白かった。ただ、図版を楽しむには、残念ながら版型が少し小さすぎたと思う。荒俣が、この絵はここがこうなっていて、みたいな説明をしている箇所も、図版が小さすぎて、いまいちよく分からなかったりした。やはり現物のサイズで見ないと、本当の面白さは分からないような気がする。
(2023.4.30)

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