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ルヴァン杯準決勝第1戦 福岡対名古屋

2023.10.11(水) 19時 ベスト電器スタジアム
観客 6980人 主審 飯田淳平 副審 聳城巧、坊薗真琴

 アビスパ福岡 1(1−0)0 名古屋グランパス
         (0−0)

 得点 45+3分 福岡・鶴野

スポーツライブプラスで見ていた。

名古屋の先発は、前の試合(リーグ戦のビジターの広島戦で、1-3で完敗した)から大きく変えてきた。まあ、そもそも、その広島戦の先発自体、そこまでの試合からかなりいじっていたのだけど、それはともかく。
3バックは左が河面から丸山に変更。ボランチは前の試合が稲垣の1ボランチでスタートしたのを、稲垣と山田の2人。2人で組んだ試合では、このところ、稲垣の相方は内田が定番だったのを変えてきた。左サイドが森下から和泉、右サイドが野上から森下に変更。前3人は前田、永井、中島で、中島はU-21対応で必要な起用だけど、ここのところ、前田と組む先発のFWはユンカーだったのを永井に変えてきた。

意図が想像できる所もあれば、そうなの?と思う部分もあったが、まあ、見てみようかという感じ。
ちなみに福岡も、日曜に天皇杯の準決勝をやったばかりで、その試合から先発を10人入れ替えていたそう。天皇杯の先発は、先日リーグ戦でやった時のメンバーが揃っていたようだったから(そんなにちゃんと確認はしてないが)、ある意味、控え主体のメンバーなのかな、という気はした。結局、決着がつくのは第2戦だから、第1戦は引分け狙いくらいのつもりかもしれない、とか、ウェリントンが先発ということで、少し戦い方を変えてくるのかも、とか、漠然と思っていた。

試合の立上りは、最初からやられ放しだった印象のあるリーグ戦の時よりは、五分に近かったように感じられ、やはり控え主体のメンバーなのかなと思ったのだけど、結局は、次第に福岡が主導権を握る展開になっていったように思う。それでも、ゴール前を崩し切って来るほどの攻勢ではなかったし、30分頃から、名古屋の攻勢が目立ち始めた。34分に永井のパスを中島が捌いて、ゴール前に右から入って来た前田が受けて鋭いシュート。GKに阻まれたが、名古屋にいい流れを呼び込みかけたと思う。
しかし37分に福岡は、足を痛めた平塚を紺野に交代。ここが分かれ目になった感がある。これ以降、紺野に左サイドから崩されて、危ない場面が続き、ロスタイムに、ついに紺野の入れたクロスを、逆から入って来た鶴野に合わされて失点。ディフェンスの人数は揃っていたのに、ゴール正面にいるウェリントンに気を取られて、鶴野はノーマークだったし、そもそも紺野の動きに誰もついていけていなかった。完全にやられてしまった失点。

後半は中島がユンカーに交代してスタート。立上りは名古屋が攻め込む場面が続き、前田が惜しい場面を作ったが、得点には至らず、また流れが福岡に行き始める。
それでも後半は、福岡が慎重な試合運びに転じた気配があり、前半よりは名古屋がボールを持つ時間は増えていたと思う。しかし攻めきれない。選手同士の連携が機能しないし、1対1で名古屋の選手が競り負けることも多く、ボールを奪われて反攻される場面がやたらと目立った。
74分に山田、前田、永井を内田、森島、貴田に交代。
山田を内田に代えるのはともかく、点を取りに行かないといけない状況で、2人のFWを森島と貴田に代えるのはどうなんだろうと思ったし(とはいえ、他に誰かいるかといえば、居ないのも確かだな)、ここから名古屋が攻勢に転じた気配もあまり感じられなかった。
最終盤はさすがに名古屋が福岡のゴール近くで攻め立てたものの、決定的な場面を作ることなく試合は終了。終盤に、警告を受けている選手を交代させる余裕も見せて、手堅く守った福岡が、1-0で第1戦を物にした。

もっとも、名古屋は第1戦を失ったとはいえ、実質、180分1本勝負みたいな試合なので、それほど大きなダメージではないんじゃないだろうか。後半90分をホームで戦うわけで、1点のビハインドはそれほど重くないのではと思う。チーム状態は決して良くないけれど、広島戦や札幌戦のように、ユンカーが個人技でどさくさで得点するというのは十分期待できるし、前田が次第に調子を上げている気配も感じられる。得点さえできればなんとかなるわけで、勝機はあると思う。

ただ、チーム状態の悪さは、それとは別問題として、深刻に思える。まだリーグ戦を5試合残している現状で、それなりの結果も期待できないようだと、さすがにいろいろと雑音が出てきそうな気がする。タイトルを取ってしまえば、そんなものはどうでもよくなるのかもしれないが(マッシモの時は、そうはならなかったが…)。
もっとも、長谷川健太の来季の続投は決まったようだし、チームとしては、今年のこの先の結果は気にしないという方向なんだろうから、実際に何かが起きる可能性は、ほぼないだろうが。
ちなみに、個人的には、マテウス離脱後にチームが低迷し始めたのは仕方ないと考えているので、長谷川健太とチームが、今年はここまでと割り切っているとしても、やむを得ないと思っているし、特に苦情を言いたいとは思わない。だからといって、来年に過大な期待を持ってもいないけど。

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